みなさん、「へしこ」をご存知ですか?
へしことは、日本で伝統的に作られてきた、鯖(さば)などを使って作る糠漬け。一度味わったらやみつきになった…なんて人も多い、人気の高い珍味の一つです。
今回は、このへしこの美味しさ、魅力にせまってみたいと思います♪
青魚を塩漬け・糠漬けで熟成させる伝統的な保存食・へしこ
へしこは、もともと日本海側の地域で作られてきた保存食。「へしこ」という名前は漁師さんが重石をかけて樽に魚を「圧しこむ(へしこむ)」に由来しています。
作り方は、鯖などの青魚を塩漬けした後、1〜2年糠に漬けて熟成させる…というもの。じっくり寝かせることで、しょっぱい中にも旨味が凝縮されたコク深い味わいが生まれ、その味はたとえるなら“和製アンチョビ”というところでしょうか。
食べ方は、ごはんに乗せてお茶漬けにするのが定番ですが、焼いたりお刺身にしたりしてもOK。おかずにもお酒の肴にもぴったりの、まさに万能珍味なんです。
栄養成分が豊富な鯖のへしこ
へしこといえば、人気があるのはなんといっても鯖ですが、実は、鯖は栄養成分が非常に豊富な魚。
鯖の中には、良質のたんぱく質をはじめ、細胞を再生したり血液の循環をよくしたりする作用があるビタミンB2、さらにビタミンB6やビタミンD、血液をさらさらにしてくれるEPAや中性脂肪を減らしてくれるDHAなどが含まれています。それだけに、鯖を使って作るへしこもまた、美味しいだけでなく栄養たっぷりの食材。いただくことで、身体を健やかにする成分を摂取することができます。
初めて食べる人におすすめ!塩味控えめのマイルドな「へしこのオイル漬け」
へしこを食べてみたい…と思った人に、ぜひおすすめなのが、発酵食品ブランド「10%Iam(テンパーセントアイアム)」から1月に発売された新商品「へしこのオイル漬け」です。
こちらは、滋賀県産の無農薬の米ぬかで熟成したへしこを米油に漬け込んだオイル漬け。塩味控えめのへしこを使用して、初めての人にも食べやすいマイルドな味に仕上げました。
そのまま食べても美味しいのですが、パスタや炒め物とも相性抜群◎。今回は、このオイル漬けを使ったアレンジレシピもあわせてご紹介しましょう。
・アレンジレシピその1…「へしこのペペロンチーノ」
材料:スパゲティ150g
へしこ3切れ
「へしこのオイル漬け」の油大さじ2
にんにく一片(みじん切り)
鷹の爪1/2本(輪切り)
塩こしょう
乾燥パセリ
作り方:1.タイミングをみてスパゲティをゆではじめる。
2.フライパンに油とニンニクと鷹の爪を入れ、弱火で炒める。香りが立ったらへしこを加える。
3.ゆであげる直前のゆで汁をお玉一杯分加え、強火にして手早くかき混ぜ乳化させる。
4.味見をして塩こしょうでととのえる。
5.ゆでたスパゲティを入れ、ざっと炒めあわせる。盛り付けて乾燥パセリを適量振りかける。
アレンジレシピその2…「キャベツのへしこ炒め」
材料:へしこのオイル漬け」の油 大さじ2
へしこ3切れ
キャベツ5〜6枚(ざく切り)
にんにく一片(みじん切り)
黒こしょう
作り方:フライパンに油とにんにくを入れ香りが立つまで弱火で炒める。キャベツを加え強火で炒め、しんなりしたらへしこも入れて混ぜる。味見して塩こしょうで調整する。
独特の旨味を味わえて栄養たっぷりの昔ながらの食材・へしこ。まだまだ寒い日が続く今の時期の栄養補給にもぴったり!日本で長く愛されてきた珍味の味わいをぜひ一度お試しください♪
【商品情報】
名称:へしこのオイル漬け
原材料:食用こめ油(国内製造)、へしこ(さば(ノルウェー産)、食塩、米ぬか、唐辛子)
内容量:40g(固形量10g)
賞味期限:製造日より60日(常温)
定価:530円
オンラインショップ:https://10iam.shop/?pid=156766290
フリーライター。エンタメやオタク系コンテンツを中心に仕事をしていますが、文房具や100均・300均アイテムも大好きです。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます