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コラム

「足」と「脚」はどう違う!? 似て非なる言葉の世界 vol.2

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「足」と「脚」はどう違う!? 似て非なる言葉の世界 vol.2

似ているけれど、使い方に迷う「似て非なる言葉」ってありませんか?

微妙な違いから大きな違いまで、使い分けられたらちょっと自慢できそうな二つの言葉をご紹介していくシリーズ、第2回は、簡単そうなのに意外とわからないこの二つです。

「歩きすぎて足が棒のよう」とか「大根足」とか、日頃なにげなく使っている「足」。
でも「あし」にはもうひとつ、「脚」という漢字がありますよね。

たとえば「椅子の脚に足をぶつけた」などと書きたいときは、自然に使い分けていると思いますが、どっちだったっけ?と迷ってしまうことも。
「足」と「脚」、明確な違いってあるのでしょうか?

まず「足」は、くるぶしから先の部分を、「脚」はくるぶしより上を指すという説。
それに当てはめてみれば、上で出した例「足が棒のよう」で、棒のように疲れたのは足首より上も下も含まれていますので、「足」でも「脚」でも良さそうです。

では「大根足」はどうなんでしょう。
立派な大根のようなのは、多くの場合ふくらはぎの部分のはずです。
そうなると「大根脚」が正しいのでしょうか。
でもこの場合、一般的に使われているのは「大根足」という書き方なので、こちらで良いようです。

さらに、「あし」を表す漢字にはもう一種類「肢(し)」があり、この「肢」を入れた「足」「脚」「肢」の3つで使い分けるという説があります。

悪いことから「足を洗う」、などのように、人間の「あし」を表す場合には「足」を、「馬脚(ばきゃく)をあらわす」などのように、動物の「あし」を表す場合には「脚」、「前肢(ぜんし)=前あしのこと」などのように、昆虫に使う場合は「肢」を使うことが多いよう。
「あし」ひとつとっても、奥の深い日本語ワールドです。

ちなみに、江戸時代前半まで、日本の大根は細くてすらりとしていたそうで「大根足」というのは、白くてほっそりしたふくらはぎのことを表すもの、つまり、褒め言葉だったのだとか。

どことなく昭和感漂う言葉となってしまいましたが、なかなか風情のある「大根足」とリビアも、「足」と「脚」の使い分けといっしょに、ぜひ覚えておいてくださいね。

では次回をお楽しみに…。

まとめ/伊波裕子

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