ウイスキーをコーラで割ったコークハイは、ウイスキーの苦さをコーラの甘さがカバーしてくれるので、ウイスキーはあまり飲めないという人にもおすすめの飲み方です。
今回は、コークハイの作り方やアレンジレシピ、コークハイを作る時におすすめの銘柄などをご紹介します。
コークハイとは?
コークハイは、ウイスキーをコーラで割った飲み物です。ウイスキーを炭酸水で割った飲料はハイボールですが、炭酸水の代わりにコーラを使ったのがコークハイボールで、略してコークハイと呼ばれています。また、英語圏ではウイスキーコークと呼ばれています。
ウイスキーの度数は他のアルコール飲料と比べるととても高く、ウイスキーの種類にもよりますが大体40〜43度が平均的な度数とされています。ビールやワインのアルコール度数は約5〜15度なので、かなり高いアルコール度数であることがわかります。コークハイはウイスキーをコーラで割るため、ウイスキーとコーラの割合によってアルコール度数も変わってきます。ウイスキーとコーラを1:3の割合で作るコークハイなら、アルコール度数は10〜15度程度になるでしょう。
コークハイは、ウイスキーにコーラの甘さが加わることによって飲みやすくなるのですが、ある程度のアルコール度数があるので、お酒の弱い人は少し注意が必要です。自分で作る場合はコーラの割合を多くして度数を抑えたり、逆にアルコールを強めにしたい時やウイスキーの味わいをより楽しみたい時はウイスキーの割合を多めにしたりして調節できます。
コークハイの作り方
コークハイは材料さえそろえば自宅でも簡単に作れます。コンビニやスーパーでも手に入るものなので、気軽に作れるのも魅力ですね。
【材料】
・ ウイスキー
・ コーラ
・ レモン
・ 氷
・ グラス
・ マドラー
作り方
1. グラスいっぱいに氷を入れ、ウイスキーをグラスの3分の1ほど注ぎます。
2. 同じグラスにコーラをゆっくりと注ぎ入れたら、マドラーを使って下から上に向かってかき混ぜます。
3. レモンはお好みでスライスしてそのまま入れるか、搾り入れて完成です。
コツ
ウイスキーは軽いので、グラスの上の方にたまりやすいのが特徴です。かき混ぜる際は、マドラーを使って下から上に氷を持ち上げるようにして混ぜると、混ざりやすくおいしく仕上がります。また、炭酸が飛ばないように丁寧にゆっくり混ぜるのもコツです。ウイスキーの量を調節したり、コーラやウイスキーの種類を変えたりしてみても違った味わいを楽しめるので、自分の好みの銘柄や量を探してみるのも楽しいですよ。
アレンジレシピ
コークハイはそのまま飲むのもおいしいのですが、アレンジを加えた楽しみ方もおすすめです。
1. ホットコークハイ
温かいホットコークハイは、寒い季節にピッタリな飲み方。コーラは煮物にも使われることがあり、温めると深みが増します。アルコールも体を温める作用があるので、冷えた体をポカポカにしてくれそうですね。
作り方
① コーラを耐熱性のカップに入れ、電子レンジで約1分温めます。
② ウイスキーをカップに加え入れ、レモンやライムを入れて完成です。
2. 焼酎を使ったコークハイ
ウイスキーの代わりに焼酎をコーラで割ったコークハイもおすすめ。ウイスキーをコーラで割った飲み物をコークハイと呼びますが、焼酎をコーラで割ったものもまた、お店によってはコークハイと呼ばれています。焼酎もコーラと組み合わせることによって飲みやすくなるので、焼酎に飲み慣れていない人にもおすすめです。
作り方
① グラスにレモンを搾り、氷を入れます。
② 焼酎とコーラが1:2の割合になるようにまず焼酎を注ぎ、次にコーラを加え入れて混ぜ合わせればできあがりです。
3. 柑橘系フルーツ+コークハイ
コークハイの作り方でも材料にレモンを含めていましたが、他にもオレンジやライムなどの柑橘系のフルーツを絞ったり、添えたりするだけで爽やかさが加わります。レモン味のコーラもあるように、コーラの甘さを抑えながらすっきりとした味わいが楽しめます。コーラの甘さが少し苦手という人で、アルコールの量は増やさないようにしたいという人におすすめの飲み方です。
おすすめのウイスキー
ウイスキーと言っても、原産国や味、香りまでさまざまな種類があります。どうせなら、コークハイに合うウイスキーを選んでおいしいコークハイを楽しみたいですよね。コークハイにおすすめのウイスキーをピックアップしてみました。
1. ジムビーム
コークハイと相性が良いウイスキーとしてあげられるのが、アメリカのケンタッキー州バーボン郡で作られているバーボンウイスキーです。ジムビームもバーボンのひとつで、日本でも入手しやすいウイスキーです。すっきりとした後味は、コーラの甘さとの相性も抜群です。
2. ジャックダニエル
ジャックダニエルをコーラで割った飲み方はコークハイの中でも「ジャックコーク」と呼ばれるほど愛されている組み合わせです。まろやかな味わいとメープルやカラメルのような甘い香りが特徴で女性でも飲みやすいウイスキーでもあります。
3. メーカーズマーク
1本1本ハンドメイドで同じデザインがない赤い封蝋がトレードマークのメーカーズマークは、丁寧な手作業で仕上げられた最高品質のバーボンとも言われています。オレンジやバニラのような香りがコーラともマッチします。
4. トリスエクストラ
トリスと言えばハイボールを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。トリスエクストラはハイボール用に作られたウイスキーで、スパイシーで爽快な切れ味が特徴です。甘いコーラとの相性も良好。また、お手頃価格なので、コークハイをとりあえず試してみたいという人にもおすすめです。
5. ボウモア
アイルランドのアイラ島という島で作られるボウモアは、スモーキーな中にもフルーティーさが感じられ、スコッチウイスキー初心者にも飲みやすいのが特徴です。コーラの甘さと相性が良いので、スコッチウイスキーを試してみたい人にもおすすめですよ。
まとめ
コークハイは、度数が強いウイスキーをコーラで割ることによって飲みやすくしたお酒です。ウイスキーとコーラがあれば自宅でも簡単に作れて、ホットコークハイや焼酎のコークハイなどのアレンジレシピで楽しむこともできます。ウイスキーの中でも特にバーボンはコーラとの相性が良く、コークハイをおいしく作ることができます。
ウイスキーの種類やコーラとの比率を変えるだけでも異なる味わいを楽しめるので、ぜひ自宅でもコークハイを楽しんでみてくださいね。
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名前によって損したり得したりしているアラサーフリーライターです。昨年突然の湿疹を伴うアレルギー症状に見舞われ、食事や生活習慣を改善したことで克服した経験から、オーガニック食品や漢方などに興味があります。
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