料理レシピでよく見る「塩 小さじ1杯」「しょうゆ 小さじ1杯」といった小さじの表記。では、塩やしょうゆの小さじ1杯は何グラムか、みなさんご存知ですか?今回は調理に必要な分量の目安や、正確な量り方についてご紹介します
小さじ1杯は、容量で表すと「5ml」です。では、小さじ1杯は5gなのでしょうか?答えはノーです。「ml」は体積を表す単位で重さとは異なるため、1ml=1gとは限らないからです。
よく使う塩、小さじ1杯だと何グラム?
では、よく使われる調味料の代表、塩の小さじ1杯分について調べてみましょう。
まずは、量り方です。計量スプーンの上にたっぷりと塩を乗せてから、スプーンなどの柄を水平に滑らせ、余分な塩をすりきります。この状態のものが「小さじ1杯」です。
塩小さじ1杯は6g。ちなみに、大さじ1杯だと18gです。
また、粗塩など粒の大きい塩の場合は、小さじ1杯は約5gとなります。
計量スプーンが家にない!そんな時「小さじ1」の量り方は?
ところで、自宅に計量スプーンがない場合、どうやって小さじ1杯を量ったらよいでしょうか?簡単にできる方法をご紹介します!
●ペットボトルのフタで
そんなときに使えるのが、ちょっと意外ですが「ペットボトルのフタ」。
ペットボトルのフタの容量は7.5mlと規格が決められているのだとか。なので、小さじ1杯(5ml)はペットボトルのフタの2/3量を目安にすればいいということ。
ちなみに大さじ1杯だとペットボトルのフタ2杯分ですね。
ティースプーンなどで量る方法もありますが、これだと容量がまちまちなので、ものによって差が出てしまいます。
●指でつまんで
レシピ本でよく見る「ひとつまみ」も、分量を知っておけば、いざというときに役立ちます。ひとつまみとは、親指、人差し指、中指の3本でつまむことを言い、重さの目安は1g。
そのため、小さじ1杯=6gを量りたい場合は、6つまみすればだいたいOK!
しょうゆや砂糖、小麦粉などさまざまな調味料の小さじ1は何グラム?
毎日の調理でよく使う調味料や小麦粉などの粉ものの「小さじ1杯」は何グラムなのでしょうか?「小さじ1杯」「大さじ1杯」の重さをここで一気にご紹介します。調理の際の参考にしてくださいね。
ちなみに、酢やしょうゆなどの液体を量るときはときは、計量スプーンからこぼれ落ちる直前くらいまでなみなみと注いで量るのが正しいやり方です。
■基本の「さしすせそ」を覚えておくと便利!
●上白糖(グラニュー糖) 小さじ1=3(4)g 大さじ1=9(12)g
●食塩(天然塩) 小さじ1=6(5)g 大さじ1=18(15)g
●酢 小さじ1=5g 大さじ1=15g
●しょうゆ 小さじ1=6g 大さじ1=18g
●みそ 小さじ1=6g 大さじ1=18g
■おなじみの調味料の分量も知っておこう!
●ソース 小さじ1=6g 大さじ1=17g
●トマトケチャップ 小さじ1=5g 大さじ1=15g
●マヨネーズ 小さじ1=4g 大さじ1=12g
●油 小さじ1=4g 大さじ1=12g
■粉ものは、軽い分グラム数も少ない
●小麦粉(強力粉/薄力粉) 小さじ1=3g 大さじ1=9g
●片栗粉 小さじ1=3g 大さじ1=9g
●コーンスターチ 小さじ1=2g 大さじ1=6g
容量(ml)と重さ(g)は同じじゃない!正しい量り方と量を覚えて活用しよう!
同じ小さじ1杯でも、塩や砂糖、しょうゆ、小麦粉、油など種類によって、重さが結構変わりますね。
計量スプーンがないときは、ペットボトルのフタなどで代用することも可能ですが、小さじ1杯のグラム数をチェックして、量りで計量するとより正確です。
逆に、レシピ本などで分量がグラム表記されていて、計量スプーンはあるけど量りがない。なんてときにも、小さじ1や大さじ1が何グラムかがわかれば、対応することができますよね。
上手に調理に役立ててくださいね!
まとめ/龍 タラ
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