女性の社会進出が進む現代の子育て事情はけしてラクではないことだと言えます。そのようななかで、体力さえあればもう少し楽に子育てができるのにと思う人も多いのではないのでしょうか。子育てひとつだけでも手間がかかることであるのに、仕事に家事にと、複数のタスクがある状態は、実際多くの人にとっても体力の要ることなのです。そこで、体力ない人は子育てをどのように乗り切っているのかのコツを知るべく、アンケートを取ってみました。
体力に自信のない人はどうやって子育てを乗り切っているの?
【周囲の協力を得る】
・一人で抱え込まず、回りの協力を得ることです。自分がつぶれたら終わりです。助けてくれる人には素直に甘えましょう。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・ママ友をつくって、足りない体力を補い合って協力して子育てをする。(50代/女性/専業主婦(主夫))
・子育てサークルや子育て支援センターなどに積極的に参加し、ママ友みんなで子供を見るという状況に身を置いていました。支援センターの職員さんにアドバイスをもらったりもしました。(40代/女性/派遣社員)
アンケートの結果、一人で抱え込むには体力の限界があるため、助け合いが大切だと考える人が多いということがわかりました。ママ友をつくったり子育てサークルに入ったりすることで、助け合っていくことは理にかなっています。昔の子育ては、近所の人や周囲に支えられていたといいますが、現代でも同じような状態を意識的に創り出していくことがキーポイントになりそうですね。
【完璧でなくてもOK】
・完璧な育児を目指さず、6割くらいの力でオーケーと自分に言い聞かせると気分が楽になり、体への負担も減ります。(40代/女性/個人事業主)
・完璧主義にならない。遠慮なく人に頼る。離乳食や食事も体がきついときはレトルトなどにする(最近は良い子供用レトルトがあります)(30代/女性/正社員)
・いろんなことに良い意味で手を抜くことじゃないかと思います。オムツや食材の買い物はネットで済ませたり、預けられる人がいれば、ほんのちょっとの時間でも預けたりするなど。(30代/女性/個人事業主)
結果を見ると、子育ては体が資本になるので、無理して何もかもこなそうと思う必要はないと考えている人が多いようです。真面目な人ほど、すべてをこなせることが理想の状態と捉えてしまったり、なにかと気後れして人に頼れないことがあったりします。しかし、子育てに関しては仕事や学業とは違い、がんばれば成果が出るものではありません。正解や終わりがないからこそ、肩に力を抜いて自然体で楽しむことが賢い向き合い方なのでしょう。
体力がなくても子育ては何とかなる
エネルギーの有り余る子どもに立ち向かうには、本当に体力の要ることです。しかし、工夫や気持ちの持ち方次第では体力ない人でも、何とでもなってしまうものなのです。子育ての大変さは、程度の差はあっても多くのママが経験するものです。たくさんのママが同じように感じているため、決して一人で抱え込むことではありません。身内や育児支援などの得られる助けを上手に利用し、ママ友ともできるだけ協力し合うことで体力・精神ともに負担が軽減されるでしょう。
■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性 【子供】有り
■調査期間:2019年02月22日~2019年03月08日
■有効回答数:100サンプル
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