「それ、どこの?」と聞かれて答えたら、次の日まったく同じものを着て登場……そんな「まねっこママ」があなたのそばにいるかもしれません。
今回は、なんでもかんでもマネっこする「まねっこママ」の実態をママ100人に聞きました。
「まねっこママ」はいつも隙を狙ってる⁈
「行事後に話していたママ友、『その服かわいいね』とほめられ、素直に『ありがとう』と喜んでいました。すると、次に会った時ほとんど同じコーディネートで走り寄ってきた」(専業主婦/66歳)
「本当は持っていないのに『それお揃いかも?!◯◯(店)のヤツだよね?!』とデタラメな店の名前を挙げてどこで買ったのか聞き出す。後日、前から持っていたかのようにマネっこしている」(専業主婦/36歳)
「とにかく人が持っているもの、洋服、なんでも真似したがるママ友がいます。『えー!これ可愛いー!』『私も欲しいー!』『どこで買ったの?』と気にならない人は良いですが、私はかなり引いてしまうのであまり近づかないようにしています」(専業主婦/40歳)
「数年ぶりに友達から連絡が来たと思ったら妊娠の報告。『周りに妊娠・出産している友達いないから、いろいろ教えてね』と言われ、いろいろ自分の体験談を話したりしてまた仲良くしていました。気付いた頃には、かかりつけの産婦人科、出産する病院、マタニティグッズや出産準備グッズなどすべてコピーされていました」(専業主婦/26歳)
そっくりそのまま真似するなんて大胆すぎ。しかも本人は悪気ゼロだから、とっても厄介ですね!まねっこママが情報を聞き出す手口は隙を狙ったかのように巧妙。「それどこの?」と聞かれたら反射的に答えがちですが、あまりにしつこいようであれば、質問に質問で返してみるのはアリかも。
エスカレートする⁈ 子どもの洋服から習い事まで「まねっこ」
「近所に同学年の子供を持つ家庭があるのですが、習い事を始めると対抗するかのように習い事をさせる。でも絶対に同じ物にはせず、同じジャンルだけど違うもの(相手はスイミングで自分の子は野球など)を選んでいる」(専業主婦/36歳)
「子どもの習い事を同じにしたがる人がいます。『何か習い事をしている?』と聞かれて、『ピアノと、英語と、水泳』と答えると『うちもやらせたいと思っていた』と。どこの?いつ?と色々聞かれたので答えたら、翌月からすべて同じ先生、同じ時間帯で始めていました」(専業主婦/37歳)
「幼稚園の親子遠足の準備で新しい鞄や靴をそろえ、どんな物を買ったのか聞かれたので実物を見せたところ、遠足当日にママ友は、全く同じ鞄を持ってやって来ました。『可愛かったから買った』と言われましたが、複雑な気持ちになりました」(パート・アルバイト/38歳)
「うちの娘がリカちゃん人形にハマれば同じようにリカちゃんの洋服シリーズを子供に揃えて買い与えたり『お金を渡すからお揃いの弁当巾着や絵本バッグを縫ってくれ」と言ってきたりするママ友がいます。100均で買えばいいのにと、うざったく思います」(パート・アルバイト/31歳)
他にも「何でも良いものを教えるとすぐ試して自分のブログにアップします。どうやらアフィリエイトで稼いでいるらしい」といったエピソードも。「それ、私が教えたやつですね!」なんて直接ブログにコメントできるはずもなく、泣き寝入りするしかなさそう……。
真似されてしまうのって今回だけかなと思いきや、まねっこママは「良い」と思ったものにはとっても敏感。一度遭遇してしまったら、何度も真似されてしまう覚悟は必要かもしれません。
やっぱり「自分らしさ」が大切!
そんな「まねっこママ」に対して、ママたちが日ごろから気を付けていることを聞いてみました。
「なんでもマネをするのは、自分らしさを持っていない人だと思います。『これ、おすすめだよ!』と言われたものをまず使ってみる。そういった共感性や誰かに歩み寄ろうとする姿勢はいいのですが、考えもなしにすべてマネをしてくる方とは少しずつ距離を取って、仲良くしないように(マネされないように)します」(正社員/30歳)
「参考にするのと真似をすることは紙一重のような気がします。真似をされて、それをさも自分の発案のようなことにならなければ気を害する事はないと思いますが。見ている人はちゃんと知っているので……」(専業主婦/36歳)
「マネされるのは好きではないので、常に独自のワンポイントマークをつけるようにしています」(正社員/35歳)
「出来るだけ、限定の物を買っています。また、私は背が低めで痩せ気味体型なので、小さくないとまず着られないような服を買って着ています。靴もオシャレなキッズの物を履くときもあります」(専業主婦/32歳)
「自分は出来る限り、ママ友の真似にならないように努めています。偶然、同じ洋服や小物を持っていたら、こちらが手放すこともあるほどです」(専業主婦/42歳)
自分が気づかないうちに「まねっこママ」になっているかもしれない…と考えるというのは盲点!できる限り、オリジナルのものを身に着けるように心がければ、どちらの心配も防げそう。
ママ友とのお付き合いとなると苦労は尽きませんがどんな状況でも視野を広げつつ、上手にお付き合いしていけるといいですね。
※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
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ライター。無印良品らぶ「ムジラー」。女性サイト編集スタッフを経て、現在はWeb媒体を中心にコラムを執筆。ジャンルは恋愛、美容、マンガ書評など。趣味は資格勉強、最近では日本化粧品検定2級を取得。たのしく、やさしく、すこやかに。
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