世界中を旅しては、その土地の喧騒を聞きながら現地の人に混じってローカルフードを食べ歩く著者・低橋さんが、庶民派食堂に屋台飯、売店の軽食から自炊まで、マニアックな旅ごはんを旅の情景とともに紹介してくれます。
今回の舞台は中央アジアでいちばん大きな国、カザフスタン!ダイナミックな肉食的旅ごはんをお届けします♪
カザフスタンってこんな国
【DATA】
国名:カザフスタン共和国
面積:約272万4900km²
人口:約1980万人(2024年)
首都:アスタナ
言語:カザフ語が国語(ロシア語は公用語)
でっかい国のでっかい色々
カザフスタンは中央アジアで一番大きな国です。国土が広けりゃ街も広いということで、建築はズシンと重厚、道もどこまでも長くて目的地に全然辿り着けません。旧ソ連圏ですので、そちらの風景ともイメージが重なりました。
一方、人々のお顔立ちは、東アジアのルーツを感じる方をよく見かけたように思います。
列車の車窓からは地平線が見えました。遊牧文化から全国土草原くらいの想像をしていたら、かなり大きな砂漠があってラクダもいて、イメージとの相違に大興奮しました。
カザフスタン最大の街アルマトイの街角。立ち並ぶコンクリートの塊に妙なロマンを感じる。
カザフスタンで食べたのは?肉と芋の煮込み「クイルダク」
宿のキッチンでクイルダク作り
カザフスタンの馬肉事情
カザフスタンでとくに印象深かったのが、馬肉メニューの豊富さです。市場の馬肉ブースに加え、スーパーに並ぶ品々にも馬の挿絵をよく見かけました。
遊牧民が多く住み、冬季は極度に冷え込むカザフスタン。馬はあらゆる意味で、遊牧民の命を繋ぐ大切な存在なのだと思います。
アルマトイ中央バザールの精肉売り場。牛、豚、鶏、羊、馬のブースは大体同程度の広さがあった。
肉の缶詰や加工肉。馬肉ソーセージも定番。
カザフスタンで食べたもの
円安の影響もあったかと思いますが、カザフスタンの物価はそこそこ高く、日本と同じくらいに感じました。
金欠旅行者の私は毎日外食が厳しかったので、軽食やスーパーのお惣菜コーナーをよく利用しました。
馬肉シチューの缶詰
馬肉9割、玉ねぎ1割という感じのシチュー。やや獣臭がしたが、そういうのも好きなので口に合った。
街の売店で買ったサムサ
パンとパイの中間みたいなサクサク生地に、羊っぽい粗挽き肉が入っていた。
カスピ海のお魚フライ
スパイスしっかり衣サクサクのお魚フライ。カスピ海に面した町アクタウの指差し食堂でいただいた。
にんじん料理
〈左上から時計回りに〉にんじんと生魚のマリネ、にんじんとソーセージのサンドイッチ、にんじんの和え物。やたらとおいしいカザフスタンのにんじん料理。にんにくや香辛料が効いている。
スーパーのお惣菜コーナーのにんじんサラダ。
画像翻訳機能が本当に便利
読めないメニューを指差し注文するのが冒険的で好きです。
でもカザフスタン料理は「(とんでもない量の)肉!!」みたいなものも多いので、流石に怖くて挑めませんでした。
現地語のメニュー画像をそのまま翻訳してくれるスマホアプリは、本当に便利です。
おまけ。スマホで翻訳できる便利な時代…でもちょっと寂しい
中央アジアは英語が通じにくく、現地語以外ではロシア語がよく通じるようでした。
私はどちらも分からないので、どうしても必要な時はスマートフォンの翻訳アプリに頼っていました。
ただ、身振り手振りのコミュニケーションも割と好きだったので…ちょっと寂しい気持ちがあります。
\知らない国だらけが逆にイイ!/
圧倒的現地感でローカルフードを
味わい尽くす人気シリーズ第2弾!
屋台・食堂・宿ごはんまで、世界30以上の国と地域の地元ごはんを食べ歩き。第2弾は中央アジアやコーカサスなど、知らない国多めでお届け!
『世界思い出旅ごはん おかわり』低橋 著 1,540円/主婦の友社
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