もっと読む⇒⇒【オイルなし、グルテンなし】米粉の「バナナ&バナナマフィン」の作り方。バナナの甘みが凝縮です♡
【材料のこと②】バターやオイルのかわりになる食材
3つの食材をベースに使えば、バターやオイルを使わなくてもしっとり、ふんわりした、おいしい米粉のマフィンが作れます。
①豆腐
クセのない風味で、生地に使うとしっとりします。充填豆腐(豆乳と凝固剤を容器に入れて密封し、加熱して作る豆腐)を使うと、絹ごし豆腐よりもなめらかにつぶせて食感がよくなります。
②バナナ
シュガースポット(茶の斑点)入りの完熟バナナは、つぶして混ぜるとふわふわ、とろとろに。生地に使うとしっとり、ふんわりして、バナナの甘みと香りがしっかりと感じられます。
③ヨーグルト+豆乳
半量になるまで水切りしたヨーグルトを豆乳でのばした「ヨーグルト豆乳」を生地に使うと、しっとりとした食感、かつさわやかな風味のマフィンに仕上がります。
Q.コクやうまみを足したい場合は?
あっさりとした風味の具材を使うマフィンを作るときなど、もう少し風味を足したい場合には、分量の米粉のうち20gをアーモンドプードル20gにおきかえて作るのもおすすめ。
バターやオイルのような、コクや香ばしさが加わります。
【道具のこと】マフィン型&紙カップと基本のツール
①マフィン型
直径7cmのマフィンを6個、同時に焼ける型を使います。とり出しやすい、コーティング加工のものがおすすめ。家にあるオーブンの庫内に入るサイズか、確認しましょう。
②プリンカップ
6個どりのマフィン型がオーブンにおさまらない場合や少数を焼きたい場合に、1個ずつマフィンが入れられ、便利。熱伝導のいいアルミ製で、底の直径が7cmのものを選びます。
③紙カップ
グラシン紙を用いたカップ。マフィン型に敷いて使うので、型に合うサイズを選びます。オイルありのマフィンに比べて紙にくっつきやすいので、シリコーン加工されたものを使用。焼けた生地がするりと離れます。
④スケール・計量カップ・計量スプーン
分量を量るために必要。スケールは、1g単位で量れるデジタル式のものを用意して、風袋引き機能(計量する際に容器や袋などの重さを差し引いて、正味量を測定する機能)を使います。
⑤ゴムべら
生地をボウルに残すことなく、型に流し入れるときに使用。薄手で、シリコーン製などよくしなるものを。場合によっては、小さめのスプーン型もあると便利。
⑥ボウル
ボウルはひとつあれば作れます。直径21cmのものを使用。
⑦泡立て器
生地を混ぜ合わせるときに必要な道具です。
オイルなし×米粉の生地で作る『3種の基本マフィン』
バターやオイルのかわりになる3種のベースを使って、米粉マフィンの作り方をマスターしましょう。
どれもバリエーションの基本になるレシピです。
①豆腐ベースのマフィン
・クセのないシンプルな味わいで、どんなマフィンにも合う。おかず系にもよく合う。
・ココアやコーヒーなど、食材の風味を引き立てたいマフィンにおすすめ。
【材料】直径7cmのマフィン型6個分
充塡豆腐(または絹ごし豆腐):150g
きび砂糖:40g
卵:1個
米粉:120g
ベーキングパウダー:小さじ1
バニラオイル(またはバニラエッセンス):少々
材料MEMO:豆腐はパックの水を捨て、そのまま使用。1パック150gの充塡豆腐は、計量の手間が省け、なめらかにつぶしやすい。「豆腐ベースのマフィン」は材料がシンプルなので、焼いても香りが飛びにくいバニラオイルで、豆腐の豆のにおいを消し、風味をプラス。バニラエッセンスでも代用可。
【下準備】
・型に紙カップを敷く。
・オーブンは180度に予熱する。
生地を作る
1.豆腐をペースト状にする。ボウルに豆 腐を入れて泡立て器でよくつぶしてまぜ、ペースト状にする。
2.砂糖を加える。ボウルごとスケールの上にのせ、砂糖の分量を量りながら加える。
3.全体が均一になるまでよくまぜる。
4.ボウルに卵を割り入れ、全体が均一になるまでさらによく混ぜる。
5.ボウルごとスケールの上にのせ、米粉の分量を量りながら一度に加える。
6.米粉が飛ばないように、はじめは泡立て器の先で粉をなじませる。
7.粉がなじんできたら、泡立て器を握り、とろりとなめらかになるまで、ぐるぐるとよく混ぜる。
8.粉っぽさがなくなったら、混ぜ終わり。バニラオイルを加えてよく混ぜる。
9.ベーキングパウダーを加えたら、泡立て器で手早く、全体を均一にまぜる。
焼く
10.紙カップを敷いた型に、ゴムべらで生地を等分に流し入れ、180度のオーブンで20分ほど焼く。
11.焼き上がったら、竹ぐしなどを使い、型からマフィンを紙カップごととり出す。
12.ケーキクーラーなどの脚つきの網に移し、あら熱がとれるまで冷ます。完成!
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