コラム

すわ、夫が浮気？　私が疑った夫の行動＆顛末ストーリー

更新日：2017.10.28

「女房の妬くほど亭主もてもせず」とは江戸時代の川柳。現代はメールとかLINEとかFacebookとか出会いのきっかけはいろいろで、意外と亭主もモテちゃったりする!　もしかして夫のアノ行動って浮気じゃないの？……と妻をヤキモキさせた夫の行動と顛末ストーリーを、既婚女性へのアンケートからご紹介します。

■夫の浮気を疑ったことがある？

YES・・・30.5%
NO・・・57.8%
どちらともいえない・・・11.7%

■夫の浮気でもめたことがある？

YES・・・10.7%
NO・・・89.3%

主婦１３０人へのアンケートでは、夫の浮気を「はっきり疑った」経験があるのは約３割で「どちらともいえない」をあわせると半数近く。ただ、証拠をつかんでもめた、というレベルに達するのは約１割なため、妻にあやしいと感じさせる行動をする夫が完全にクロの割合は、５人に１人くらいと考えてよさそう。

「疑ってゴメンネ　何もなかった」編

これぞ「亭主もてもせず」の現代版。何もなくてよかったね！
「帰宅時間が遅かった日が続き、本人は仕事だと言っていましたが浮気を疑ってしまった私。でもあとで本当に忙しかったと知り、安心とともに反省」は何もなくて大団円ケース。疑ったぶん十分ねぎらってあげたいところ。
「私が子どもを連れての帰省から戻ったら、いつもベッドで寝るのにリビングにふとんが敷いてあり、誰かを連れ込んだのかと妄想。本人に問いただしたら『ゲームを夜寝る直前までやりたかったから』って。なーんだ」。でも奥さん、たぶんご主人が思う存分やっていたのはゲームじゃなくてきっとA…やめときましょう。

「疑って、とりあえず保留中」編

“追求するのは今じゃない”もしくは、“別れるつもりはない”などの理由で、判明してもあえて追求しないパターンがこちら。
「LINEはトーク履歴をわざわざ削除し、電話帳に登録されてない番号と電話やFaceTimeをする夫のiPhoneは怪しさ満載。その相手は誰かを突き止めたら男友達の彼女でした。『恋愛相談を受けていた』とか言い訳してきたけど、その彼女の妹から脅しめいた連絡が入っていたのはなぜ？　ただ、私が決定的証拠をつかんでいるわけではないので一応何もないことにはしています」。
「帰りがやたら遅い、服装に気をつけるようになった、香水をつける、携帯を食事中でも見ている、Ｈの回数が減る。というわかりやすい変化を遂げた夫。携帯をのぞいたら真っ黒で…。子どもがまだ小さい今は別れることもできず、黙っていますが、今もフラッシュバックに苦しんでいます」と、夫の浮気は本人の創造以上に妻を苦悩させます。
「オシャレなお店で２名の領収証を発見してしまいました。心当たりはあったので、証拠としてしっかり取っておくことに。いまはいつも通りふるまい、まだ本人には伝えていません。いざというときにバーンと使いたい」と“来るべき日”のためにコツコツと状況証拠をつみ重ねる妻も。怖いですね。ほかに“言わない”パターンとしては
「夫の財布から風俗嬢の名刺が。ムカッとしたけど夫の財布をこっそりのぞいてしまったという負い目があり追求できない」と、妻にも後ろめたい気持ちがあるケースや、「風俗店のカードを持っていた夫は無視でおしおき」など。

「疑って、事前に防いだ」編

出会い系にはまる夫たち。騙されてもお金を取られても妻の信頼を失ってもやってしまうのはいわゆる男のロマンだから？
「まだガラケーを使っていたころ、夫は折り畳み式の携帯を開いたまま寝ていて、中を見たら女性あてのエロメールを作成中。気配で起きた夫は慌てて正座で謝罪。いわく、相手とはメールのやりとりだけで、本名や電話番号は知らないと。内容からして出会い系のサクラにひっかかってるのは明白でしたが、本気で凹んでみせて夫にバッグを買わせました」
「携帯を肌身離さず持ち歩くくせに、私とのメールや電話が減った夫をしばし観察。女性とメールのやりとりをしている証拠を発見、しかも出会い系だったので離婚かメールをやめるか本人に任せました。夫は家族を取りましたが、しばらく家庭内別居状態でしたね」。あのとき見つかっていなければ携帯の向こう側へ行けたのに、とか本気で思っていそうで怖いです。
「家に帰ってくるのが遅くなり、帰らない日もちらほら出てきた夫。携帯を盗み見たら特定の女の人と頻繁にやり取りをしていて、主人を問い詰め相手の女性とも電話で話をしました。浮気まではいってなかったと言い張るので、今後やり取りはしないと約束させ決着。以来そういうことはないですが、もう主人を100%信用する事は出来なくなったし、“家庭に影響なく浮気をするのであればまぁいいか”と思えるくらい好きという気持ちがなくなりました」。完全にクロでも追いつめず、そのかわりきっぱりやめさせる手段で勝利の妻。ご主人はかけがえのない信頼を失うという大きな代償をはらったようです。

文／和田玲子
※20代～40代の主婦130人に暮らしニスタ編集部がアンケート調査。

Profile和田玲子

女性まわりの記事をコツコツ書いてウン十年のフリーライター。趣味はパン作りと水泳、豆乳ヨーグルトの摂取。最近のトピックスは蜂の巣をふたつやっつけたこと。

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