コラム

梨花も実践中！「プチ親子留学」が人気急上昇中!!

更新日：2017.10.28

ここのところ、子どもと一緒に親子で短期間留学する「プチ親子留学」の人気が急上昇中だということをご存知ですか？　とくに、未就学から小学生の子どもを連れての留学が増えているようです。
パパと子ども、あるいはパパとママと子どもという家族留学という形もありますが、ママと子どもで留学するのが一番人気。タレントの梨花さんも、息子さんと一緒にハワイに短期移住をして話題になっていますよね。
では、どうして育児ママは子どもを連れてプチ留学するのでしょうか？　今回は、「プチ親子留学」の魅力をご紹介したいと思います。

ママはなぜ「プチ親子留学」するのか

プチ親子留学を検討する親のほとんどは、「子どもには英語で苦労をさせたくない」という思いがあるよう。
そのため、プチ親子留学の最大の目的は“本場の英語に対する免疫をつけること”だと考えられます。
もちろん、英語に興味を持つきっかけを作ることや、異文化に触れることで、子どもの視野や将来の選択肢が広がることも目的といえるでしょう。

では、ママはなぜ一緒に留学するのでしょうか？
実は、留学を希望するママの多くは、育児・産後休暇後のスキルアップやキャリアチェンジを視野に入れている人が多いよう。もちろん、自分の錆びついた英語のブラッシュアップにと考えるママも少なくありません。
さらに、「旅行ではできない現地での生活を体験したい」「昔からの夢を叶えたい」などと、ママが一緒に留学する理由はさまざまです。

理由は何にせよ、“子どものため”だけに留学するのではなく、自分も何かしらにチャレンジしたいという前向きな気持ちがあるのは共通していると言えるのではないでしょうか。

色々選べる「プチ親子留学」

プチ親子留学では、滞在国はもちろん、滞在先、留学先、期間などを自身の希望に沿ったプログラムで選ぶことが可能です。
以下に、それぞれの項目についてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。

▼滞在国
人気が高い滞在国は、ハワイを含むアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスなどの英語圏の国々。これらの国々は渡航時間が長く、子どもには負担が大きいうえ、費用も高めです。
近場ではフィリピン、マレーシア、シンガポールなどがあり、こちらは渡航時間が短く時差もあまりないうえ、留学費用が抑えられるメリットがあります。しかし、英語圏に比べると発音に違いがみられるため、発音を重視する方にはオススメできません。

▼滞在先
滞在する国やプログラムにより滞在先は異なりますが、主な滞在先は「ホームステイ／ファームステイ」「ホテル」「コンドミニアム」「語学学校の宿舎」などです。

▼留学先のスクール（子ども）
3歳以上であれば現地のプレスクールに通えますが、非英語圏では英語を話すプレスクールはあまり多くないかもしれません。
5～6歳以上であれば、キンダーガーデンを含む現地の小学校・中学校へ留学が可能です。また、サマーキャンプなどへ参加するプランも魅力的です。

▼留学先のスクール（ママ）
主には語学学校になりますが、要望次第ではヨガやダンスなどの趣味のスクールに通うことも可能です。その他には、語学教師の家でプライベートレッスンを受けることもできます。

▼期間
1週間から3カ月が平均的ですが、英語圏は距離があるので、少なくとも2週間は確保したいところです。
人気のハワイは、州の規則により留学生は健康診断が必須となるため、到着後1週間は登校できません。そのため余裕のある日程を組むことをオススメします。

「プチ親子留学」の魅力とは

プチ親子留学では、語学力アップにとどまらず、現地の人々とコミュニーケーションをとり、触れ合うことができるという魅力があります。
文化・習慣・言語・食べもの・肌の色などの“違い”を目の当たりにすることは、子どもだけでなく親の価値観や感性の幅も広がり、人生観が変わるという方もいるほどです。
日本が全てではなく、世界にはさまざまな人々が違った暮らしをしているということを知ることは、「自分たちがどれだけ恵まれているか」を知ることにもつながるでしょう。
そして、それらの貴重な体験は、その後の人生を豊かなものにしてくれるはずです。それに、世界中に友達ができるというのも大きな魅力ですよね。

「プチ親子留学」の魅力をお届けしましたが、いかがでしたか？　多くの人々と出会うことは、人間としての幅を広げてくれるもの。そして、英語は世界中の人々とコミュニーケーションがとれるツールです。一度、「プチ親子留学」について考えてみてはいかがでしょうか。

＜プロフィール＞
ナツキレイ
フリーライター/日本語家庭教師
タイ在住を経てオーストラリアへ。現在はオーストラリアの田舎で日本語を教える傍ら、ライターとしても活動。政治・経済・教育などの分野から、子育て・旅行・セレブ情報など生活や趣味の分野まで幅広いジャンルで執筆中。定期的に英語のニュース・雑誌サイトの記事を翻訳してリライトも行う。日本生まれ海外育ちの2児の母。

写真© fusho1d - Fotolia.com

Profileナツキレイ

フリーライター/日本語家庭教師。タイ在住を経て、オーストラリアで日本語を教える傍ら、ライターとしても活動。政治・経済・教育などの分野から、子育て・旅行・セレブ情報など生活や趣味の分野まで幅広いジャンルで執筆中。定期的に英語のニュース・雑誌サイトの記事を翻訳してリライトも行う。日本生まれ海外育ちの2児の母。

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