大好きな彼氏の浮気や、突然の別れ話。あまりのショックに“好き”な気持ちがそのまま“恨み”に変換されて、復讐や執着へと女性を走らせる……。というのはよくある話ですが、そんな“復讐”“執着”の対象となってしまった男性100人から、女性の怨念が「身に染みた」エピソードを集めてみました。
「別れたくない!」の恐怖
・「別れるか、別れないか迷っている期間中に、毎日のように留守中のポストへ差し入れ的なものが入っていたときは怖かった。速攻捨てましたし、そのことで別れも決意しましたが、あれで気持ちが引き止められると思った彼女の心理も怖かったです」
・「昔付き合っていた年上の女性は、別れて引越した後も住所を調べられたり、アルバイト先に来たりと、まるでストーカーのように付きまとわれたことがあります。何が目的なのかわからないし、包丁でも持ってるんじゃないかと思うと恐怖でしかなかった」
・「遊びで付き合っていた女性と別れた後、1ヶ月の間に何回も街中で偶然を装って遭遇することがあり、ゾッとしました」
・「別れた女性が雨の中、自宅前の玄関で待っていたことがあり、恐怖を感じた」
・「彼女に別れを告げたとき、『部屋の中の物をめちゃくちゃに壊してやる!』と言われて恐怖を感じました」
・「別れた彼女から『今から家に行くね』とのメールが届いたときは、何を考えているのかわからず怖かった」
・「遠くに住んでいた女性と数回デートをしたのですが、なかなか会えないのを理由にお付き合いはお断りして連絡もとらないようにしていたのですが、それから数ヶ月後、マンションのインターホンが鳴ったので出てみると『隣が空いていたから引っ越してきた』と、その子が立っていました。すぐに引っ越しました」
「上手に女性と別れるのは、口説くよりも難しい」とも言いますが、お別れしたいならせめて彼女が思いを残さないよう、きっちり引導を渡してあげるのが思いやりかもです。
「死んでやる!」の恐怖
・「夕食時にちょっとした弾みで口論になり、『死んでやる』と言って家を飛び出した彼女。近くに鉄道線路があるので、慌てて追っかけて連れ戻しました」
・「『浮気したら自殺する』と言われてリストカットの跡を見せつけてきたときは、すぐにでも別れようと思ったが、そんなことをしたら次はこっちの命が危ないかもと目の前が真っ暗になった」
・「夜に『今すぐ来ないと自殺する!』と言って何度も電話してきた彼女。また別の日は、約束もないのにアパートの前に来てジッと座っていたこともあり、ほんとうに怖かった」
・「昔交際していた女性の話です。『会って欲しい』と強く彼女に言われたのですが、こちらは仕事で忙しかったのでその場では断り、後日『急にああいうことを言われても困る』と伝えたら、『私と仕事のどっちが大切なんですか?私が死ぬようなケガをすれば会ってくれるんですか?』と言って、交通量の多い車道に向かって走り出しました。必死で止めましたが、これ以上は無理だなと感じてお別れしました」
「死んでやる」アピールは「関心を持ってほしい」の裏返し。ビビって言いなりになれば、ことあるごとに繰り返されエスカレートする可能性も…。面倒くさいでしょうけど、彼女が納得するまで話し合うことが必要そうです。
「殺してやる!」の恐怖
・「デートの約束が、たまたま続けて守れなかっただけなのに、自宅で包丁を持ち出された」
・「別れ話を僕が車の助手席に乗っていたときに切り出したら、ドアロックをかけられて急発進された」
・「彼女以外の女の子と遊んでいたことがバレたとき、料理中だった彼女に包丁を持ったまま問い詰められて怖かった」
・「同棲していた彼女に別れを告げ、荷物をまとめて出て行っていたときのことです。家を出て3分位経った頃、後ろから誰かが走ってくる足音が聞こえたので、『引き止めに来たのかな?』と思いながらも歩いていると、背中にドンッと衝撃を感じました。振り返ると同棲していた彼女がアイスピックを持って立っていました。幸い刺さるまでには至らず無事でしたが、刃物を持ち出す女性の怨念の深さにはビビりました」
いかがでしたか? いずれのコメントも、女性が「納得できていない」がために行動がエスカレートしてしまったことが想像できますね。きれいごとでは終わらないのが男女関係とはいえ、自分でまいた種の後始末はしっかりと、ですね。
文/和田玲子
※子持ち既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
写真© Piotr Marcinski - Fotolia.com
女性まわりの記事をコツコツ書いてウン十年のフリーライター。趣味はパン作りと水泳、豆乳ヨーグルトの摂取。最近のトピックスは蜂の巣をふたつやっつけたこと。
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