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コラム

“子どもがイジメにあっているかも…”と思ったら、親がすべきこと

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“子どもがイジメにあっているかも…”と思ったら、親がすべきこと
悲しいことですが、いつの時代でも“子どものイジメ”というものは起こってしまっています。
イジメに発展する理由はさまざまで、大人には到底理解できないことがきっかけで始まることも多々ありますよね。
もし、そのイジメの標的が我が子だったら…。傷ついた子どもに親はどのようなことができるのでしょうか。
そこで今回は、子どもがイジメにあったときに親が心がけたい対処方法を紹介したいと思います。

子どものイジメにどうやって気がつく?

子どもは、自分がイジメられていることを親にはなかなか言い出せないもの。しかも、優しい子どもにこそ、その傾向が強く見られます。
では、親はどうやって子どものイジメに気がつけばよいのでしょうか?

それには、子どもをよく観察することが大切です。「不審なアザが度々できる」「失くしものが多い」「子どもの様子がおかしい」など、親だからこそ気づくことができるポイントがいくつもあります。
少しでも様子がおかしいと感じたら、子どもにそれとなく聞いてみてください。
しかし、子どもはイジメられていることを親に知られるのを“恥ずかしい”と感じるほか、“心配をかけたくない”と考えます。
ですから、聞き出すときには「自分(親)は味方だ」ということを上手に伝え、聞き出すようにしてください。
子どもと仲のよい友達にヒアリングすることも有効手段。子どもの様子を細かく探り、上手に事実を確認するようにしましょう。

このようにして、イジメられていることを子どもから聞き出せたり、子どもはハッキリとは言わないけれど、疑いが濃厚だと判断したら、次に親ができることをご紹介していきます。

ステップ1:原因を取り除く

まずは、イジメの原因を取り除くようにしましょう。しかし、イジメられる原因がよくわからない場合もあるかもしれません。その場合は、話をよく聞いて原因を親が探ることが大切です。
例えば話を聞いて「遊ぶ約束を破ったことが原因」だと判明した場合には、子どもの遊ぶ約束などはできる限り親が管理するようにしましょう。
子どもが遊びに行けない場合は事前に連絡を入れさせるなど、親が直接介入しないで管理することが可能ですよね。
または、子どもは遊ぶ約束を忘れてしまいがちなので、帰宅した子どもに「今日は誰かと約束していないの?」と毎日確認することも有効です。

もしも、外見に関することがイジメの原因だと判断できる場合には、見た目に関しても親が細心の注意を払いましょう。
清潔を心がけるだけでもイジメがなくなることがあります。原因を追求して、できる限り取り除く努力をしてみてください。

ステップ2:学校に相談する

親と子どもの間だけで解決が難しい場合には、親が即学校に相談してください。そのときには、まず担任の先生に相談してくださいね。相談しても態度や対応がよくない場合には、上の先生に相談するとよいでしょう。
可能であれば、担任と、その上の先生も同伴の席で話ができるとさらによいですね。
このとき、子どもが直接先生に相談することはオススメできません。なぜならば、先生によっては、本気で相手にしない場合もあり、自分のクラスでイジメがある事実を隠したがる人もいるからです。
なので、きちんと親の口から学校に伝えてください。

しかし、学校に相談したことによって、さらにイジメが深刻化する場合があるかもしれません。
ですから、相談したことで安心せずに、引き続き子どもの様子をチェックすることを忘れないでくださいね。

ステップ3:相手の子どもと話をする

ステップ2とともに、相手の子どもと会うことができるなら、子どもにヒアリングをしてみましょう。なぜなら、イジメる側は理由を明確にできるからです。
ヒアリングする際には、相手が子どもだからという理由で、下手に出すぎることや威嚇する姿勢は控えるようにしましょう。冷静に事実確認を行うことが無難な振る舞いです。

ステップ4:相手の親と話し合う

もしも、学校や相手の子どもと話すことで解決できないのならば、最終手段として、相手の親と直接話をしてみましょう。
場合によっては取り合ってもらえない場合もあるので、可能であれば、証拠を握ってから話し合うことをオススメします。
事態が進まない場合には、子どもたちも交えて話し合いを行ってください。そうすることで、事実関係を相手の親にも認識してもらえることでしょう。

子どもがイジメられているときに控えるべき行動

イジメを受けたときに心がけるべき点は、周囲にイジメの事実を隠すことです。ほかの親に相談することもやめてください。
迂闊に喋ってしまうと、噂が広まり、子どもが傷つく結果となるでしょう。また、イジメた側にも大きな傷となってしまいます。
相手はまだ子どもです。次は我が身かも、と常に念頭に置いて行動するようにしてくださいね。

いかがでしたか? 当然ですが、イジメはあってはならないことです。そして、イジメる方が悪いことも事実です。
そのことを共通認識として持ったうえで、我が子がイジメにあっているのだとしたら、その事実を受け止め、子どもが深い傷を負わないうちに親としてできることをしてあげたいですね。
子ども自身で解決しなければならないことも沢山ありますが、そのときに、少しでも心が強く保てるように親は最善の努力を行ってあげる必要があります。
大切なことは“親は味方だ”と子どもに認識させ、傷ついた心を癒してあげることが先決だと思います。

<プロフィール>
ふう
ライター
3人の子どもの母でありながら、ライターとして得意分野の恋愛系コラムを中心にWEB媒体などで執筆中。自らの円満家族生活をもとに、家族関係についても発信し、活躍している。

写真© Brian Jackson - Fotolia.com
Profileふう
ライター
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