電気コードを束ねて使うのはNG!テーブルタップの容量の確認を
電気コードの取り扱いにも十分注意が必要です。電気プラグとコンセントの隙間にホコリがたまることで火花が発生する「トラッキング現象」は、日々のお掃除で防げます。
電源コードの誤った使い方も火災の原因となる恐れがあるため、家具等の下敷きになって圧迫されていないか、傷はついていないか、電源プラグは曲がっていたり歪んでいないかなど、使用状況を今一度確認しておきましょう。
ドライヤーやヘアアロンなどのコードのねじれなどにも注意が必要です。
テーブルタップを使用する際に、気をつけなければいけないのが、各製品ごとの最大容量です。タコ足配線などで容量を超えて同時使用すると、発火のリスクが高まります。
またコードを束ねて使用するのも、ショートを起こす原因になるため、避けるようにしましょう。
・電源コードが家具や家電の下敷きにならないように注意する
・ほこりがたまらないように、定期的に掃除をする
・テーブルタップは決められた容量を守る
・電源コードは束ねて使用しない
・電源コードの折れ曲がりやねじれ、プラグの変形に注意する
・電源コードを抜き差しするときは、必ずプラグを持って行なう
また日本配線システム工業会によると、住宅の配線器具(コンセント・スイッチ)の交換の目安は10年、テーブルタップの交換の目安は3~5年とされています。
経年劣化したまま使用するのは危険を生じる可能性があるため、定期的に製品の見直しを行いましょう。
冬のキッチンは洋服にも注意を!着衣着火を防ぐために
キッチンも火元になることが多い注意箇所。「コンロで調理中は絶対にそばを離れない」は、必ず守らなければいけない鉄則です。
コンロの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、ふきんなどを干す場合も、必ずコンロ以外の場所で干すようにしましょう。換気扇やキッチンの壁、魚焼きグリルなどをこまめに掃除することも大切です。
IHクッキングヒーターや電子レンジの取り扱いも要注意。IH専用品を使用しなかったり、レンジ不可のものを温めたりと、適正に使用しないと発火につながる恐れがあります。
また意外と知られていないのが、コンロやライター、ロウソクなどからの着衣着火です。万が一、火が服に燃え移ると、重い怪我や死亡事故につながる恐れが非常に高いです。
特に冬場は、毛足の長い服やゆったりとした洋服を着用する機会が多いので、十分に注意してください。なるべく防炎性能があるエプロンなどを使用するのがおすすめです。
調理時はもちろん、クリスマスケーキなどでロウソクを使用するときも着用している衣服に注意してくださいね。
・コンロで調理中は絶対にそばを離れない
・コンロの消し忘れに注意する
・コンロの周りに燃えやすいものを置かない。布巾を干さない
・キッチンはこまめに掃除する
・IHクッキングヒーターや電子レンジは正しく使う
・なるべく防炎性能があるエプロンを使う
・火を使うときの衣服に注意する
揚げ物をするときは、油が約250℃以上にならないよう過熱防止装置付きのコンロを使うなど、キッチンではほかにも気をつけたいポイントがたくさんあります。今のお家のキッチンが安全な状態であるか、一度確かめておくと安心です。
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