首都圏からも中部・関西からもアクセスしやすい山梨県の八ヶ岳&清里は、1年を通して多くの観光客で賑わうエリアです。人が集まるところにおいしい店あり!ということで、編集部が徹底リサーチ。現地ホテルスタッフやソムリエの行きつけ店もご紹介します。
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マヴィ〈小淵沢〉
森の中に佇む、隠れ家的なティーサロン。種類豊富な紅茶と手作りスコーン、ケーキなどを提供しています。おすすめしてくれたのは同エリアの人気ホテル、「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」のレストラン「OTTO SETTE」でソムリエを務める田中璃音(りお)さん。
「とにかく紅茶の種類が多く、季節ごとのフレーバーも楽しみ。店内はレトロな雰囲気で落ち着きます。勤務先と近いため、ここで紅茶を1杯いただいてから出勤することも。サクサクのスコーンも絶品です!」
スコーンと紅茶のセット、クリームティー(税込み1,296円)は一番人気。お好みの紅茶とスコーンの組み合わせを選べます。マヴィはカフェメニューだけでなく食事メニューもあり。ビーフシチュー(食後のお任せ紅茶つきで税込み1,815円)はランチタイムにオーダーしたい!
人気店なので、タイミングによっては待ち時間が長くなることも。日月火は定休日です。
井筒屋〈小淵沢〉
八ヶ岳はワインやパンのイメージが強いのですが、おいしい鰻屋さんがあるのは地元民の共通認識。井筒屋は熟成の鰻専門店です。JR小渕駅から徒歩で行ける距離!
看板メニューは熟成竹めし(税込み5,720円)。鰻が竹の器にドカっと盛られています。八ヶ岳山麓のミネラル豊富な地下水、北杜市産の米、継ぎ足しの壺タレを使っているというから間違いない!
鰻をただ焼くのではなく、熟成を加えているからコクと旨味が大増量されています。皮はパリッ、身はしっとりでうまい!竹めしは蒲焼きと白焼きが半分ずつ入っている二のうもありますよ。
やっぱり重がいい!というなら、熟成重箱(税込み5,060円)がおすすめ。鰻は食べやすいサイズに切ってあります。3度漬けしたタレがジューシー!
本物の店らしく、井筒屋では備長炭で炭火焼き。オーダーから提供されるまで少し時間がかかるため、季節野菜の天ぷら盛り合わせ(税込み1,650円)でも食べながらじっくり待ちましょう♪
Boulangerie NODA〈小淵沢〉
周辺観光の時間があまり取れない人は、ショッピングストリートに的を絞るのも手。リゾナーレ八ヶ岳は敷地内に「ピーマン通り」というメインストリートがあり、19店舗が軒を連ねています。
リゾナーレ八ヶ岳のリテールマネージャー、佐藤圭さんの一押しはBoulangerie NODA。自家製酵母を使ったパンや、生地に野菜を練り込んだこだわりのパンなどがたくさん並びます。
「軽食として部屋に持ち帰ったり、連泊するかたはランチに利用したりとお客様からの人気はピカイチです。保存料や合成着色料を使っておらず安心できるのも大きなポイントになっているよう」(佐藤さん)
こちらはぜいたくなコーンマヨパン(1個税込み250円)です。パンの色が違うのは、かぼちゃ、ほうれん草、ビーツをそれぞれ練り込んでいるから!
もちもち食感の塩クロワッサン(1個税込み180円)も人気。パクッとつまめるからドライブのお供にもよさそうです。
Dolce & Premium Gelato ハレterrace〈小淵沢〉
毎日手作り、フルーツや素材のおいしさをぎゅっと閉じ込めた本物のジェラートが並ぶお店です。
「ピーマン通りで常に行列ができている店といえば、ここ。種類豊富なので、どれにしようか悩むのも楽しい時間です。一番人気はいちご姫夢物語(スーパープレミアム商品)だそうですが、どれを選んでもハズレなし! 」(佐藤さん)
写真はいちご姫夢物語とオーガニックナッツアーモンドミルクの2フレーバーのせ(税込み1,190円)。価格はフレーバーの種類と選ぶ数によって変わります。
megane〈清里〉
フレンチレストランとパンのお店、meganeは「おいしいもの」と「おしゃれ」に敏感な人たちがこぞって集まる場所!今回リサーチしたホテルスタッフやソムリエからも、行きつけとして多く名が上がりました。
場所は、JR清里駅から徒歩20分程度。清里エリアを訪れるならレンタカーが断然便利です。
コース仕立てのランチは野菜も主菜もおいしく、盛りつけも素敵!とのことでしたが、残念ながら満席で入れず。パンも売り切れてしまっており、今回は焼き菓子をゲット。
店名と同じmeganeという、ほろほろ食感のクッキー(3個入りで税込み330円)。定番人気だそうです!
濃厚でコクのあるクリームがのったキャロットケーキ(税込み370円)。
馬の蹄鉄を思わせるteitetsu(税込み250円)は、サクサク生地の中に紅茶とレモンピールあん入り。乗馬がさかんなエリアなので、お土産に購入する人が多いそう。
いかがでしたか?どれもうまさ間違いなしで、目移りしまくりのラインナップです。絶品グルメが多いエリアだからこそ、余裕のある人は1泊でなく連泊で!「あれも食べたかった〜」と後悔のない旅にしてくださいね。
撮影/瀬津貴裕(biswa.) 取材・文/佐藤望美
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