家事は大変な労力を使うので、子育て中のママさんにとっては「できるだけやりたくない」というのが本音でしょう。共働き世帯も増えてきていますので、家事は夫婦で協力して行うのが理想です。夫婦間で話し合ってどの家事を分担するのか決めておくとよいでしょう。しかし、家事には掃除や洗濯といった種類があります。それぞれに特徴があるので、人によって好き嫌いがあるのも事実です。そこで、このアンケートでは子育て中の女性に「やりたくない家事」について聞いてみました。
【質問】
一番やりたくないと感じる家事はどれ?
【回答数】
料理:33
洗濯:8
掃除:42
買い物:10
その他:7
少しぐらいさぼっても問題ない!?第1位は掃除
アンケートの結果、最も多い回答が得られたのは掃除でした。
・食事のために料理はしなければならないし、洗濯をしなければ着られる服がなくなります。買い物に行かなければ食材もなくなる。となると1日掃除しなくても大した影響はない掃除が後回しになってしまうのです。キリがないというのが何ともやる気がおきない理由です。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・きれいにしても、すぐお菓子などのごみが落ちて散らかり、きれいにした感じが長続きしないのでやってもやっても終わらなく感じるから(40代/女性/専業主婦(主夫))
・部屋ごとに掃除道具が変わったりするので、面倒に感じてやりたくないと思ってしまいます。すべて掃除機で済めばいいけど、雑巾やブラシなど、使うものが変わってくるので、億劫になります。(40代/女性/個人事業主)
1日くらい掃除をしなくても大して影響はないという回答が多く見られます。掃除は人間が生活するうえで大切な衣食住といった部分に直接的な関係性はありません。マメに掃除することで快適に生活ができるとはいえ、そのためには毎日欠かさず行う必要があります。ついつい「1日ぐらい掃除しなくても、明日まとめてやってしまえばいいや」といった気分になってしまうのでしょう。また、ほかの家事と比べて使う道具が多く、取り出したりしまったりする手間がかかる点もやりたくないという気持ちにつながっているようです。
やりたくない家事の第2位は料理!考えることが多いから!?
アンケートの結果、2番目に多かったのは料理で、次いで買い物、洗濯という順番になりました。
・子どもの好き嫌いに合わせて毎日メニューを考えるのも大変だし、洗い物も毎日大変です。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・毎日の献立を考えるのが大変。しかも、食費をおさえながらなのでストレスが溜まります。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・他の事はわざわざ出かけなくても自分の居場所でできる家事ですが、買い物は食費から日用品まで常に何か必要で、そのたびに出かけなければならないのでいやです。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・干すのは良いのですが、取り込んで畳む作業が嫌いです。サイズや物によって畳み方が変わるのでとても苦手です。(30代/女性/個人事業主)
料理を選択した人の特徴は「毎日の献立を考えなければいけないから」という回答が多かったことです。そのほかの家事では、目の前にある仕事を淡々とこなしていけばよいものが多いのに対して、料理は献立からレシピまで考えなくてはいけない部分が多いのが影響しているのでしょう。しかも、料理を作って終わりではなく、後片付けまでしなくてはいけないのがやりたくないと考えるポイントのようです。また、3位の買い物は「外出しなければいけないから」、4位の洗濯は「細かな作業が多いから」という理由が多くなっています。
家事の好き嫌いは人によって異なる!
アンケートからは「やりたくないと感じる家事」にはそれぞれの特徴があることがわかります。たとえば、掃除をやりたくないと思っている人は「毎日同じことの繰り返しで1日ぐらいしなくても問題ない」と考えている人が多いことがわかります。それは裏を返せば、毎日同じ単純作業をしても苦にならないマメな人であれば、嫌だと感じない作業だということです。家事にはそれぞれ特徴があり、向き不向きは人によって異なります。家事を分担するときは、お互いの性格をよく理解したうえで行うようにしましょう。
■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性 【子供】有り
■調査期間:2019年02月22日~2019年03月08日
■有効回答数:100サンプル
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「家事や子育て、みんなはイライラしたときどうしているの…?」
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