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40~50代で膝が痛む原因とは?
ストレッチを学ぶ前に、膝が痛む理由を学びましょう。
40~50代で感じる膝の痛みは、主に「変形性膝関節症」によるものです。変形性膝関節症とは、膝の軟骨が少しずつすり減って骨が変形し、主に痛みや膝の動かしにくさなどを感じる病気です。
変形性膝関節症の主な原因は、膝の骨や軟骨、筋肉などが老化して損傷することです。また、体重が増えて膝に負担がかかることや、激しいスポーツや転倒などによる損傷も関係するといわれています。
自分にも当てはまる?変形性膝関節症の症状
変形性膝関節症の症状には、以下のようなものがあります。
・起床後、起き上がるときに膝のこわばりを感じる
・椅子から立ち上がるときが痛い
・階段の上り下りがつらい
・膝を動かしたときに、きしむような音がする
・正座ができない
・歩きはじめが痛い
・膝関節が腫れて痛む
これらの症状がある場合は、変形性膝関節症になっている可能性があります。膝の痛みを感じたら、一度専門医による診断を受けることをおすすめします。
これ以上悪化させない!変形性膝関節症の対処法
変形性膝関節症は関節の変形によって起こるため、自然治癒が難しい病気です。医師の指導の元で治療しながら、下記のような工夫で悪化を防ぎましょう。
1.洋式の生活スタイルに変える
普段から畳の上で生活したり、ベッドではなく布団で寝ていたりする場合、低い位置からの立ち上がりによって膝に負担がかかってしまいます。膝の痛みを緩和するためには、床に直接座らずに椅子を用意したり、ベッドで寝たりすることがおすすめです。
2.仰向けストレッチをする
寝る前や起床時にベッドで簡単にできるストレッチを紹介します。
①床やマットの上に仰向けに寝る
②片方の膝を曲げたまま足を床につける
③曲げている膝を床に伸ばす
④膝を元に戻すように曲げる
1~4の工程を、反対側も同様に行いましょう。
3.減量する
体重が重いと、膝に大きな負担がかかることで痛みや炎症が悪化する可能性があります。肥満の方は、食生活の改善や、軽い運動を習慣化することで減量に取り組みましょう。ただし、激しい運動は膝に負担がかかるので、軽いストレッチや散歩などがおすすめです。
膝の痛みには漢方薬もおすすめ
膝の痛みや動かしにくさを解消したい方には、根本からの体質改善を目指せる漢方薬もおすすめです。
膝の痛みを解消するための運動が難しい方でも、漢方薬なら自分の症状や体質に合ったものを毎日飲むだけと、手間なく気軽に継続できるでしょう。
漢方医学を毎日の生活に取り入れることで、健康を維持して、腰痛のない快適な生活を目指してみてはいかがでしょうか?
膝の痛みの原因は、加齢や生活習慣による軟骨や半月板の損傷による痛みや炎症、冷え、ホルモンバランスや水分代謝の乱れなどと考えられています。
膝の痛みの改善には、鎮痛作用で急性の痛みを和らげるだけでなく、以下のような働きをもつ漢方薬を選び、根本改善を目指します。
・からだを温めて筋肉をゆるめる
・加齢による体力の衰えを補い痛みを和らげる
・ホルモンバランスの乱れを整える
・血流をよくして痛みを改善する
・全身に栄養を届け、関節や筋肉の機能を回復する
・水分の循環をよくして膝の負担となる水太りやむくみを解消する
漢方薬は、体の内側から根本改善することで、膝の痛みをくり返さない体質を目指します。
<膝の痛みがある方におすすめの漢方薬>
ここでは、膝の痛みにおすすめの漢方薬を2つ紹介します。
・防己黄耆湯(ぼういおうぎとう):変形性膝関節症などによる膝の痛みに悩まされる方によく使用される漢方薬のひとつです。水分代謝を上げて、肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみに効果があります。
・桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう):冷えがあって、温めて和らぐような関節痛や神経痛に使用される漢方薬です。水分代謝を整え、からだを温め痛みを和らげる生薬が膝の痛みに働きかけます。
漢方薬は比較的安全だといわれていますが、きちんと合ったものでないと十分な効果を得られないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
どの漢方薬が適切か見極めるには、専門家のアドバイスに従いましょう。漢方は敷居が高いと感じる方や、近所に漢方薬局や漢方クリニックがないという方には、スマホで気軽に専門家に相談できるオンライン個別相談がおすすめです。
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膝の痛みに悩まされない毎日を過ごそう
変形性膝関節症は40~50代の女性に多く、主に加齢による軟骨のすり減りによって、膝の痛みやこわばりなどが生じる病気です。痛みの改善には、ストレッチや減量なども大切ですが、体質改善を目指せる漢方薬の活用もひとつの方法です。膝の痛みから解放されて、軽やかな毎日を過ごしましょう。
<この記事を書いた人>
あんしん漢方薬剤師
稲嶺 千春(いなみね ちはる)
製薬企業や調剤薬局に勤務する中で、根本治療の大切さを広めたいと考え、精度の高い漢方をお手頃価格で提供する「あんしん漢方」で情報発信を行う
▶あんしん漢方(オンラインAI漢方)
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