ライフオーガナイザーⓇの平沢あかねです。
帰省や旅行に出かける人が増える年末年始。長期間の帰省は荷物が多くなり、家族分の荷物のパッキングは考えただけでもゲンナリ…。
今回は、冬の外出の荷造りが劇的にラクになるパッキング術をご紹介します!
衣類がたっぷり入る!「ミルフィーユ式パッキング」
帰省や冬の旅の荷物で特にかさばるのが「衣類」。防寒用のインナーや厚手のセーターなどで「荷物が入りきらない…」とお悩みの方が多いのではないでしょうか。
そこで私が実践しているのが「ミルフィーユ式パッキング」です。
この方法に出会って6年になりますが、「もうこれなしでは帰省や冬の旅は無理!」というくらい、欠かせない方法となっています。
1週間分の帰省用荷物をパッキングしてみた
1週間程度の帰省を想定した、私の荷物を例にご紹介します。
洗面道具や化粧品、ヘアケア用品、靴、下着類、靴下が入ったこのキャリーケースは、すでに8割程度埋まった状態です。
この状態からさらに…
厚手のセーター3枚とボトムス4本(パンツ3、スカート1)を入れてみたいと思います。
人と会う機会も増える帰省はいろんなコーディネートを楽しみたくなりますよね(笑)。
ミルフィーユ式パッキングのやり方
キャリーケースに、丈の長いスカートやパンツの裾をはみ出させるようにして、1枚ずつ重ねていきます。
重ねるときのポイントは、下の衣類とその上に置く衣類の向きを変えること。こうすることで衣類をフラットに収納できます。
このように十字にしてどんどん重ねていき、真ん中には、半分程度にたたんだセーターを乗せます。ふんわり優しく重ねていくと、衣類のシワを予防できます。
裾が四方向にはみ出た状態になり、荷造りどころか、取っ散らかっているようにも見えますが、これで大丈夫(笑)!
はみ出た裾の部分をどんどん折りこんでいきます。
パタン、パタンと折り込んで…
完了!計7着の衣類が入りました。
衣類をミルフィーユ状に重ねていくことで、ボリュームが出やすい冬の衣類がスッキリ収まりました。
キャリーケースのファスナーもしっかり閉まりました!
衣類の厚みが1/2に!!
普通にたたんで重ねた場合と比較すると、衣類の厚みが半分になりました!
ズボラさんにこそオススメ!
1枚ずつ重ねるなんて面倒くさい…と思われたかもしれません。ズボラな私は、最初はそう思いました(笑)。
ですが、半信半疑でやってみたところ、衣類を広げて重ねるだけなのでとっても楽!
上記の衣類のパッキングにかかった時間は2分20秒!
1枚ずつたたんだり、圧縮したりしていたころより、スムーズに荷造りができるようになりました。
ミルフィーユ式パッキングの注意点
たたんで入れるよりもたくさん入り、圧縮するよりもシワになりにくいところが便利な「ミルフィーユ式パッキング」。
注意点としては、衣類が重なり合ってひとまとめになっているので、移動中にキャリーケースから1枚だけを取り出すことは難しいです。
羽織ものなど、移動中に取り出したい衣類がある場合は、重ねないで別にしておきましょう!
自宅の衣類の保管にも使えます
帰省や旅行以外でも、わが家ではシーズンオフの衣類の保管にも「ミルフィーユ式パッキング」を活用しています。
収納ケース(IKEAのSKUBBを使用)に、ミルフィーユ式で冬物衣類を収納。
かさばる冬物が収納ケース1個に収まるようになりました。
帰省の荷造りに「ミルフィーユ式パッキング」を取り入れてから、入りきらない衣類を事前に実家に送ることがなくなりました(笑)。荷造りに苦労しているなら、ぜひ一度お試しくださいね。
文・写真/ライフオーガナイザーⓇ平沢あかね
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