コラム

思わず2度見！笑えた＆目がテン…な“引き出物”リスト

更新日：2017.10.28

結婚式や披露宴でいただく引き出物というものは、新たな道へと歩み出す若いふたりの個性や、そのご両親や家柄がにじみ出て、なかなか興味深いものですよね。
しかしながら時々、何をどう間違えたのか、意図がつかみきれない品物に出会うことも…。

そこで今回は、多くの披露宴に参加し、いつの間にやら“引き出物審査官”となった主婦100人に、「笑えた＆ビックリした引き出物」を教えてもらいました。

「こんなのアリ？」食器編

引き出物の定番中の定番「食器」は、「持ち帰るのに重い」などの苦情はあるにせよ、まあまあ納得しやすい品物。しかし、こと“かわいらしさ”を狙うと外れがちなようで…。

・「“埴輪のコップ”が引き出物でした。コップとして使うのも微妙ですし、置物としてというのも微妙で、『使い道がないな…』と思ってしまいました」

・「陶器でできた“醤油入れ”です。アヒルの形をかたどってあって、注ぎにくいし使えなかった」

・「“某熊キャラのお皿”5枚セット。新婦が30歳近くなのに、引き出物がキャラものって…。こっちはキャラ好きじゃないし、だいたい、引き出物がそのお皿5枚だけって！ナシ！」

・「出席者1人1人に合わせた、絵柄の違う夫婦茶碗が配られました。独身だった私は『何で夫婦茶碗？』と思った以上に、私に配られた絵柄が豚だったので『太っていたから豚なの？』とイラッとしました。それっきり音沙汰なしです」

と、交流断絶の元にも。狙いすぎは禁物ですよ！

「こんなのアリ？」雑貨編

「外す」というより、「そもそも目的がわからない」という、暴投に近い引き出物がこちら。

・「『スタイ』が入っていました。全く意味がわからないのですが、たぶん新婦が保母さんだから？　それにしても、出席者の全員に新生児がいるとか、これから出産というわけでもないのに、目が飛び出るほどの衝撃でした」

・「新郎新婦ともにバスケットボールを長年していたからか、新郎の好きなバスケチームのフード付きパーカーでした。フリーサイズでしたが私にはだいぶ大きく、おしゃれに着るようなものでもなく…、食べ物の方がよかったです」

・「市価数百円ほどのシャンプー。ご祝儀は普通に包んでいるんだから、非常識すぎます」

・「夫妻の写真入りカレンダー。“ふたりが撮った写真”ならともかく、“ふたりが写ったカレンダー”というのは、何を思って配ったのか理解ができなかったです」

幸せすぎて、まわりが見えないふたりの暴走を「これはないかもよ」と止める大人は…いなかったんでしょうね…。

「こんなのアリ？」その他編

最後は、「こんなのアリ？」というよりも、「なんでもアリ」な引き出物の数々を大棚ざらえ！

・「500円位の、そのへんに売っているパンだった。結婚式自体もよくなかったから、ブーイングの嵐でした」

・「ボールペンです。ボールペンなら家にたくさんあるし、そもそも引き出物でボールペンはないと思う。もう一度言います、引き出物でボールペンはないと思う！！！！！」

・「『漫画2巻セット』とかが載っている、見たことがないくらい安っちいカタログをいただいたことがあります。何を選んでいいのか分からず、とりあえずシール容器4個セットにしたら、蓋がちゃんと閉まらず使えなかった」

・「引き出物がなかったことがあります。新郎新婦の説明によると、『半返しするのが普通だけど、そのぶんは寄付します』という事でした。え？それはないでしょ！勝手に決めないで！」

・「披露宴会場に飾ってあった花が引き出物だった。おまけでもらえるならまだしも、メインだった。使い回しとかありえない」

めでたい門出をお祝いする気持ちも半減しそうな、罪深き引き出物たち…。
新郎さま、新婦さま、「今後の付き合い？　関係ないね！」という覚悟がないのなら、ご注意召されるに越したことはなさそうですよ。

文／和田玲子
※20～40代の既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
写真© makieni - Fotolia.com

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