こんにちは!暮らしニスタ「家事コツ研究室」研究員Oです。
独特の弾力がおいしいだけでなく、ヘルシー食材でもある「こんにゃく」ですが、長時間煮込んでも味がしみこみにくいのが難点。調理前に砂糖をもみ込むと良いなど、味しみをよくするための方法はいくつかあるようですが、いろいろ調べたところ、なんと「冷凍」するのも有効なのだとか。
こんにゃくの冷凍なんて想像したこともありませんでしたが、一度封を開けるとあまり日持ちがしないので、保存のためにも冷凍できたらうれしいですよね。とはいえ、冷凍するとあの弾力やつるんとした食感はどうなるの!?全く想像がつかない!…ということで実際に試してみることにしました。
こんにゃくの冷凍保存方法
今回はニチレイさんのHPで紹介されていた「こんにゃくの冷凍保存方法」を試してみます。
まずこんにゃくを食べやすい大きさに手でちぎります。もちろん包丁で切ってもいいんですが、手でちぎることで表面がでこぼこになり、味がしみこみやすくなるんだとか!
かなり不揃いですが、これはこれで味がありますね^^;
あとはちぎったこんにゃくを保存袋に入れて空気を押し出しながら封を閉め、冷凍室に入れれば準備完了!さぁどんな感じになるんでしょうか!?
冷凍したこんにゃくはこちら!
丸一日冷凍したこんにゃくがこちら。もうそのまま凍っていますね^^;袋の上から触ってみるとカチコチで、こんにゃくの弾力は全く感じられません…。
さすがに冷凍こんにゃくをそのまま調理するのは難しいので、水をはったボウルに保存袋のまま冷凍こんにゃくを入れ、常温で1時間ほど置いて自然解凍させます。
もし急ぐ場合は湯をはったボウルに15分ほど入れたり、鍋で5分ほどゆでて解凍するのもOK。
常温で自然解凍したこんにゃくがこちらなのですが、ご覧のとおりあの弾力はいずこへ!?と思ってしまうほど、しわしわになっていますね…。
しわしわなので全く水分がないのかと思いきや、手でぎゅっと絞ってみると、冷凍こんにゃくから水がピューと飛び出してきました。
水分が抜けたこんにゃくはさらにしわしわに^^;
冷凍していないこんにゃくが左側、冷凍して水分をしぼったこんにゃくが右側なんですが、こうやってみると冷凍したこんにゃくは水分が少なく、全体的に黒っぽくなっているのが一目瞭然ですね。正直言ってあまりこんにゃくっぽくありません…。
では実際に料理に使ったときにはどのような違いがあるんでしょうか?
冷凍こんにゃくを料理に使ってみた
今回は冷凍こんにゃくと通常のこんにゃくを使って、甘辛炒めを作ってみました。作り方はどちらも一緒です。
まず最初に熱湯で3分ほどゆでてあく抜きをし、その後ざるにあげて水気をきります。
次に温めたフライパンにゆでたこんにゃくを入れ、水分を飛ばずように軽く乾煎りします。
最後に、酒大さじ1/2、砂糖大さじ1/2、しょうゆ大さじ1を入れ、煮詰めながらこんにゃくにからめ、水気がなくなるまで炒めれば完成です!
通常のこんにゃくで作った甘辛炒めはこちら。見るからに弾力があって、プルンとしておいしそうですよね。
一方、こちらが冷凍こんにゃくで作った甘辛炒めなのですが、炒めるとますますこんにゃくであることがわからないくらいになってしまいました^^;
左が通常、右が冷凍こんにゃくで作ったものですが、見比べてみるともう冷凍こんにゃくで作ったものはこんにゃくというより、お肉っぽく見えますね。
実際食べてみると、通常のこんにゃくは見た目通り噛み応えがあり、甘辛いたれがからんでおいしい!
一方冷凍こんにゃくの方はというと、噛んだ瞬間今までにあまり感じたことがない食感で、ちょっと水分が抜けてカラっとしつつ、通常のこんにゃくとはまた違った歯ごたえがあり、言われないとこんにゃくを食べているとはわからないくらいでした。むしろ食感もちょっとお肉に近い感じでしょうか。
あと通常のこんにゃくだと味が中までしみこみにくかったりしますが、冷凍こんにゃくは噛めば噛むほどからめたタレの味がしみ出てきて、これはこれでおいしい一品になっていました。
ちなみに、今回は炒め物を作りましたが唐揚げなどにするとよりお肉感を味わえるみたいですよ♪なお、冷凍こんにゃくは約1か月間保存が可能とのこと。
こんにゃくは冷凍保存するのも手!
こんにゃくは食べ応えがありつつ、ヘルシーなのでよく煮物や炒め物で食べているのですが、冷凍保存できることを知り、しかも味しみしみでお肉みたいな食感も楽しめることがわかったので、これからはもっといろいろな方法でこんにゃくを味わいたいと思います。みなさんも冷凍して、いつもとは違うこんにゃくを味わってみませんか?
■参考にしたサイト
ニチレイ 冷凍で食をゆたかに ほほえみごはん
まとめ/JUNKO
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