コラム

マザコン夫って…実は“素敵な旦那様”!?

更新日：2017.10.28

“マザコン”と聞くと、マイナスのイメージばかりが頭に浮かびますよね。
けれど、実はマザコンって素敵な方がたくさんいるんですよ！
それに、マザコンの夫にはメリットがたくさん。
では、マザコン夫がどういった素敵な要素を持っているのか、ご紹介いたしますね。

ソフトマザコンは素敵な夫

まず、マザコンはマザコンでも、素敵な要素を持ったマザコンの男性は“ソフト”なマザコンであることが前提です。
テレビドラマなどで見るような「ママ、ママ」と母親にべったりの“ハード”なマザコンはここでは論外とします。

そもそも、男性は少なからずマザコンの要素を持っています。
自分を産み育ててくれた人なので、当然といえば当然ですよね。
もちろん、男性にかぎらず女性だってマザコンの要素を持っていますよね？
母と娘がまるで友達や恋人かのようにくっつきあいながら、一緒にショッピングやランチを楽しんでいる姿は街中に溢れていまが、なぜか女性の場合は“マザコン”と言われてけなされることはほとんどないわけです。

では、なぜ男性ばかりが“マザコン”と嫌われてしまうのでしょうか。
その理由は、女性が母親をライバル視してしまうからです。そして、「母親と私、どっちが大切なの！？」と稚拙なやきもちを焼いてしまうからです。

ですが、マザコンの男性に対しては、やきもちを焼く必要がありません。
彼らにとって、母親が大切なのはもはや前提であり、同時に妻のことも大切に思ってくれているからです。

マザコンは女性に優しい

マザコンとは、母親に優しい男性のことをいいます。
母親の悪口ばかり言っている（マザコンの裏返しだったりする場合もありますが…）男性って、女性から見てもいい気分はしませんよね？
どうせ男性みんながマザコンならば、母親に優しい男性のほうがよくないですか？

「母親に優しい」ということは、「自分の母親（義理の母）にも優しくしてくれる」ということ。
そしてマザコンは、「明日、母の誕生日だから電話をかけるか、何かプレゼントでも送っておいてくれないか？」と、自分から率先してではなく、妻を通してお祝いしようとしてくれます。
自分では照れくさいからかもしれませんが、これは、夫がわざわざ妻に姑のご機嫌をとる大チャンスを教えてくれていると考えられませんか？

それにマザコン夫は、母親から女性の扱い方をしつけられていたりするため、基本的に女性優先の考えを持っています。
結果として妻にも優しい夫が多く、自分の母親の料理を褒めていたように、妻に美味しい料理を作ってもらったら、言葉に出して褒めてくれる傾向にあるのです。

マザコン夫の活用法

結婚するとどうしても浮上してくる嫁姑問題にも、マザコン夫は活躍してくれますよ。
一見マザコンと聞くと、姑の肩ばかりもちそうですが、実は考え方次第ではそんなこともないのです。
誰よりも詳しい姑情報を握っているマザコン夫を活用しない手はありませんよ！

例えば、「俺の母さんの料理の方が美味しかったな」と夫が言ったらカチンときてしまうところですが、それは実はチャンスです！
なぜかというと、「夫がお母さんの料理が美味しいと言っているので、是非料理を教えてください！」と姑を素直に褒めることができ、夫の好物の作り方を教えてもらうことができるからです。
そうすれば、姑との仲も良好でいられますし、夫の喜ぶ料理を作ってあげることもできます。考えようによっては一石二鳥になりうるのです。

また、マザコン夫は甘えん坊な要素も多く、妻は夫をコントロールしやすいことでしょう。
甘えん坊な夫は褒めてあげるとすぐに喜びます。
妻の顔色を窺う場合も多いですが、可愛いととらえてしまえば、イライラすることもありません。

いかがでしたか？　マザコン夫の素敵なところは、可愛いところ、優しいところ、姑との仲を取り持ってくれるところです。そして、「“母親大好き！”を素直に表現できる優しい夫」ということです。
色々とお話をしてきましたが、ソフトなマザコンの場合、「マザコン」と呼ばれることに抵抗があるため、「マザコン」と言うのはやめましょう。
「お母さんに優しい夫」という言い方がベターかと思います。

＜プロフィール＞
ふう
ライター
3人の子どもの母でありながら、ライターとして得意分野の恋愛系コラムを中心にWEB媒体などで執筆中。自らの円満家族生活をもとに、家族関係についても発信し、活躍している。

写真© JackF - Fotolia.com

Profileふう

ライター
3人の子どもの母でありながら、ライターとして得意分野の恋愛系コラムを中心にWEB媒体などで執筆中。自らの円満家族生活をもとに、家族関係についても発信し、活躍している。

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