こんにちは!暮らしニスタ「家事コツ研究室」研究員Oです。
焼いてもゆでてもおいしいさつまいもは大人から子供にまで大人気。でも料理に使っていたらちょっとだけ余ってしまって、どうやって使おうかと悩んでいるうちに日が経ってカサカサになってしまった…そんな経験はありませんか?
ところが、さつまいもは冷凍保存できるという情報をゲット。生・焼き・ゆでたさつまいもの冷凍保存に挑戦してみます!
1.生のまま冷凍
1つ目は「生のまま冷凍」する方法です。
最初に、さつまいもを水でしっかり洗います。表面には泥などがついていることがあるので、たわしなどを使ってキレイに洗い流しましょう。
洗い終わったらキッチンペーパーでしっかり水分を拭き取ります。
次に厚さ1㎝ほどの輪切りにします。
輪切りにした生のさつまいもを重ならないように保存用袋に入れ、中の空気を抜いて密封します。加熱処理などせず生のまま冷凍すると、調理しても煮崩れしにくくなったり、変色もしづらくなるみたいですよ☆
あとは冷凍庫で保存するだけ!
こんな感じになりました
左が常温のさつまいも、右が冷凍したさつまいもなのですが、冷凍の方に霜がついていたりするわけでもなく、見ただけでは全く見分けがつきませんね^^;
煮物で比べてみた
そこで、常温と冷凍さつまいもで煮物を作って味などを比較してみました。今回はわかりやすく、1つの鍋でそれぞれのさつまいもを煮てみました。
鍋にさつまいも、水100ml、みりん大さじ1、砂糖小さじ2、しょうゆ小さじ1を入れて中火にかけ、落としぶたをして汁気が少なくなるまで煮詰めれば完成です!
左:常温、右:冷凍さつまいもなんですが、冷凍さつまいもは解凍する必要はなく、凍ったまま鍋に入れて大丈夫ですよ♪
結果は…
20分ほど煮詰めて完成したさつまいもの煮物がこちらです。左の常温も右の冷凍も外見はそこまで変わらない感じでしょうか。
そこで輪切りにしたものをさらに半分に切って断面を見てみました。
ここでも特に見た目は変わりませんが、一口ずつ食べてみたところ、冷凍の方は味がしっかりしみこんでホクホクした食感の煮物になっていたのですが、常温の方は味はあるものの、冷凍に比べると若干固さが残っていて、もう少し煮てもいいかもと思うくらいでした。冷凍することで、短時間で味がしみこみやすくなるとは嬉しい♪ちなみに生のままを冷凍したものについては約1カ月間保存可能です。
2.焼いて冷凍
2つ目は、焼いてから冷凍する方法です。
まず輪切りにしたさつまいもを10分ほど水に浸け、アクを抜きます。
次にキッチンペーパーで水分を拭き取ります。
あとは、フライパンでキツネ色になるまで両面を焼き、
焼けたら粗熱を取ります。これを見たらそのまま焼き立てを食べたくなりますね^^
粗熱が取れたら1つ1つをラップで包み、
保存用袋に入れて、密封したものを冷凍室に入れれば完了です。
焼いて冷凍したさつまいもはこちらです。生のとき同様、冷凍しても見た目はほとんど変わりませんね。
ちなみに食べるときは、600Wの電子レンジで2分ほど加熱して解凍すればすぐに食べられます。もともと焼いたものを加熱するので、より甘さを感じられますよ☆なお、焼いたものは2~3週間冷凍保存可能です。
3.ゆでて冷凍
3つ目は、ゆでてから冷凍する方法です。
輪切りにしてあく抜きしたものを10分ほどゆでます。
ゆであがったらざるにあげて粗熱を取り、その後キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
あとは1つずつラップで包み、保存用袋に入れて密封したものを冷凍室に入れればOK。
ゆでて冷凍したさつまいもはこちらです。冷凍したと言わないとわからないくらいそのままですね^^;
こちらを食べる際には、冷蔵庫で解凍するほうが良いようです。電子レンジの解凍でもいいのですが、ゆでたさつまいもは水分が抜けやすくなっているので食感がパサつきやすくなるのだとか。
冷蔵庫で解凍したものを食べてみると、焼いたときよりもしっとりしていて、少しデザート的な感じでした。すでに火が通っているので、さっと作る炒め物などにも使えますよ。こちらも2~3週間冷凍保存可能です。
使いやすい状態で冷凍してみて!
息子がさつまいもを大好きなので、我が家ではよく使うのですが、とはいえ、さつまいもばかりを食べるわけにもいかず、どうやって消費するかが悩みの種でした。
そんな中、今回さつまいもを生・焼き・ゆでたものでも冷凍できることを知り、とっても嬉しくなりました。普段使いやすい状態で冷凍しておけば、いざというときにすぐに使えるので便利ですよね☆皆さんもぜひ冷凍さつまいもを試してみてください!
【参考サイト】
ニチレイ 冷凍で食をゆたかに ほほえみごはん
取材・文/JUNKO
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