パンを焼いたり、グラタンやクッキーを作ったりと、何かと便利なトースター。みなさんはきちんとお手入れしてますか?放置したままの汚れは、知らないフリをしていると火災の原因にも…?!
こんにちは。トースターではもっぱら食パンを焼くか、買ってきたフライ物を温める程度でしか使っていない、家事コツ研究員のankoです。
今回は、見て見ぬフリをしてしまいがちな「トースターのお手入れ方法」についてご紹介しましょう。
実は多い!トースターの掃除の仕方が分からない…
女子感ゼロのわが家のトースターですが、ただ食パンを焼いてるだけでもだんだんパンくずが溜まってきて、ちょっと贅沢にバターを乗せようものなら、網の上に溶けたバターがこびりついて焦げてしまうこともしばしば。
そうした汚れも使用後にすぐ洗ってしまえばいいものを、なかなかそんな気になれず、気づけば2日、3日…そして1週間…(オイ!)
何を隠そう、私こそが見て見ないフリをしている張本人なのです。
ただやっぱり、こうした部分のお手入れというと、そう簡単には重い腰があがらないものです。
ただ面倒臭いだけならまだしも、実は「ちゃんと掃除したことがない…」「掃除の仕方がわからない…」という方、意外と多いのではないでしょうか?そんな方のためにもトースターの掃除方法についてレポートいたします!
トースター庫内の掃除は「重曹」で
こちらは何を隠そう、実家のキッチンにあるトースターです。
もちろん、これといったお手入れも何一つしてこなかったトースターなので、長年の焦げ汚れで茶色く変色してしまっています。ここでは最近、掃除アイテムとしてもよく聞かれる「重曹」を使います。
この重曹は「ダイソー」で購入したものです。
ドラッグストアやスーパーなどでも購入できますが大容量のものが多いので、ちょっとお試しに…という場合は100円ショップの商品がオススメです。
お掃除には、重曹を水に溶かした「重曹水」を使います。
作り方はカンタン。分量は重曹小さじ1:水100mlが目安です。スプレーボトルなどに入れておくと掃除の際も使いやすいです。
では早速お掃除を開始していきたいと思います。
まず中の網を取り外し、この重曹水を使って、汚れの気になる部分を拭いていきます。
ここで一つ注意点があります。
それは、重曹はアルミ製品には使えないということです。
アルミ製品に使った場合、変色や腐食の原因になってしまうため、必ず材質を確認してから使うことをオススメします。
少し頑固な汚れの場合は、キッチンペーパーを重曹水に一度浸して、汚れ部分をパックするようにして貼り付けます。
10分から15分ぐらい時間を置いてから拭くと、頑固な汚れも割と取れやすくなります。
ヒーターの部分は材質によっては割れやすかったりする場合があるので、ゴシゴシ擦ったりすると破損や故障の原因になるので注意してください。
乾燥しないように上からサランラップをかぶせておくと、重曹が汚れにしっかり密着してくれるのでさらに効果的です。
汚れの度合いによっては、重曹水を含ませたメラミンスポンジを使って、汚れ部分を軽く擦っていくといいでしょう。
庫内の汚れが一通り落ちたら、仕上げにキッチンペーパーで水拭き、乾拭きをして終了です。
焼き網の焦げは「クエン酸」で
次に焼き網の部分に入ります。
実家のオーブントースターの網はそれほど汚れていなかったので、ここからは、わが家のオーブントースターの写真に戻ります。
いかがでしょうか(焦)。
実家のトースターに関しては言いたい放題でしたが、自分には甘い様子がにじみ出ています。
この汚れも、すぐに洗って対処しておけばどうにかなったのかもしれませんが、日が経つにつれてこのありさま。普通に洗っただけでは取れません。
今度は「クエン酸」を使ってお掃除していきたいと思います。
クエン酸の成分は、先ほどの重曹(アルカリ性)とは真逆の酸性。
重曹はアルミ製品には使えないとお話しましたが、クエン酸であれば使用することができるので、材質がアルミだったという方はこちらを参考にしてくださいね!
使い方はこちらもシンプル。
クエン酸小さじ1:水200mlを混ぜれば、あっという間に「クエン酸水」の完成です。
このクエン酸水をキッチンペーパーに浸して、網の部分に湿布のように貼り付け、15分ほど放置します。
時間が経てば、メラミンスポンジで擦り、仕上げに中性洗剤で洗って乾燥させれば終了です。
洗っても落ちなかった焦げ汚れも…
いかがでしょうか?見違えるほどキレイになりました。
さて、すべてのお掃除が完了したところで、最後の仕上げ「汚れ対策」に取り掛かりましょう!
トレーの汚れ予防は「アルミホイル」で!
わが家では、パンくずトレーの汚れ対策に「アルミホイル」を使っています。
アルミホイルはトレーよりもひと回り大きめにカットし、トレーからはみ出たアルミホイルを裏側に折り込むと取れにくいですよ。
トレーが汚れてきたな、と思ったら、このようにしてアルミホイルを外して…
また新しいアルミホイルに取り替えれば、掃除の手間も省け、トレー自体も汚れずに済みます。
あとはトレーを装着して完了です。
新しくオーブントースターを買い替えるようなことがもしあれば、まずこの汚れ防策をしておくことで、新品のようなキレイさをキープしておくことができますよ。
重曹やクエン酸で安心安全なお掃除を♪
途中、わが家のトースターの様子に切り替わりましたが、母のトースターもこのようになりました!
なんだか、輝いて見えますね(笑)。
重曹やクエン酸などは汚れを落とす力はもちろんですが、環境にも優しいナチュラルクリーニングとしても知られています。
キッチン家電は食べ物を温めたり、直接口に入るものを調理するところでもあるので、極力強い薬剤は使いたくないという方や、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭にはぜひ使って欲しいアイテムです。
重曹やクエン酸で油汚れや焦げを落とし、トレーはアルミホイルでガードして汚れ対策!これでトースターのキレイがキープできますよ。ぜひお試しを♪
文・写真/anko
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