多数のメーカーからいろいろなシリーズが発売されている、便利な収納アイテム。
使う場所や用途も人によりさまざまですが、今回は暮らしニスタでもファンの多い無印良品の収納ボックスをピックアップ!
整理収納アドバイザーによる便利な使い方をご紹介します。
教えてくれるのは、書籍『水谷妙子の取捨選択 できれば家事をしたくない私のモノ選び』(主婦の友社)を11月26日に発売したばかりの水谷妙子さんです。
収納アイテムは、使い回しできるシンプル機能がおすすめ
水谷さんは元・無印良品の商品企画・デザイン担当。
手掛けた商品は500点を超え、商品リサーチも数多く行ってきました。
その経験を生かした、暮らしをスムーズに回すためのモノ選びに定評があります。
「収納アイテムは、暮らしや考え方が変わっても使い続けられるシンプルな構造のものを選ぶのがおすすめです。
どんなに便利な収納も、その状態が一生続くわけではありません。
シンプルなものなら、収納場所や中身を変えて使い回しやすいですよ。転勤や引っ越しが多い人にもぴったり!」
一押しは、無印良品のポリプロピレンメイクボックス・1/2横ハーフ
水谷さんが自宅でよく使っている収納アイテムのひとつは、無印良品のポリプロピレンメイクボックス・1/2横ハーフです。
「メイクボックスのシリーズは各サイズを家の至るところで愛用しています。
特に、広い収納場所や引き出しの仕切りに使えて便利。空間を仕切るとモノがあちこち散乱せず、きちんと並んでくれます。
目当てのモノを探しやすく、出し入れもしやすくなりますよ」高さ8.6cmで中身が迷子になりにくいのもポイントだそう。
水谷さんは、キッチンの引き出し内でこまごました調理器具を収納するのにこのボックスを活用。
「かさばったり、引っかかりやすい形のものでも、おさまりよくしまうことができます。
ここに入れているのは使用頻度の低い2軍調理器具なので、多少重なっていてもOKにしています」
洗面台の鏡裏収納では、使い捨てコンタクトレンズの収納ボックスとして使っています。
「片目3ヶ月分がぴったり入ります。
ちなみに箱から出して補充するタイミングで1個ずつバラバラに切り離しておくと、毎朝サッと取り出すことができるのでおすすめです」
豆苗の再生栽培にもシンデレラフィット!
そして意外な使い方も教えていただきました!
なんと豆苗の再生栽培の容器として、このメイクボックスがシンデレラフィットするとのこと。
「底のサイズがぴったりなので、刈り取った後の豆苗を入れて育てています。
食品トレーやお皿でもいいんですが、浅すぎるとあまり水が入らなかったりこぼれてしまったり。
このボックスは高さ8.6cmで、水の交換もしやすいです」
これなら豆苗専用の容器をわざわざ買わなくてすむし、栽培していないときは別の場所で使うこともできます。
いかがでしたか?
収納ボックスを買い足そうかなと思ったときは、用途が変わっても使い回すことができそうかを考えて選んでみてくださいね。
■プロフィール
水谷妙子(みずたにたえこ)
整理収納アドバイザー1級。夫と7歳の娘、5歳の息子、3歳の息子の5人暮らし。東京都在住。武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業後、無印良品で生活雑貨の商品企画・デザインを13年間務める。手がけた商品は500点超、調べた他社商品は5000点超。
2018年「家が整うと、家族も整う」というコンセプトのもと「ものとかぞく」を起業し、個人宅の整理収納サービスやお片づけ講座を行う。雑誌やWeb、テレビなどで活躍中。モノについての幅広い知識や、独自の着眼点で使い方を紹介するインスタグラムが人気。
ホームページ taekomizutani.com
Instagram @monotokazoku
■著書
「水谷妙子の取捨選択 できれば家事をしたくない私のモノ選び」
(主婦の友社刊・1300円【税別】)
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