夏の日々の楽しみといえば、そう。帰宅後やお風呂上がりに飲むキンキンに冷えたお酒ですよね!リラックスタイムがあってこそ、仕事も家事も頑張れるというもの。さあ、一日頑張った自分にご褒美を…
あれ?
もしかして…………冷蔵庫に入れ忘れた!?今すぐ飲みたかったのに、やってられないわ…。
否、絶望することはありません!短時間で缶を冷やす裏ワザは意外とたくさんあります。
そこで、一般的によく知られている「缶を冷やす裏ワザ」の中で一体どれが一番効率よく冷やせるのか?を実験してみたいと思います。
まずは準備
今回試すのは、
①濡れた紙で缶を包んで冷蔵庫へ入れる
②氷と缶をボウルに入れて缶をひたすら回転
③氷水と塩と缶をボウルに入れて放置
以上の3つです。
常温で置いておいたものの温度を測ったところ、24.8℃。
お酒が美味しく飲める温度は、夏なら4~6℃・冬なら6~8℃だと言われています(※)から、20℃近く下げなければいけないということになります。
※サントリーお問い合わせサイトより
上記3つの方法で、どれくらい早く冷やせるのでしょうか?
①濡れた紙で包んで冷蔵庫へ入れる
まずは、少し前にTwitterで話題になった「濡れたキッチンペーパーで缶を包むと短時間で飲み頃に!」というライフハックを試してみたいと思います。気化熱を利用する方法ですね。
この状態で冷蔵庫へ入れ、待つこと15分。
出してみると…?
あれ?(二度目)
持った感じでもわかりましたが、悲しいことにあまり冷えていない様子。
どうやら、冷蔵庫の設定温度や食材の詰まり具合によっては効果が得られないこともあるようです。
…冷蔵庫がだめなら冷凍庫だ!
ということで、同じ種類の缶を同じ手順で冷凍庫に入れてみました。待つこと15分。
7.8℃!
これは成功と言える温度でしょう。冷蔵庫の空き状況に自信がない方は最初から冷凍庫に入れることをおすすめします!
ただ、長時間入れておくと凍ってしまう危険性がありますし、味も落ちます(特にビール)。冷凍庫は諸刃の剣ですので、時間には注意してくださいね。
②氷と缶をボウルに入れて缶をひたすら回転
かなり原始的な方法ですよね。試されたことのある方も多いのではないでしょうか。
早速ボウルに缶を入れてクルクルと回転させていきます。
手を濡らさないためにタコ糸などを使って回転させていく方法もあるかと思いますが、素手の方がどのくらい冷えたかわかりやすいので今回は道具は使いません。
5分でひとまず回転終了。感覚的にはかなりキンキンですが…?
5.3℃!
なんと、1/3の時間で①よりも冷たくなりました。一生懸命回した甲斐があります。
実験では3分を過ぎたあたりから「冷たい!!」と感じていたので、本当にお急ぎの方は5分も回さなくて良いかもしれません。
③氷水と塩と缶をボウルに入れて放置
「氷に塩をかけると温度が低くなる」という理科の知識を応用した裏ワザです。塩に氷の溶けるスピードを速くしてもらうということですね。
用意するものは氷と塩とボウル。ボウルに水を張り、氷をと塩を入れ、缶をできるだけ深く沈めます。その環境で放置すれば短時間で冷えるはず(多分)!
※ちょうと良いサイズのボウルがなかったため、鍋で代用。
塩は大さじ3杯ほど、冷やす時間は①と同じ15分でやってみます。いざ実践。
うーん…。
お手本動画では5℃まで冷えていたのに、何故…。氷や塩の量が問題だったのでしょうか。
「こうしたらうまくいったよ!」等、何かありましたらぜひ教えていただきたいです。
結局、どれが効率的なのか
結果をまとめると、
①濡れた紙で缶を包んで冷蔵庫へ入れる
・・・15分で13.6℃。ただし、冷凍庫に入れた場合は15分で7.8℃。
②氷と缶をボウルに入れて缶をひたすら回転
・・・5分で5.3℃。
③氷水と塩と缶をボウルに入れて放置
・・・15分で16.5℃。
このようになりました。効率で言うと、②が圧倒的!ただ、放置でOKな①(冷凍庫バージョン)もなかなか。夕食の準備等で忙しい場合は①が良さそうですね。
…というように、お酒を冷やし忘れても短時間でなんとかなる!ということが証明されました。やらかしてしまった時は、ぜひこの方法を参考に至福のひとときを楽しんでくださいね♪
文/暮らしニスタ編集部
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