コラム

イライラ子育てになってない？「辛い」を「楽しい」に変える育児ストレス解消法

更新日：2017.10.28

子育ては、大きな楽しみや喜びを得られる半面、苦労もつきもの。
子どもの成長に感動したかと思えば、イタズラや聞き分けできないことにストレスを感じてしまう日も少なくないでしょう。
元気に育ってほしい、優しい子になってほしい、と願いながらも、ついイライラしてしまったり、無気力になってしまったりしてはいませんか？
仕事で時間に追われて子どもと過ごす時間が少ないママも、子どもと一緒に過ごす時間が長いママにとっても、少しでも毎日がラクになるワンポイントをご紹介します。

適度なリフレッシュが一番

育児を含めたさまざまなストレスを解消するためには、やはりリフレッシュが一番です。
子育て中は子どもから目が離せない、時間がなかなか作れないといった理由から、リフレッシュタイムを作りにくいと感じる方が大半を占めます。
けれど、子どもの成長段階に合わせて、寝かしつけたあとの時間を利用する、子どもと一緒に楽しめる方法を選ぶ、朝早起きして自由な時間を増やすなどの対策をとってみましょう。

さらに、家族の協力や一時保育の制度を利用して、半日フリーのリフレッシュデーを作ることもオススメです。まとまった時間がないと行けない美容室や映画館、ショッピングを楽しんでもいいですし、逆に家の中でゆっくり過ごす、なかなかできない大掃除や片づけに取りかかるのも十分な気分転換になりますよ。

日々のリフレッシュタイムはまず週1から、周囲の協力が必要なリフレッシュデーは半年やワンシーズンに1度のペースから導入できるといいですね。

家事・育児のハードルを下げる

イライラの原因となる、ストレスをためこみにくい環境・考え方を作ることも大切です。しつけや体調管理、炊事に掃除まで、すべてを納得のいくようにこなせる人は、実は多くありません。

どんなに気をつけていても風邪はひいてしまうものですし、子どもの性格や特性によっては身につきにくいマナーもあるでしょう。毎日、理想的な献立の食事を3食用意することは育児中でなくても大変ですし、掃除だってチリの積もらない部屋をキープするのは容易ではありません。
「風邪は身体が免疫をつけるためのよい機会」「周囲に危険を与えない程度のマナー違反は元気な証拠」「身長・体重が順調に増えていれば栄養は足りている」「チリが少しくらい積もっても生死には関わらない」と緩くハードルを下げて、家事・育児を捉えられるようになりましょう。

もちろん、子どもの特性やママ・パパの性格に合わせて、それぞれのバランス配分を取ることも大切ですよ。みんなが心地よく暮らせるわが家だけの“最低限のハードル”を探してみてください。

家の外に出かけてみる

ベランダやお庭、近所の公園や児童館など、家の外で遊べるスペースへ出かけることは、子どもだけでなくママにとってもいい気分転換になります。
外遊びでは日差しや風に当たり、時間の流れや四季の移ろいを全身で感じ取れるでしょう。そんな環境に身をおくと、大人になってから忘れていた外遊びの楽しさに改めて気づくママも少なくありません。

目的地を決めずに近所を散歩してみるだけでも、穴場スポットを見つけたり、近所の方と交流する機会を得られたりするものです。
子どもが遊べるスポットでは、同じ子育て中のママとお話できる貴重な場でもありますよね。育児に関する情報収集にもなりますし、気の合う方とは悩みや困りごとの共有もできるかもしれません。
また、よその子どもと触れ合うことで、今までとは違った視点に気づく瞬間もあります。

お出かけは体力を使いますし、二人分の荷物を用意するだけでも一苦労ではありますが、疲れてしまわない程度の外出はリフレッシュにつながることも覚えておいてくださいね。

ママがストレスをためこんでイライラしていると、子どももそれを敏感に察してしまいストレスや不安をためこんでしまいがちです。
子どものストレスや不安は健康面や情緒面と大きく関わっていますから、悪循環に陥ってしまうことは容易に想像できます。
今すぐに実践する、考えを切り替えることは難しいかもしれませんが、ご紹介したポイントを参考に、少しでも自分が快適に過ごせるスタイルや環境を時間をかけて作っていってくださいね。

＜プロフィール＞
りうな
ライター
2男1女の育児をしながら、ママも子どもも明るく楽に過ごすためのメソッドやテクニックをWEB媒体に発信中。また、育児テーマのみならず、美容やライフハックなど、日々の暮らしに生かせる身近なネタも得意分野。

写真© hakase420 - Fotolia.com

Profileりうな

ライター
2男1女の育児をしながら、ママも子どもも明るく楽に過ごすためのメソッドやテクニックをWEB媒体に発信中。また、育児テーマのみならず、美容やライフハックなど、日々の暮らしに生かせる身近なネタも得意分野。

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