若者のあいだで普通に使われている略語、わかりますか?
昔から“キムタク”とか“MK5”とか色々ありましたが、あっという間に古くなってしまうのも特徴ですよね。
「主婦100人!アンケート隊」に最近驚いた若者コトバ・略語を聞いてみました。
旬なうちに知っておいて損はない(かもしれません)!
芸能人・有名人にまつわる略語
「子どもたちが『“ヒゲダン”がいい!』と話しているのを聞いて、お笑いの髭男爵が再ブレイクしたのかと勘違いした」(ちえぞう・50才)
「“髭男”を『ひげおとこ』と言ってしまったハズカシイ」(Reeeee・34才)
「電車で若者が『“ザコシ”がやばい』と言っていたので、芸人のハリウッドザコシショウのことかと思って聞いていたらどうやら坐骨神経痛のことで、一人で笑いをこらえるのが大変だった」(ぐりこ・43才)
「TIKTOKやユーチューバ―の名前はもはや呪文にしか聞こえない」(くり・39才)
芸能人や有名人の名前は今も昔も略されがち。
一番多かったのは“ヒゲダン”。
紅白などで彼らを知った大人たちが戸惑う場面、よく見かけます。
それ略す意味ある?
「“かない”は悲しいの略語らしい。
『し』しか短くなってないじゃん!悲しいぐらい普通に言って~」(ゆうれん・34才)
「若い同僚がトイレットペーパーのことを『トイペ』と言っていて、何を言っているのかはじめはさっぱりだった」(すず・41才)
「“めっかわ”がわからなくて、会社の後輩に聞いてしまった。めっちゃかわいい、てこと…」(さおり・30才)
「子どもが『おにご』と言っていて、最初は何の略語かと思ったら鬼ごっこのことだった。なんかかわいい♪」(かなそら・37才)
「夫は、息子からのLINEで『了解』を“り”、『マジで?』を“ま?”と送られるとぶん殴りたくなるらしい」(匿名・49才)
普通に短いコトバなのに略しちゃう、それも若者言葉のあるある…。
“り”とか“ま”とかもはや一文字になってしまうと、聞きもらしちゃいそう。
一般的になりつつあるけど…
「“タピる”は流行語にノミネートされて初めて知った」(はな・47才)
「職場の後輩に『皆でタピりに行きますけどジョインしませんか?』と誘われた。色々ややこしいな!」(匿名希望・31才)
「“ディスる”“リア充”のうまい使い方がイマイチわからない」(RAYmama・41才)
「“陰キャ”(陰気キャラ)、“陽キャ”(陽気なキャラ)。会話の中でいきなり出てくるとさっぱりわからない」(匿名希望・42才)
“タピる”はもうあらゆる世代の方が使っていますね。
あとは昔からのネット用語が一般的に使われるようになったな~という印象も受けます。
思わず聞き返してしまった
「TVを見ながら娘と会話していたら、とある俳優さんが出てきて、『この人がいま私の“好きピ”なの』と。
好きなピープルで、“好きピ”らしい。へぇ…としか言えず」(匿名希望・38才)
「“いつめん”がわからなくて子どもにバカにされた。
いつもの仲良しメンバーってことね…小6女子にはついていけない!」(なお・43才)
「若いママとの会話で出てきた“サブスク”がわからず、適当に話を合わせて後からネットでこっそり調べた」(タッキー019・44才)
「『“ワンチャン”いけるかも!』と言われ、『ワンちゃん(犬)がどうしたって?』と聞き返した」(あのしゃ・48才)
昔、自分が若い頃に母親や上の世代の人たちに略語や流行りの言葉の意味をいちいち聞かれたとき、「無粋だな~」「面倒くさいな」と思っていましたね!
そして今、自分が面倒くさいと思われる側に立っておりますね!
これが人生…!(遠い目)
ちょっとやめさせたい略語
「娘がダンスコンクールのことを『ダンコン』と言う。『ダンコン、ダンコン!!』と夫の前で話すのが微妙で、こっそり聞いてみたら夫も同じ心境だったらしい。外ではたのむから言ってくれるな!」(匿名希望・39才)
「娘が口をひらけば『草』という。笑える、とかウケる、という意味みたいだけど、最近の女子高生の略語は可愛くない」(happy・44才)
「夫が娘にかるく注意したら『はいはい、ぴえんぴえん』と言われた。
(“ぴえん”→悲しい、泣けちゃう的な意味)そこから長い説教の始まり…」(匿名希望・44才)
「いまだに『マジまんじ』は意味わからない。
おじいちゃんがそれを聞いて遠い目をしていたのを忘れられない」(匿名・49才)
「“JK”(女子高生)って、もともとは援助交際とかAV発祥の言葉と知って以来、子ども達に使わせるのは禁止してる」(匿名希望・43才)
「“うれしみ”“わかりみ”“やばみ”が嫌い。子どももそうだけど、後輩が使うとイラっとしちゃう。
私もオバサンになったんだな~」(匿名希望・39才)
略語や若者言葉はちょっと汚い言葉に聞こえるケースが多いため、とくに女の子には使わせたくない…と思うお母さんの意見が多くありました。
下品・無学と思われることもありますし、TPOや由来をしっかり教えたいですね。
もはや専門用語
「娘と洋服を買いに行ったら、あるワンピースを見て『こういうのは“量産系”だからねぇ』と言われた。
さっぱり意味わからず!」(欲張り母さん・47才)
「アイドル好きの娘たちの会話にはほとんどついていけない。
『私は“箱推し”で“DD”じゃん?』と言われたときは1mmも理解できなくて思わず笑った」(匿名希望・49才)
「オンラインゲームやネットをしているとき息子がたまに“ラグい”と言う。
ネット環境が重いとか遅いって言う意味らしい…」(匿名希望・45才)
アイドルやネット用語はもはや専門用語!一般人には理解不能なこともあります…。
また最近はそういう用語が、その界隈を飛び出して普通に巷で使われることも増えた気がします。
若者の略語・流行語は時代を映すもの。
若者もそうですが、主婦世代でも「ホケミ」とか新しい略語も登場していますよね。
日本ならではのオモシロ文化、これからも注目したいものです。
文/小林みほ
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