コラム

子育てに悩むママ必見！2人目育児を上手にこなすための4つの秘訣

更新日：2017.10.28

初めての子育てに奮闘する中、2人目の子どもを妊娠・出産した方は喜びを感じながらも、不安を抱いていたりしませんか？　1人でも大変なのに2人も育てられるのか…、と思うのはとても自然なことです。多くの方はそう思いながらもなんとか2人の、あるいはそれ以上の子どもたちを育ててきています。そこで今回は、あらかじめ知っておきたい「2人育児のコツ」を様々な方面から紹介いたします。漠然とした不安を抱えている方も、現在進行形で悩みに直面している方にも参考になればと思います。

上の子を優先する

2人目を出産するとよく言われるかと思いますが、「下の子よりも、まず上の子を優先する」ように心がけてください。それまで周りの愛情や関心を一身に受けて育ってきたお兄ちゃん・お姉ちゃんは、その日突然環境が一変するのです。その変化を受け入れるのにかかる期間は子どもの性格などによって大きな差がありますが、同時に大人の対応にも左右されるところがあります。泣いている赤ちゃんをすぐにあやしてあげたいと思う気持ちは大切ですが、泣いていない上の子も“構ってもらいたい、自分を見てほしい”という気持ちはあります。出産前よりもスキンシップの時間を増やす、途中で赤ちゃんが泣き始めてもすぐに手を離さない、ということを意識してやってみてください。新生児は少しくらい泣き続けても平気なものですし、案外途中で寝入ってしまうこともあります。ミルクや授乳の時間に気をつけながら、上手く優先順位をつけられるようになりましょう。

予防接種や検診のスケジュール管理

子どもたちの健康を守るために大切な予防接種や検診はできるだけ決められた期間内に受けるようにしましょう。期間を過ぎてしまうと、手間や自費負担が生じる場合があるだけでなく、正しく免疫がつけられなかったり、発育を見極められなかったりすることがあります。子どもの人数が増えれば、その分管理しなくてはいけないスケジュールも増えますから、手帳やアプリなどを活用して漏れのないよう事前にチェックしておくことをお勧めします。とくに注意したいのが、数か月ほど予定のない空白期間です。この期間にうっかり気を緩めてしまい、大事な予防接種や検診を逃してしまうことは少なくありません。冷蔵庫などの目立つところに掲示したり、スマホの通知機能を使うとよいでしょう。手帳を使う習慣のある人は書き留めておいてもいいですね。

ある程度の病気は仕方ない。でも、合併症のあるものには要注意

活発に遊ぶ上の子に付き添って、小さいうちから外出することの多い2人目は、同時に病気にかかるリスクも増加します。だからといって、このリスクを回避するために遊び盛りの上の子を家の中に縛りつけておくことは現実的ではありませんよね。多少の咳や鼻水、発熱は免疫をつけるために必要なものだと割り切って、少しでも早く回復するようにケアしていきましょう。小さいうちに色々な風邪をもらっていた子は、大きくなってから丈夫になりやすい傾向にあります。ただし慢性化しそうな場合や、合併症のリスクが高いときは注意して経過を見守りましょう。少しでも体調に異変を感じたらすぐ病院へ行けるよう、環境を整えておくことも大切です。また、大人も子どもから病気をもらってしまう可能性があるので、自分自身の体調管理にも気を配ってください。

うまく周りの人に頼れるようになろう

大人1人で子どもを2人育てていると、精神的にも物理的にも「厳しい」と感じるシーンは訪れるもの。そんなとき、パパや実家、友人など、頼れる相手を作りサポートしてもらうことが大切です。例えば、上の子の行事参加や送迎、逆に、下の子が体調を崩したときなど、少しの時間でも面倒を見てもらえると助かりますよね。そして、ちょっとしたことでも愚痴や悩みを聞いてもらえるだけでも気持ちが軽くなるときがあります。けれど、理由は様々ですが、周りの人に頼ることに抵抗を感じる人というのは実は結構多いものです。しかし、自分が頼られた場合のことを一度想像してみてください。家族や友人に頼りにされたら、思いの外嬉しく感じませんか？　もちろん人に頼みごとをするときは誠意をもって、必要に応じて感謝の言葉やお礼の品を添えることは必要です。

年齢差が大きくても小さくても、2人目が幼いうちは様々な困難の連続です。しかし、その困難の先には充実した楽しい未来が待っていることを忘れないでくださいね。しっかりするべきところはしっかりと、抜けるところは大きく構えてゆるりと、楽しい2人育児ライフにしていきましょう！

＜プロフィール＞
りうな
ライター
2男1女の育児をしながら、ママも子どもも明るく楽に過ごすためのメソッドやテクニックをWEB媒体に発信中。また、育児テーマのみならず、美容やライフハックなど、日々の暮らしに生かせる身近なネタも得意分野。

写真© milatas - Fotolia.com

Profileりうな

ライター
2男1女の育児をしながら、ママも子どもも明るく楽に過ごすためのメソッドやテクニックをWEB媒体に発信中。また、育児テーマのみならず、美容やライフハックなど、日々の暮らしに生かせる身近なネタも得意分野。

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