コラム

紫外線対策は肌だけ？夏のダメージから髪を守る4つの方法

更新日：2017.10.28

海、川、山、そしてプール！　夏は家族や友人とレジャーへ出かける方も多いのではないでしょうか。そんな外出時に日焼け止めクリームなどを使用している方は多いかと思いますが、髪の毛への紫外対策をおこなっている方は意外と少ないもの。
そこで今回はツヤ髪を死守するためにもぜひやっていただきたい、外出時に髪を守る方法を紹介いたします。

紫外線を浴びた髪の毛はどうなるの？

髪の毛が紫外線を浴びると、カラーリングが落ちてしまったり、毛先がパサついてひっかかりやすくなったり、枝毛や切れ毛などのトラブルに繋がります。とくに、明るい髪色にしている方ほど紫外線を浴びることで色が抜けるスピードが速くなってしまいますし、パーマをかけている方であれば、せっかくかけたパーマが紫外線ダメージを受けることで取れやすくなってしまうのです。

対処法1：洗い流さないトリートメントをつける

洗い流さないトリートメントをつけることで紫外線から髪の毛を守ってくれます。洗い流さないトリートメントと一口にいってもいろいろな種類があるので、できるだけUVケアや紫外線用のものを選ぶとよいでしょう。UVケアのトリートメントは、肌につける日焼け止めクリームと同じように、髪の毛の表面を覆うことで紫外線を反射させてくれます。

対処法2：出かけるときは帽子を被る

帽子をかぶって出かけることも紫外線対策です。帽子を被るときに気をつけたいのは毛先までしっかりカバーしてあげること。帽子を普通にかぶると毛先は帽子の中に入らず、頭皮と根元だけが帽子の中にある状態になってしまいます。頭皮を紫外線から守ることもとても大切ですが、どうせなら痛みの目立つ毛先も守りたいところ。毛先をヘアゴムなどで短く首元でまとめたり、首の後ろまで日よけがついている帽子を選び、毛先を守るようにしてくださいね。

対処法3：ヘアワックスの使用はほどほどに

夏の日差しにヘアワックスがあたり続けるとドロドロに溶けてしまいます。ドロドロになったワックスは重力によりどんどん毛先に向かって滴り落ちることに…。ドロドロになったワックスは温度が上がっているため、密集することでさらに温度が上がります。そうなると毛先は紫外線の熱でも、ワックスの熱でもダメージを受けることに。そうならないためにも、ヘアワックスのつけすぎには注意が必要です。

対処法4：シャンプーを低刺激のものに

シャンプーは私たちが思っている以上に髪の毛にダメージを与えてしまいます。とくに洗浄力の強いタイプのものは汚れや油脂などは洗いとってくれますが、髪の毛や頭皮にかかる負担は大きいのです。紫外線を浴びることによって髪の毛は毎日ダメージを受けています。ですから、低刺激のシャンプーで優しく洗い流しましょう。シャンプー前に、ぬるま湯である程度汚れを落とすことをオススメします。

いかがでしたか？　ツヤのあるサラサラ髪を保つことは、日々のヘアケアやセットにかける時間短縮にも繋がるはず。家族でレジャーへ出かけることの多い季節だからこそ、ちょっとした対策で紫外線から髪の毛を守っていきたいですね。

＜プロフィール＞
大野えりか
コスメ薬事法管理者／美容ライター。コスメプラス代表
1986年東京都生まれ。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後は紙媒体とウェブ媒体での編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍している。

写真© absolutimages - Fotolia.com

Profile大野えりか

コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後、編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍。

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