著書『トヨタ式家事シェア』が大好評のライフオーガナイザー、香村薫さん。彼女の「1秒もムダにしない!」という、徹底的に効率化した家事に注目が集まっています。
そんな香村さんの暮らしには、目からウロコの画期的な時短術がいっぱい! 今回教わった掃除、収納、洗濯、そして料理のスリム化をヒントにすれば、毎日の生活に革命が起きそうです。
「トヨタ式家事」で家が変わる!暮らしが変わる!!
「ムリ、ムラ、ムダ」を省くのが、トヨタ式のルール。すべてのしくみに理由があって、誰にでもわかりやすく「見える化」され、能力を超えた「ムリ」、仕上がりにバラつきのある「ムラ」、よけいな動作など「ムダ」を減らそうという考え方です。
家庭に置き換えてみると、ワンオペ家事という「ムリ」、家族に家事を頼んでもしたりしなかったりする「ムラ」、必要以上のモノがあふれている「ムダ」ということに。「この3つをなくせば、家事の効率もアップします!」と香村さん。
♦掃除の時短♦
まず、掃除の時短法は、床拭きロボット掃除機+家族での家事シェア。みんなに参加してもらう秘訣は、家族がワクワクするような家電や道具など、好みの掃除グッズを用意すること。そして、それをすぐ手にとれる場所に置いておくこと。ウエットシートなど、あと片付け不要の使い捨てグッズを使うことだそう。
「そうすると、気づいた人、汚した人が掃除機でサッと吸ったりしてくれる。週末のお出かけ前には、『掃除が終わったら出発ね』と声をかけると、みんな早く出かけたいのでササッと手伝ってくれます(笑)」
♦収納の時短♦
モノを厳選すれば家事もしやすく、時間も短縮できるという香村さん。食器も少ないと出し入れしやすいので、数を決めて、キッチンカウンター内に収納。お皿が重なっているととり出すのも面倒ですが、立てて収納すれば出し入れがラク。カゴをスライドできるようにして、その下に置いてある食器も出しやすいよう工夫しています。
「コップも重ねず、ワンアクションでとり出せるようにしています。収納の中身の『見える化』も大切で、家族みんながわかるようにラベリングしているので、子どもたちも自分で出してくれます」
♦洗濯の時短♦
洗濯から「干す→とり込む→たたむ」作業を省略したい!と、導入したのがドラム式の洗濯乾燥機。おかげで、大幅な時短がかなったそう。
香村家の洗濯は1日に2回、夜の入浴後と朝の準備が終わったあとに。夜はその日着た洋服や使ったタオル類、朝はパジャマと洗顔に使ったタオルを洗うので、夜にはパジャマが、朝には洋服がきれいになっていて、すぐに身につけることができます。
「たたむ必要がないので、洗濯機から洗濯物をとり出して、リビングに向かってポイッと投げるだけ(笑)。子供たちは、そこから自分のパジャマや下着を持っていってくれます」
便利グッズの“作らない置き”で調理時間も片付けも圧縮
徹底して家事の効率化を図っている香村さん。もちろん台所仕事も例外ではありません。
「私は料理が苦手なので、1秒でも短くしたくて(笑)。調理とあと片付けをどうしたら時短できるか、あれこれ試しました」。
作り置きやプラスチック容器を使った電子レンジ調理など紆余曲折を経て、出会ったのがライオンの『リードプチ圧力調理バッグ』!
「これだ!と思いました。材料と調味料を入れて、電子レンジでチンするだけでおいしいおかずが完成しちゃう。調理器具を使わないので、お鍋などのあと片付けも不要。電子レンジ内が汚れる心配もないんですよ」
今回作ってもらった「鮭とパプリカのレモンバター蒸し」も、鮭などの素材と一緒に塩、バター、水を入れて電子レンジでチンするだけ。なのに、この本格的な仕上がり!
『リードプチ圧力調理バッグ』の最大の便利ポイントは、下ごしらえ→冷蔵・冷凍保存→調理がこれ一つでできてしまうこと。ストックしておけば、できたての手作り料理がいつでもすぐに出せるそう。
「私が画期的と思ったのは、加熱前に冷凍保存できるところ。解凍と調理が同時なので、とてもおいしくなります。途中で混ぜたりひっくり返したりする必要がないので、その間にほかの作業ができるのもうれしい。加熱ムラができないのも魅力で、魚やチキンなど本当にふっくらと仕上がって感動します!」
香村さん宅の冷凍室には、いろいろなメニューが詰まった『リードプチ圧力調理バッグ』がぎっしり! いつもコストコで大量に食材をまとめ買いするという香村さんは、帰宅後に小分け冷凍するタイミングで、一気に下ごしらえまでして冷凍保存するとか。
「ラップで一つずつ包んでいく手間とさほど変わらないというか、調理バッグに入れる方がむしろラク(笑)。いつも肉3種類、魚2種類を買うのですが、それを各4等分すれば、平日5日間5種類のメニューで1ヶ月持ちます。リードのオンラインレシピは種類が豊富で、鮭料理だけでも数種類あるので重宝しています」
『リードプチ圧力調理バッグ』は家事シェアのお助けグッズ!
「電子レンジでチンするだけなので、家族に任せられるのもメリットですね。料理だけでなく、手作りおやつも材料を混ぜるだけで簡単にできちゃいます」。
この日は、ご主人とお子さんでチョコレートケーキ作りに挑戦!
電子レンジでチンした『リードプチ圧力調理バッグ』を開くと、「わ〜いい匂い!」の大歓声。スポンジケーキはスルンとバッグからとり出せるので、お子さんでもラクラク。クリームやイチゴでデコレーションして、あっという間に完成です。
『リードプチ圧力調理バッグ』を使うようになって、キッチン滞在時間が圧倒的に減ったという香村さん。
「調理の手間やあと片付け、キッチン掃除が減ったおかげですね。洗い物も少なくなったので、夫も手を出しやすいのか、頼まなくても洗ってくれるように(笑)。野菜室から野菜も減って、腐らせないか心配…というストレスもなくなったし、毎日のメニュー作りから解放されたことも大きいですね」
期待した以上にいろいろなことがスリム化して、好きなことにゆっくり時間が使えるようになったとか。忙しい香村さんの生活に、もはや『リードプチ圧力調理バッグ』は欠かせないもののようです。
取材/水谷みゆき 撮影/伊藤夕理
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