「肉のうまみがしっかり味わえる」「脂がしつこくなくて甘みがある」と老若男女問わず人気の「和豚もちぶた」。
家族みんなが喜ぶそのお肉を使って、「家事、育児、仕事で時間が全然ない!」と悩むママが簡単にできるレシピはないものか……。
そこで今回は、2人のお子さんのママであり、パパッと作れておいしい料理に定評があるほりえさわこ先生のもとを訪問。
忙しいママも思わず作りたくなる超スピードレシピを教えていただきました。
目次
●多彩な楽しみ方ができるのが豚肉の魅力!
●『和豚もちぶたの超カンタン!冷しゃぶ』
●さわこ先生も大絶賛!「和豚もちぶた」のおいしさを作る4つの柱
多彩な楽しみ方ができるのが豚肉の魅力!
さわこ先生は祖母・泰子さん、母・ひろ子さんと続く料理家一家の3代目。
ご自身の家族4人に加え、103歳の祖父から2歳のめい御さんまで、毎日にぎやかに食卓を囲んでいるといいます。そんなほりえ先生に、よく作る豚肉の時短レシピを伺いました。
「豚肉はリーズナブルだし、家計を預かる主婦にとってとても助かる食材ですよね。
部位によっていろいろな料理ができるのも使いやすくて好きです。うちは大人数ですし、おなかを空かせた子どもたちのためにも、チャチャッと作れる料理が多いですね。
かたまり肉なら塩漬けにしてから薄く切っていろいろな料理にアレンジしたり、ちょっと残っているジャムとしょうゆで煮豚にしたりします。
薄切り肉なら、季節の野菜を巻いたり、チーズをはさんでとんかつにしたり。高齢者にも幼児にも食べやすいので、大好評です」
さわこ先生は中学2年生の女の子と小学5年生の男の子のママ。
お子さん2人が大好きなのは、お肉のおいしさがダイレクトに味わえる「しゃぶしゃぶ」だといいます。
「夏は冷しゃぶ、冬は鍋で、と年中食べています。下ごしらえがほとんどいらないので忙しいときにぴったりですし、小さい子どもがいる家庭でもとりわけしやすいですね。
定番のごまだれやポン酢のほかにラー油やスイートチリソースなどを入れて、たれにバリエーションをつけると、いろいろな味が楽しめるのもいいんです。
豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれていて、疲労回復に効果があるので、子どもたちも疲れやすくなる暑い季節には、積極的に食べたいですね!」
くさみがなく、甘みがあってきめこまかい「和豚もちぶた」は、あとをひくおいしさ
「豚肉はくさみがあるのが気になることがあります」というさわこ先生ですが、この「和豚もちぶた」は「くさみがないし、しっかりした肉のうまみがあってびっくり!」とのこと。
「とにかく、甘くてやわらかくて、きめこまかいお肉ですね。
もも肉はまろやかな豚肉の味がかむほどに広がり、バラ肉は適度な脂でしっとりしていて、万一ちょっとゆですぎてもパサパサになることがありません。
あと味もさっぱりしていて、いくら食べても食べられます」
さわこ先生が言う通り、国産の一般的な豚を100%としたとき、「和豚もちぶた」の「あとくちのすっきり感」は約110%なのだといいます。
「飽きのこない味というんでしょうか。1度食べたらそのおいしさが記憶に残りますね。
しゃぶしゃぶ用でこんなに豚肉のおいしさが味わえるなら、かたまり肉はどんなだろうと想像してしまいました。これからはぜひ指名買いしたいと思います」
さわこ先生のテクニックが盛りだくさん!
とことん時短を追求した「和豚もちぶたの超カンタン!冷しゃぶ」
一度食べたらやみつきになる人が続出の銘柄豚「和豚もちぶた」。
そのおいしさが十分に味わえて、忙しいときにも手間なく作れる時短レシピをさわこ先生に伝授していただきました。
「もっともシンプルにお肉のうまみを楽しむなら、やっぱりしゃぶしゃぶ。もともと簡単な料理ですが、さらに時間を短縮できる技を披露します♪
今回使うのはもも肉。和豚もちぶたならもも肉でも固くならないので、『パサパサする』と敬遠しがちなパパも、喜んで食べてくれると思います。
野菜と組み合わせると豪華になりますし、栄養バランスもバツグンのヘルシーなメニューです。
アクが少ないためか豚肉をゆでたあとのお湯もくさみが残らず、それでいて出汁も出ているので、おみそ汁などに利用できます。
ムダなく使えるのは、主婦にとってうれしいですよね」
『和豚もちぶたの超カンタン!冷しゃぶ』
[材料](2人分)
・和豚もちぶた(もも・しゃぶしゃぶ用) 200g
・トマト 1個
・ベビーリーフ 1パック
・パプリカ(黃) 1/4個
・しょうが 1かけ
・酒 大さじ2
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しょうゆ 大さじ2
酢 大さじ2
ごま油 大さじ2
おろししょうが 小さじ1
砂糖 小さじ1
・ラー油(適宜)
[作り方]
① しゃぶしゃぶ用肉はひと口大に切る。
② 湯4カップを沸かし、沸騰したら火を止めて酒大さじ2を加える。
③ ①を一度に入れて箸でほぐし、色が変わったらざるに上げる。すぐにラップをして上に保冷剤をのせる。
④ ベビーリーフは洗って水気をよくきり、パプリカは薄切りに、トマトは1cm角に切る。
⑤ Aをまぜ合わせ、トマトを入れる。
⑥ 器にベビーリーフとパプリカをしき、しゃぶしゃぶをのせ、⑤をかける。大人はラー油をかけてもよい。
さわこ先生に時短ポイントを教えてもらいましょう!
時短ポイント1
肉は包丁ではなくキッチンばさみでカット
時短ポイント2
お湯の中にまとめてお肉を入れる
酒大さじ2を湯の中に。
まとめてお湯のなかへ。
必ず火からおろした状態で入れるようにします。
さいばしで、まとまっていた肉を
1枚ずつにほぐします。
カットした肉をトレーからそのままお湯に投入。しゃぶしゃぶというと、1枚1枚お湯の中で“しゃぶしゃぶ”するイメージですが、まとめて入れてからゆらゆらとほぐすだけでOK。
先に入れた肉をゆですぎる心配もありません。
時短ポイント3
水にとらずにざるに上げ、保冷剤をのせるだけ!
湯気がでている状態で
ラップをふんわりかけます。
その上に保冷剤を置いて冷やします。
ボウルに水を用意する必要も、氷を入れる必要もありません。ざるに上げた肉にラップをかけ、その上に凍らせた保冷剤をのせるだけ。
すごく急いでいる場合は、ざるに保冷剤をのせてラップをした上に肉をのせ、上と下から冷やせば、すぐにできちゃいます。
「女性がスキンケアするときに、保湿のためにフェイスパックをしますよね。
それと同じで、ラップをかけることでお肉が冷めるときに一緒に逃げてしまう水分をお肉に閉じ込めることができるのです。
なので、固くパサパサにはならず、しっとりとやわらかいゆで上がりになります。
時短以外にもおいしさでもメリットがあるんですよ。」とさわこ先生。
時短ポイント4
しょうがはホイルの上ですりおろす
たれに使うしょうがは、おろし器にホイルを敷いて、そのうえでおろします。こうすれば、おろし器が汚れず、ホイルを捨てるだけでいいので、後片づけいらず。
野菜を切って盛りつけたら、あっという間にできあがり!
本日の献立は和豚もちぶたの冷しゃぶをメインに、中はほっこり外はカリカリのフライドポテト、塩をすりこんで冷やしたきゅうりにしそを加えたさわやかな味のパリパリきゅうり、夏野菜の代表・なすのおみそ汁。
思わずよだれが出ちゃいそう!
「火を使うのは最初だけなので、『暑い時期にキッチンに立つのが憂鬱』というママにもおすすめです。
トマトにたれのおいしさがプラスされて、コクがありながらさっぱりとした仕上がりになり、和豚もちぶた本来の肉のうまみをより引き立てます。さぁ、どうぞ召し上がれ!」
「大人はたれをアレンジするのもおすすめ」とさわこ先生。
「たれにラー油を加えると、ピリ辛味になって味にアクセントが加わります。
和豚もちぶたはしつこくなくてたくさん食べられるので、ちょっとたれを多めに作って最初はそのままで、途中からラー油のたれで楽しむのもアリですね!」
さわこ先生も大絶賛!「和豚もちぶた」のおいしさを作る4つの柱
「うちの近くのどこで買えるのか知りたい!」と、さわこ先生も夢中になった「和豚もちぶた」のおいしさの始まりは、約30年前。
「日本一おいしい豚肉をつくろう」というひとりの養豚農家の呼びかけからでした。
1 肉質・味・香りのすべてにこだわって優秀な豚を選定
養豚の本場・アメリカやカナダ、ヨーロッパなどたくさんの豚肉の研究を重ねた末に3品種の豚を掛け合わせて生まれたのが「和豚もちぶた」です。
種豚から成育管理され、その中でたった5%の豚だけが「和豚もちぶた」の祖父母と父親になる資格が得られるといいます。
肉質・味・香りの三拍子がそろった、まさに豚肉界のエリート中のエリートなのです。
2 ストレスフリーな環境で、すこやかに育てる
豚はとってもストレスに敏感。そんな豚を元気に育てるために、農場では温度管理をし、衛生的な環境を整備。
今までに蓄積された膨大な生産データで、餌の食べ具合や発育段階までこまかく数値で管理して、安全・衛生管理を徹底しているのだそうです。
さらに獣医師が定期的に農場を訪問し、豚の健康状態のチェックだけでなく、温度管理や衛生環境の改善などをサポートしているのだとか。
「和豚もちぶた」のくさみが少ないのも、そうした愛情たっぷりの快適な環境で育つからなのですね。
3 軽くてあっさりした脂身の秘密は特製飼料にあり
毎日食べる飼料は、品質の良いトウモロコシなど数種類にビタミンやミネラルも配合し、栄養バランスがバツグン。
さわこ先生もとりこになった、サラッと軽い脂身としっとりとした肉質は、黄金比で配合された特製飼料で健康に育った証なのです。
4 最短ルートでお届けするから、新鮮でおいしい
「一番おいしい状態で味わってほしい」という思いから、配送も独自のシステムを実現。
その理由は、豚肉は新鮮なほどおいしいからです。
自社で管理している食肉処理センターで手際よくカットされ、最短ルートで出荷されています。
「和豚もちぶた」だけのスピード流通で、味や品質、衛生的にも最高の状態で食卓に届きます。
「体は毎日の食事で作られていくもの。
衛生的な環境と厳選された飼料で健康に育った和豚もちぶたなら、子どもたちにも安心して食べさせられますよね。
早速取り扱っているお店に買い出しに行こうと思います!」とさわこ先生。
「和豚もちぶた」の深いコクと甘み、とろけるような脂身の軽さを思う存分に味わえる、さわこ先生直伝の冷しゃぶは、毎日目が回りそうなほど頑張っているママのためのお助けレシピ。
パパも子どもたちも、その味に大満足すること間違いなしです!
レシピ指導・調理/ほりえさわこ 撮影/佐山裕子(主婦の友社写真課) 取材・文/荒木晶子
●お問い合わせ
ハム工房ぐろーばる
0279-52-3746
提供/グローバルピッグファーム株式会社
▶『ほりえさわこ先生が超時短テクを伝授!一枚ずつ水にとらなくてもOKな「冷しゃぶ」レシピ』 |出展: Milly
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