子どもにお手伝いを頼みたいとき、どのような言葉をかけていますか?なかなかお手伝いをしてくれず、ちょっとした悩みの種が生まれているママも多いよう。
そこで今回は、子どもがお手伝いしてくれる「魔法の一言」を、先輩ママ100人から伝授してもらいました。
「すごいね!」とにかく褒めまくる
「お手伝い上手だから、一緒にやってみよう!と声をかける。お片付けなど特に面倒くさがるようなことだと、一緒にやってみようという言葉でお母さんより『自分の方がうまく片づけられるよ!』という感情が助長されて自らいろいろやってくれるようになる」(専業主婦/38歳)
「『ありがとう』『助かる』『いい子に育ててしまった』『えっ、お願いしていないのにお手伝いしてくれるの?』と、とにかくほめる一言を使います」(専業主婦/39歳)
「『ママより上手!』あえてダメママを演じて見せて子供が少しでも手をつけたらこのセリフ。やる気アップです」(専業主婦/27歳)
「4歳の男の子なので簡単なものしか手伝えませんが『〇〇もできるんだ、すごいね!お兄さんだね!』とおだてると、乗り気ではなかったお手伝いもやってくれます。また『この間〇〇やってもらって助かっちゃった、また頑張ってもらえるとママうれしいな』と言うと、役に立てるのがうれしいのかお手伝いを頑張ってくれます」(正社員/42歳)
過剰なくらいがちょうどいい?気持ちをいっぱい込めて褒めてあげることで、子どもの心にも響くはず!率先してお手伝いをしてくれるようになる日まで早いかもしれません♪
「うれしい!」ママの素直な気持ちを伝えてみる
「なかなか片付けをしてくれず疲れてしまい、ふと『〇〇してくれたら楽になってうれしいな』と言ったところ『そうなの!?』と自分から片付けてくれました」(専業主婦/66歳)
「男の子の場合は『〇〇くんがコレしてくれたらママ助かるな~』とか『コレできる〇〇くんかっこいいね』と、とにかく褒めてあげる。とくに男の子は『かっこいい』という言葉に弱いし駐車場とかで走って欲しくないときは『ママをおいていかないでね』というと必ずそばにいてくれる。小さくても男だなと感じる」(正社員/25歳)
「お母さん、○○君が畳んでくれた服が着たい!洗ってくれた食器でご飯が食べたい!入れてくれたジュースが飲みたい!と、子どもがしてくれたことで「私が〇〇したい」という言い方をすると、喜んでやってくれることが多いです」(専業主婦/37歳)
「うちの子はいわゆる『ちょっと生意気なガキ』タイプの子です。おだててお手伝いしてもらおうとしても全く乗ってきません。ですが内面はとても優しいところがあるので『今日お母さん頭痛がひどいんだ』としんどそうにいうと、素直にお手伝いしてくれます」(専業主婦/53歳)
「子どもがまだ小さい時の話です。少し体調が悪くて、でもお風呂の掃除が残っていた時『ママ、〇〇が綺麗にしてくれたお風呂に一緒に入りたいなー。〇〇が前に洗ってくれた時、ピッカピカで気持ちよかったからね』と持ち上げてみたら、簡単にお手伝いしてくれました」(専業主婦/53歳)
ママの素直な気持ちを伝えることが、子どものやる気をアップさせるコツ!「ママが喜ぶから」と思いやりを持ってお手伝いしてくれるなんて、ママ冥利に尽きますね。
「よーい、どん!」遊び感覚で楽しんでもらう
「我が家はお手伝いを一回するとスタンプを一つ押して10個貯まると110円お小遣いがもらえます。だから、『スタンプ欲しい人!』と呼び掛けると姉妹で競ってお手伝いしてくれます」(専業主婦/40歳)
「ごはんを早く食べて欲しいときなどは『食べた後大好きなお菓子をあげるよ』というと魔法がかかったかのようにしっかり食べてくれます。朝ご飯で急いでいるときに助かります」(個人事業主・フリーランス/39歳)
「『〇〇して!』と言うのではなく、片付けなら『この箱に10数えるうちに入れてみよう』など、遊びの延長のような声かけをすると、してくれることが多いです」(専業主婦/32歳)
「『〇〇するよ~、どっちが早くできるかな?よーい、どん!』男の子ならこの言葉で競争・ゲーム感覚でノッてきてくれます。機嫌がいいときなら『ママ、お手伝いしてもらえるととっても助かるな~』と言うと、大好きなママのために頑張ってくれます!」(正社員/30歳)
「『〇〇屋さん、お願いしまーす』と言うようにしていること。たとえば配膳を手伝ってほしい時は『ご飯運び屋さーん』というようにすると、子どもはごっこ遊び感覚になるようで、楽しそうにかけつけて手伝ってくれる」(専業主婦/33歳)
「〇〇ごっこ」など遊びが好きな子には、遊び感覚になるような言葉をかけてみるといいかも!お手伝いの苦手意識を切り替えることもできますね。
「助けて!」ヒーローになりきってもらう
「子どもに手伝ってほしい時は『ヒーロー助けて!』の一言で自発的に動いてくれるようになりました。手伝いが終わった後には『助かったよ。さすがヒーロー』で、また次回にも同じように手伝ってもらうことができます」(専業主婦/36歳)
「息子がまだ幼稚園生だったときのことです。戦隊ものにはまっていた息子。『キャー、お部屋が汚くて大変!○○レンジャーがいたらお手伝いしてくれるのになあ』というと、戦隊ものになりきって張り切ってお手伝いしてくれました」(パート・アルバイト/43歳)
「体調不良の時に『助けて、アンパンマン!』と言ったところ『アンパンマンは助けに来ないから、僕がやってあげる!』と洗濯物を取り込んでくれました。それ以来、困った時は我が家のアンパンマンを呼んでいます」(専業主婦/42歳)
かっこいいヒーローに変身した気分でお手伝いしてくれるなんて、まさに魔法の一言。困った時にすぐ助けてくれる、ママだけの小さなヒーローになってもらいましょう!
自らお手伝いしてくれるようになるまでは長い道のりかもしれませんが、成長が見えるその瞬間を楽しみに親子だけの「魔法の一言」を見つけてみてくださいね。
※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
ライター。無印良品らぶ「ムジラー」。女性サイト編集スタッフを経て、現在はWeb媒体を中心にコラムを執筆。ジャンルは恋愛、美容、マンガ書評など。趣味は資格勉強、最近では日本化粧品検定2級を取得。たのしく、やさしく、すこやかに。
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