スマホで気軽に不用品の売買ができる、メルカリやフリルなどフリマアプリを使った“プチ稼ぎ”! 以前「メルカリやラクマ ネットフリマの基本のキ!【最新版】」でネットフリマとは何?をご紹介しました。
そして、今回はネットフリマに出品する商品を「バンバン売る!」
しかも、「高く売る!」ためのコツをご紹介。
数ある出品物の中から「目をとめてもらい」「売りたい価格で」「買ってもらう」ためにできることを、主に「メルカリ」を例にして「写真」「説明」「値段」の3大ポイント+αでまとめました。
「売れる」写真を撮ろう
ネットフリマはスマホ利用者が圧倒的。PCより断然小さい画面で“パッと見て”わかる、気に入ってもらえる写真を撮ることができれば、売れる可能性は格段にアップ!
「明るい窓際」で撮るだけで写りは段違い
×蛍光灯の下
○明るい窓際、カーテン越し
撮影の基本は夜より昼間。窓際の「明るい日陰」に置いて撮るだけで、誰でもいい写真が撮れます。
直射日光が当たる場所は避け、商品に影ができるほど光が強い場合はレースカーテンを引くなどして和らげます。
夜の撮影はフラッシュや蛍光灯の光で商品が暗くなりがちに。自然光での撮影なら、テクなしで上手に撮影できます。
背景も気にしよう
×みかん?!
○白バックですっきり、生活感なし
背景が汚かったり、ゴチャゴチャしていると商品の魅力は半減。写り込む範囲だけでいいので片づけ、発送物だけが写る状態に。白い紙などを敷くとすっきりします。
あるとないとじゃ売れ方が全然違う! ブランドロゴはアップで
ネットフリマでもっとも売れやすいのは、ズバリ「ブランド」「有名メーカー」の品。
いちばんのアピールポイントなので、ロゴのアップは必ず写真にもりこみましょう。
何でもない帽子
ノースフェイスで防水なのね
ブランド品については「ニセモノ」が横行しがちなフリマサイト。ロゴのアップだけでなく、購入時のレシート、箱、ギャランティカードなどが残っていればそれも撮ると信頼性アップ。
アプリのカメラがいちばん便利、こだわるならスマホカメラや一眼利用も
「メルカリ」「ラクマ」ともアプリ内にカメラ機能があり、簡単に「撮って出し」ができます。写りのよさを重視するなら、より性能のいいスマホカメラや一眼で撮った画像を使うのもアリ。
写真の質を比べてみましょう。
アプリカメラ
スマホプリインカメラ
一眼カメラ
メルカリは4枚しかアップできない? なら合成アプリを使えばいいじゃない
商品画像のアップ枚数には制限があります。「ラクマ」は10枚までOKですが、「メルカリ」は4枚まで。もっとたくさんのカットを載せたい場合は、コラージュアプリで合成し1枚にする手もありです。
無料アプリ「pic-collage-写真コラージュ」(iOS/android)を使った例。画像は指で好きな位置に動かすことができます。ほかにもさまざまな合成アプリがあるのでお試しを。
「売れる」説明文を書こう
次は写真につける説明文について。購入者は品物を手に取れないぶん、商品の状態や大きさ、使い勝手、どんな背景があるか、などを文章で理解してもらう必要があります。制限文字数の中でなるべく具体的な情報を、数字を織り込みながら書くとわかりやすくなります。
商品の基本情報はわかる範囲でくわしく
出品した商品の名前・ブランド・製品特徴と、いつ・どこで・いくらで買ったのか、何回使って状態はどうなのか、といった基本情報はわかる範囲で詳しく。傷や痛みがあれば、程度の説明とともに当該カ所を写真付きでアップ。これをしないと「隠していた」ととられ、トラブルにつながるのでマストです。
×必要な情報がなくふわっとしている。
○傷について写真で確認できる
めんどうでもサイズは計って明記
大きさの記載もマスト。手で計るのはちょっと面倒くさいですが、書かないことには購入者は大きさを判断できず、あとで「サイズを教えてください」と質問が来ることも。どうせなら先に計って明記しましょう。
「メルカリ」は写真に直接書き込める機能があるので、商品画像の1枚にサイズを書いてしまっても。
「これが買いたい」と思わせよう
同じような品物がたくさん出品されている中で選んでもらうには、まずは検索結果に表示されることが第一。
「MARY QUANT」なら、カタカナの「マリークワント」、
略語の「マリクワ」も文章に入れ込むとヒットしてもらえる確率がアップ。
文章表現はなるべくポジティブな方向にもっていく
文章は事実を伝えつつも、ポジティブな表現を使うにこしたことはありません。
印象がかなり違ってきます。
「半分使ってしまいました」→「半分残っています」
「いい色だと思ったが似合わなかった」→「いいお色です」(似合わない情報はカット)
「使わないので」→「しまっておくのはもったいないので」
などにすると好印象に。
用途については限定しないが吉。
つい「買い物にいかがですか?」「パーティにどうぞ!」とオススメを書きたくなりますが、別の用途で目にとまっている人にとってはマイナス情報。
書くなら「いろいろな用途で幅広く使っていただけます」などにしておくのが無難です。
さらに、コーディネートのポイントやアレンジ方法などを書いて「センスのいい人が買ったもの」「信頼できる」と思ってもらえたら上級者!
メルカリやラクマで「売れる」値段をつけよう
出品作業のキモは価格決め! まずは他の出品者による同商品を検索して「相場」を知りましょう。フリマサイトや「ヤフオク!」などでは「売れた値段」と「売れ残っている」値段が確認できます。自分の商品と状態を比べれば、だいたいこれくらいの値段なら売れそう、という目安がつかめるはず。
その際忘れてはいけないのが、出品価格からは「手数料」と「送料」がマイナスされるということ。
「手数料」については、「メルカリ」が販売価格の10%、「ラクマ」は3.5%が売り上げから自動的に差し引かれることになります。
「送料」については、出品者負担となる「送料込み」商品が売れやすい傾向にあるため、これを含んだ値段にしておく必要があります。
さらにネットフリマでは「値下げ希望」が頻繁に行われるので、応じる予定があればその分を最初から上乗せしておく、という手も。
その他梱包資材、発送の手間なども考え、最低ラインのもうけを確保するにはいくらなのかを考えないと、「最終的には赤字だった」ということになりかねません。
「メルカリ」の商品情報入力欄では、その品物が「売れやすい価格」とともに、入力価格から出品手数料をひいた「販売利益」も表示してくれます。
メルカリ、ラクマで「売れる」品物、アップ時間は?
最後に、売れる「品物」と「時間帯」について。
3大売れ筋は「ブランド」「新品・未使用品」「安い品」。
「ブランド」「新品」は、手にとって見ることができないネットフリマにおいて“品質に間違いがない”という判断材料になるのが強み。手に入りにくい限定品などはなおさら。ブランドコスメなどは使いかけでも「お試し需要」として売れ行き好調です。
「安い品」に関しては、「不人気商品でも値段を下げれば売れる」と実感するフリマアプリユーザーは多いよう。
「捨てるにはもったいないけど手元にあるのはじゃま」な品物なら、「スペース代を浮かす」つもりで値段を下げ、売り切ってしまうのもあり。
「売れる」時間帯については、
子どもたちを幼稚園や学校に送り出してひと息つける「朝8時以降」と、
仕事や家事が一段落する「夜10時以降」「週末」のほか、
女性向け商品は「家事が終わって子どもが帰宅するまで」の午後がねらい目。
この時間帯に「出品」や「更新」をかけると、出品物がリストの上に表示され目にとまりやすくなります。
まとめ
ネットフリマで売れるか売れないかはちょっとした工夫次第! 購入者の「買いたい」心理に訴えるコツをつかんで、プチプチ稼いじゃいましょう。
チリもつもればけっこうな金額になりますよ!
文:和田玲子
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