髪は女の命。女子にとって美容院は、特別な思いで訪れる場所なんです! ああ、それなのに……。高いお金を払ったあげく、とんでもない美容師さんによってありえない目にあってしまった、ということありませんか?! さまざまな美容院に行きつくしたママたちからの、怒りの告発です!
なりたい髪型=似合う髪型じゃない!?
美容院で経験した「ありえない」、まずは基本のヘアタイルについて。
・「『こんな風にしてください』と最初に伝え、しっかりカウンセリングもしてもらったのに、いざ始めると『こっちの方がいいと思ったので』と勝手に髪型を変えられてしまったことがあります。そんなのアリ??」(38才・専業主婦)
・「先日行った美容室にて。『どんな髪型にされますか?』と聞かれたので前々から考えていたスタイルについて細かく伝えたら、言うたびに『いや、それはしない方がいいと思いますよ』『ここはこうされた方が』とこちらの希望は全否定。結局面倒になってその美容師さんに任せましたが、ムカムカが止まりません」(27才・専業主婦)
・「フェミニン系のボブスタイルをお願いしたのに、出来上がったら、ボーイッシュなショート。『前に無理やり持ってくればボブっぽくなる』と言われて、大激怒です!」(41才・専業主婦)
・「引っ越した土地で行った美容院は、私の希望よりも、その美容師が考える『お客に似合う髪型』でカットしたがるタイプだった。顔の形や大きさに合わせた髪型なのだろうけど、私の性格や好みに合わなかった。なのにその美容師は『きっとあなたも気に入る』と強い態度。とても嫌な思いをしました」(47才・専門職)
・「ここをもう少し切ってほしいとお願いしてるのに『これが流行りなので直せません』の一点張り。言い争いを見かねた責任者らしい方が代わりにカットしてくれましたが、帰り際、その美容師は笑顔で『またきてくださいね!』と…。行くわけないから~!」(30才・専業主婦)
美容師さんがプロとしてすすめる「似合う髪型」と、お客さんが「なりたい髪型」には深~い溝がある?! しかしそこは、似合わなかったら自己責任。「女のロマン」を優先させていただきたいところ!
美容師さんに言われて傷ついたひとこと
美容師さんとのコミュニケーションはたいせつ。でもあの鏡ごしの会話は、「なぜか緊張して苦手」な人は多いようです。
・「自分の恋バナをしていていたアシスタントの女性。私の血液型を聞いてきたので答えたら、『元カレを奪った女に似てると思ったら、お客様もO型でしたか~!』と。二度と行かないと決めました」(28才・専業主婦)
・「高校受験の頃の、行きつけの美容院にて。女店長に『どこの高校に行くの』と聞かれたのですが、私が答える前に、偏差値の高い高校名を次々とあげられてしまい、答えづらく……。それでも正直に言ったところ、店長は絶句。あんまりじゃない?」(45才・専業主婦)
・「いつも行っている美容室にて。特にプライベートな話はしてはいないのに『いつもショートカットだと彼氏できないよ。アハハ~』と、上から目線で言われたことがあります」(45才・専業主婦)
・「こっちも仕事で疲れているのに、なんだかんだ美容師のハードな仕事の愚痴を聞くはめになってしまったことが。仕事しながら客に愚痴るってあり得ないでしょ、普通」(49才・専業主婦)
美容師さんも別に怒らせようとして言ってるわけじゃなく、ついノリで、口が滑って、なんですよね。お客さんとの距離が近いこの商売の難しいところかも。
ヘアスタイル以前に、それってどうなの?
技術や仕上がり以前に「人としてどうなの?」と言いたくなる、理不尽な美容師さんや美容院です。
・「長さ関係なく一律6000円というチラシを見て縮毛矯正をしに行ったとき。施術が始まってから『お客さん、髪染めていますね。髪染めてる人は、プラス料金頂くので15000円になりますから』と言われ、ビックリ」(27才・パート)
・「写真を持って行ってこんなふうにやってほしいと美容師さんに言ったら、『それは、できない』と。でもその写真って、その美容院のホームページに掲載されていた写真なんですけど。やったこともないスタイルの写真を掲載するな!って思いました」(47才・専業主婦)
・「シャンプーをしている時に、顔にかけてあるガーゼがずれて片目が出たままにされ、その上くしゃみまでされた」(44才・専業主婦)
・「午前中の結婚式の受付だったので、美容院に朝一でセットをお願いしてました。しかし、担当の美容師さんがまさかの30分遅刻。他の方も来ないので、時間を気にしながら外で待ちました。遅れてきたのにのんびりとセットをはじめ……さらにはホットアイロンで私の耳を挟みました。私は文句を言えないタイプで、ただただ我慢しました」(41才・専業主婦)
・「美容師さんが一人の美容院でカラーリング中、業者の商品搬入が。カラーリングの途中状態のまま、30分以上待たされました。結果仕上がりに色のムラができました」(37才・専業主婦)
・「カラーをしているとき、2人くらいアシスタントの若いスタッフが付いて施術してくれていたのですが、先輩に注意されてから次第に様子がおかしくなって泣き出してしまい、泣きながら最後までやってもらうハメに。かわいそうだったけど、こっちが気を使ってしまい疲れました」(36才・専業主婦)
美容院や美容師さんに対して「いっさいの落ち度がなく」「100%完璧に」を求めるのはヤボにしろ、最初から「儲けてやろう」「手抜きでいいや」的な姿勢は、距離が近い分伝わってしまいます。
星の数ほどある美容院、「二度と来ない」を重ねつつ「また来よう」と明るい気持ちになれるお店を探し出せたら、女性として「一生の宝物」になりますね!
※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
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女性まわりの記事をコツコツ書いてウン十年のフリーライター。趣味はパン作りと水泳、豆乳ヨーグルトの摂取。最近のトピックスは蜂の巣をふたつやっつけたこと。
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