母親はいくつになっても男の子が可愛い、といいます。でも、結婚した息子に対してベッタリしている姿、正直、妻は引きますよね。いいオッサンが母親に甘えてる図……他人は見たくない! 既婚女性100人に、「夫に対していまだに甘やかしているな、過保護だな、と思う姑の行動」を聞いてみました。お姑さんたちのアモーレ爆発エピソードに、みなさん少々あきれ気味……。
小学生か! たびたびお小遣いをもらう夫たち
・「お小遣いを夫に渡すこと。誕生日に数万円の現金を渡すなんて、もう子どももいて、良い年なんだからやめたらいいと思う。夫も断ればいいのにと思います」
・「たまに旦那の口座にお金(おこづかい)を振り込んでくるところ。おかげでお金にルーズになるからやめてほしい」
・「旦那が小遣いを使い切ってしまったときに義母さんに『~円ちょうだい』とせびりに行くとすぐ渡したりする」
・「月末、お小遣いがなくなると夫は実家に行き、お金をもらっています! 40半ばになったいい大人が何してるの!と注意しますが、馬耳東風。親も親だし、私の立場もないです」
・「旦那は30歳になりますが、いまだにお年玉をもらっています。私には正月料理を作らせてお礼の言葉もなく、お年玉をもらっている光景をみて情けなく思います」
いまだに実家に金銭の援助をしてもらっている夫。情けなくなりますよね。お正月にはお年玉まで……。いったいいくつまでもらうつもりなんでしょうか? ビシッと断る男らしさがほしいものです。
夫婦ゲンカへの余計な口出しにイラッ
・「夫婦の喧嘩に姑が口をはさんでくること。もちろん夫をかばう発言ばかり。もう子供ではないのでやり過ぎだと思う」
・「夫が仕事で上手くいかないと、姑が『あなたが強すぎるからじゃないの?』といちいち私を責めて夫を保護しようとする時。少しは夫の欠点を指摘するくらいになればいいのに。子離れのできない親バカ・過保護はいつまでも変わらないものなんだなあとあきれてます」
・「夫婦喧嘩をして夫が実家に帰った時に姑が家に事情を聞きにきました。若い夫婦でもないのに、あきれました」
夫婦のことは夫婦に任せておけばいいのに、気になって仕方がないお姑さんたち。でも、はっきり言ってハタ迷惑。ケンカが余計こじれることにもなりかねません。思わず「そういうところがイヤなのよ!」と追い打ちをかけてしまいそう。
「〇〇ちゃーん」その呼び方どうにかならない!
・「姑が夫をちゃん付けで呼ぶ。いい年をしているのだから早くやめてほしい」
・「姑が旦那を未だにちゃん付けで呼んで、なんでもかんでもおうかがいをたてること。『お風呂には何時に入るの?』『今日は何が食べたい?』『○○ちゃんはこれが嫌いだから抜いておいたからね』という調子。正直、気持ち悪いので大人として接するようにしてほしい」
・「まず息子の事を『僕』と呼ぶ。そして、訪問時には必ず『僕』が大好物だったコロッケをたくさん作って持ってきてくれます。ありがたいけど、ちょっと引く」
「ちゃん」づけで呼ぶ姑に、嬉々として答える夫。生温かくスルーするしかないのでしょうか……。見たくないものを見てしまった居心地悪さがありますよね。せめて、妻の前ではやめて!
子どものようにお世話する姑にドン引き!
・「みかんや蟹を、お姑さんがむかないと食べない。自分で食べるものくらい自分でむけばいいのに!」
・「姑はプリンやアイスなどのふたも開けてから夫に渡す。何でもしてあげる母親」
・「あまったおかずを『あーん』して食べさせる。手のひらに持っている鼻をかんだティッシュまで捨ててあげている。やり過ぎです」
・「実家に遊びに行くと何でも夫にしてあげたい姑。恥ずかしくないのかと感じてしまいます。巨峰をむいてあげていた時には正直引きました」
・「いい大人の男性が母親に『あら~、お風呂からあがったの? きれいきれいしたかな?』と聞かれて『うん』と答えている。様子を見ているだけでぞっとする」
・「魚の骨をとってあげること。『取ってあげないと食べないから…』って、ありえません!!」
とにかく身の周りの世話をこまごまとやりたがるお姑さん。大人なんだからほっとけや!と内心叫んでしまいますよね。実家で甘やかされてくると、家に帰ってもいろいろと弊害が。「やってもらって当たり前」の精神は、姑のせいだったか!
そんなに息子は病弱ですか? やたらと看病したがる姑
・「夫が体調を崩すと、姑の家に常備されている薬から症状に合うものを渡される。夫も、風邪をひくと病院に行かず『母ちゃんに連絡して薬用意してもらったから、取ってきて』とほざきます」
・「旦那が少し具合が悪いだけですぐに『○○じゃない?』と勝手に病名をつけて心配している。そして病院にまで連れていってあげていた。正直、体調管理も仕事の一つなんだから年に4回も5回も体調崩されたらたまったもんじゃない。そうやって甘やかすから体調崩すんです!」
・「帰省中、体調を崩した夫に対して薬を飲ませ、氷枕を用意して、食事は夫が食べたいものに変更していた姑。私も子どもたちも引いてしまったけれど、さっさと自分の実家へ行きました」
もう立派に成人しているのに、いまだに風邪をひいた程度で大騒ぎ。そんなに病弱ですか?あなたの息子さん。風邪くらい、寝てれば治ります!
おもちゃやお菓子、下着も買ってあげる!
・「宅配便で、靴下や下着などが送られてくることです。もう30歳になるので、そろそろ卒業してほしいです」
・「26歳の夫に、いまだにおもちゃを買い与え続ける。フィギュアとか細かいものが増えてジャマ!」
・「姑がまだ夫の下着を買ってくること。それを夫がはくこと。普通は嫌がるんじゃないと思うのですが」
・「夫の好きなお菓子を買ってきては、送ってくるところです。住んでいる東京のお店でも買えるのに、送料をかけてわざわざ送ってくれるのは過保護な気がします」
・「息子が可愛くて仕方ない姑は主人の誕生日だけは忘れずにプレゼントを用意します。孫の誕生日も近いのですが、すっかり忘れています。孫はどうでもいいのか……」
おもちゃやお菓子の用意まで、いまだに実家頼み。下着を買ってもらうなんて、今どき高校生でもないのでは? 夫の下着くらい、自分で買いたい妻たちです。
姑が甘やかしているだけでなく、息子(夫)もまんざらではない様子なのが、他人には理解不能。妻の立場としては複雑ですよね。実害がない程度なら、見守っていくしかないのかもしれません。夫たちが母親から自立する日がくるのは、いつのことでしょうか……。
※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
写真© Ljupco Smokovski - Fotolia.com
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元・フリー編集者。出産後は2人の男の子を育てながら、ライターとして活動。生活系の執筆のほか、書評、映画評など。近著は『キャラクターを知れば源氏がわかる! 登場人物で読む源氏物語』(KADOKAWA / 富士見書房)。
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