世に恐怖体験は数あれど、「命」を扱う病院ではシャレにならない怖い話が引きも切らず…のようで。
前回好評だった“医療関係者の激白”シリーズの第2弾として、医療関係者が実際に見聞きした「病院での怖い話」を匿名で暴露していただきました。
ただでさえ寒い冬真っ只中ですが、より一層ヒンヤリしちゃうこと間違いなしです!
病院は…やっぱり出る?!
・「とある特養施設で働いていたとき、患者さんが亡くなると必ずその病室のブザーが深夜に鳴っていました。相部屋の人に聞いても誰も鳴らしていないというし、相部屋ならまだしも個室の場合は説明できません。深夜勤務のときは怖くて誰もその部屋に行けませんでした」
・「仮眠室で寝ていたら、誰も居ないはずなのに背中をさすられて震撼したことがあります」
・「夜勤中のこと、施設内の公衆電話が鳴っている音が聞こえたのですが、もう一人の相方はそんなの聞こえなかったと言います。自分が聞いた電話の音はいったいなんだったのか、いまだにわかりません」
・「夜勤でトイレに行ったとき、患者さんがトイレにいたようで、オバケだと思って大声を出してしまったことがあります」
・「夜中に病棟を歩いていると妙な足音がしたので『も、もしかして』と思い怯えていたら、逃げ出した飼い犬が迷い込んでいただけだった。でも、それはそれで大騒動でした」
・「霊安所に幽霊が出る話はどこの病院でもありますが、ある夜、帰るときに地下の遺体安置所に通じる通路で物音が…。ついに幽霊に遭遇かっ!と身構えたら守衛さんでホッ」
オバケを予感させるものから人災(?)ともいえる恐怖体験まで、「病院」という場がそうさせるんでしょうね~。
幽霊よりも恐ろしい「ホントの話」
・「消毒など、衛生管理がきちんと行われていない病院は思った以上に多くあります。以前勤めていた病院は、医療機器の清掃にトイレ掃除用の雑巾や洗剤を使い回したり、薬剤の継ぎ足しを行っていました」
・「以前勤めていた産婦人科で看護師が新生児を床に落としてしまい、全員が凍りついた」
・「自分の勤めていた病院のお医者さんが、医師免許を持っていなかったことがある」
・「逮捕歴のある院長なのですが、書類などの不正を指示してきます。そのほかの不正も当たり前のようにあって本当に嫌になります」
・「健康診断の聴力検査のときに、機械を使わずに先生の声でやったことがあります。すごく小声で…」
・「『物忘れ外来』の診察をしている70歳代の医者がいるのですが、そもそも当人の物忘れがヒドイ! 『あなたこそ、物忘れ外来を受診するべきだと思う』と、いつも思っています」
・「痴呆症が始まった医者が盲腸の手術をしようとして、お腹をメスで開いた途端に『これはダメだ』と言って手術室から出て行ったそうです。ほかのお医者さんがすぐに手術を引き継ぎ、手術自体は無事終了したそうですが、現場はパニックだったと聞いています」
・「以前勤めていた病院に血流を治す手術を執刀する中堅外科医がいたのですが、8割近く医療ミスを起こしていました。でも、そうとは知らない患者さん達は、その医者の腕を信じて手術を受ける事を承諾…。何度も入退院を繰り返し、病院は儲かり、患者さんにとって予想外の結果になっています…」
“知らぬが仏”が、本当に仏になってしまうなんて勘弁です! お医者さん、どうぞ真面目にお願いします!
スタッフルームが怖い!
・「私は薬剤師なのですが、患者さんがいる前で、看護師同士がケンカというか激しい言い合いをしている場面によく遭遇する。ありえない」
・「男性医者同士が、小学生のような幼稚なつばぜりあいをしていて情けなくなった」
・「看護師が患者さんにあだ名をつけて裏で笑い話にしている病院で働いたことがあり、ビックリしました」
・「ナースルームから、ドクターや患者さんの愚痴とかが丸聞こえなときがあるけど、本当にマズイと思う」
・「なぜかオペ室の前に使用済みのコンドームが落ちており、後日、病院内で話し合いがもたれたことがある」
・「ある大学病院でのことですが、教授と患者さんが不倫関係になったことがありました。病院なのに…と深く失望しました」
・「病院と患者が揉めたことがあったのですが、患者さんが病院を転院されることを決めて退院されたあと、院長が玄関まで出て塩をまいていました。そこまでしなくても…」
なんだか失望してしまうエピソードばかりですが、こんなお医者さんや医療関係者はごく一部の特殊例であることを信じたい!
文/和田玲子
※20~40代の既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
写真© boscorelli - Fotolia.com
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女性まわりの記事をコツコツ書いてウン十年のフリーライター。趣味はパン作りと水泳、豆乳ヨーグルトの摂取。最近のトピックスは蜂の巣をふたつやっつけたこと。
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