昔は重労働だった洗濯も、現代では全自動洗濯機が普及し、放り込んでスイッチを押すだけで完結するようになりました。もはや、洗濯は家事のなかでも簡単な作業なのかもしれません。しかし、それはあくまでも「洗う」作業に限った話です。洗濯物の仕分けや干すこと、取り込みやたたむことは、依然として必要な作業と言えるでしょう。そこで今回は、洗濯をするにあたって特に面倒だと感じる瞬間について、アンケートを実施しました。
【質問】
洗濯!あなたが特に面倒だと感じる瞬間は?
【回答数】
洗濯機に洗濯物を入れる(仕分けしたり、ネットに入れる):12
洗濯物を干す:37
洗濯物を取り込む:9
洗濯物をたたむ:42
洗濯物をたたむ労力は割に合わない
最も多かったのは「洗濯物をたたむ」という回答でした。
・たたみにくい服や、Yシャツなどアイロンがけしてからたたまないといけない服があると、時間がかかるし面倒だから(30代/女性/専業主婦(主夫))
・我が家は6人家族です。子供や母、私の物はわかるのですが夫と父の物が見分けのつかないものがあるので面倒に感じます。また、時にサイズも色も同じで父母、夫と見分けのつかないものを着用しているので尚更面倒になります。記名するようにお願いしても誰も頷いてくれません。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・どうせ着るのになあと思いながら、せっせとたたんでいると精神的にとても疲れます。(30代/女性/専業主婦(主夫))
洗濯物は、ただたためばいいというものではありません。取り込んでからは時間との戦いになりますし、仕分け作業も伴います。洗濯乾燥機をもってしても、たたむ作業まではしてくれず、便利さの限界を感じる人も多いのではないでしょうか。きれいにたたんだそばから家族がまた着るのを見ると、洗濯物をたたむ意味などあるのだろうかと疑問に思う気持ちもわかりますね。
洗濯は拘束時間が長い!そして、予期しないトラブルもある
2番目以降は「洗濯物を干す」「洗濯機に洗濯物を入れる」「洗濯物を取り込む」の順となりました。
・汚れのきついものを前もって予洗いしたり、カッターシャツの襟汚れをこすったり、ネットに入れたりする、洗う前の準備作業が多いのがとても面倒です。また、家族がスポーツをしたりする日は、その作業×人数分+余分に服の数が増えるのでうんざりします。(50代/女性/専業主婦(主夫))
・庭の物干しに干すのですが、夏は日差しが強くて日焼けするのが嫌だと思います。また、干しているときに、近所の人に会うのも好きではありません。さらに、ときどき、昔、お姑さんに「干し方が悪い」と言われたことを思い出してしまい、憂鬱になります。(50代/女性/個人事業主)
・時間があっという間に過ぎ、気づけば夕方。いつの間にか雨が降っていたなんてこともしばしば。(30代/女性/専業主婦(主夫))
どれほど高性能な洗濯機を使用しても結局は予洗いが必要だったり、天候に左右されたりするのが洗濯の悩みですよね。「取り込むまでは家にいないと」という状況も、1日の効率を著しく下げてしまいます。干すという作業が面倒なのであれば、乾燥機能が付いた洗濯機に替えるのもひとつの手かもしれません。少なくともご近所さんとの予期しない顔合わせや、不意の降雨で洗濯が台無しになってしまうことは防げるでしょう。
洗濯の完全自動化は悲願!今できることを考えよう
洗濯にまつわる悩みは多々あるようですが、技術が発達しているのですから、いつかは完全自動化される日がやってくるかもしれません。しかし、今できることもあるはずです。これらの悩みは、仕分けから収納までを1人が行っていることに起因するものも多くあります。幼い子供の分はさておきとして、自分の洗濯物は自分でたたむ、汚れ物は各人で予洗いするなど、家族で協力すれば負担は軽減するでしょう。家族全員が「洗濯は母親の仕事」という先入観を捨てることが、洗濯の悩みを解決する近道なのかもしれませんね。
■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性 【子供】有り
■調査期間:2019年02月22日~2019年03月08日
■有効回答数:100サンプル
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「家事や子育て、みんなはイライラしたときどうしているの…?」
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