「指がつる」
「指の曲げ伸ばしがスムーズにいかない」
こんな症状があらわれてお困りの方はいませんか?
助けて!脚がつった!!更年期に増える「こむら返り」の予防法を教えます
指の不調があると、家事やPC作業などが少し不便に感じられてつらいですよね。
これらの症状は更年期の女性や妊娠出産の前後に多い「ばね指」と呼ばれるものです。今回は、ばね指の原因と対処法をご紹介します。
家事をしていると指がつる…もしかして「ばね指」かも
ばね指は、指の腱鞘炎のようなものです。
指の骨と筋肉を結びつけている「腱(けん)」と、それを固定するベルトのような「腱鞘(けんしょう)」との間で炎症がおき、指の動きがスムーズにいかなくなった状態を、ばね指と呼びます。
指がつる、スムーズに指が動かせない、動かすと痛いといった症状が出ます。親指と中指に症状の出る方が多いようです。
ばね指の原因とは?
ばね指を起こす代表的な原因を3つご紹介します。
1.指や手の使いすぎ
ばね指の一番の原因は、指や手の使いすぎです。ピアノを弾く方、テニスやゴルフなどの手を使うスポーツをされている方、PC作業の多い方は、ばね指を発症する可能性があります。
2.ホルモンバランスの乱れ
更年期には、女性ホルモンが減ることによる骨粗鬆症や筋力低下などで腱や腱鞘が弱くなり、ばね指になってしまう方が増えます。
また、妊娠中から出産後にかけても、女性ホルモンバランスが乱れることや、抱っこや入浴、授乳などで手を使いっぱなしになることなどが原因で、ばね指になってしまうことが少なくありません。
3.糖尿病や関節リウマチなどの病気
糖尿病の方は、腱鞘が厚くなって炎症を起こしやすくなることから、ばね指になりやすいことが知られています。
また、関節リウマチの方も、ばね指を起こしやすく、指全体が腫れて、いくつもの指に症状が出るのが特徴的です。
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