コロナ禍で暮らしが変わり、家計管理や老後について改めて考え始めたという人も多いはず。とはいえ、切り詰めるばかりの節約生活では暮らしの充実度が下がってしまいます。
そこで今回は、ライフオーガナイザーとして多方面で活躍している宇高有香さんに、暮らしを豊かにするためのお金のコツを教えていただきました。
ほぼクレカ払い!請求金額は夫と共有のカレンダーアプリに入力
ご主人、12歳の息子さん、10歳の娘さんと4人で暮らす宇高さん。実は家計管理に苦手意識を持っていたそうです。
「あまり得意ではないからこそ、ファイナンシャルプランナーというプロの手を借りることにしたんです。今後のお金の出入りをシミュレーションしたところ、漠然とした不安がなくなりました」
日々の家計管理は、クレジットカードの利用明細を確認することで家計簿がわりに。
「1カ月遅れで明細を見ても、全体の支出額が把握しづらいんです。複数枚のカードを利用しているならなおさら!だから夫とのスケジュール管理に利用しているカレンダーアプリに引き落とし金額を入力しています。請求額が確定したらすぐに、引き落とし日に入力しています」
利用項目を細かく知りたいときは、明細画面を保存して貼りつけているそう。
食費はケチらない!楽しみも兼ねてパンやグラノーラを手作り
宇高さんは暮らしの基礎になる“住”、家族の健康を守るための“食”をとても大切にしています。
「心地よく暮らすこと、健康を守るために必要な出費。節約は特に意識していません。なるべく安心、で安全な食材・食品を選びたいと思っています」
平日に使う食材は、食材宅配の生活クラブで週1回注文しています。
「有機野菜、原材料にこだわる食品を買うことも多く、スーパーより割高ですが、素材がいいとシンプルな調理でもおいしいです。料理の時短にも貢献しています」
また、宇高家では食パンやヨーグルト、グラノーラを手作り。材料に何を使っているかわかるため安心できて、しかもおいしいから続けているのだそうです。
「食費削減のために手作りしているわけではないのですが、安易に市販品を買わないことが結果的に節約につながっているのかもしれません」
お金をかける部分、かけない部分を明確に決め、うまくバランスをとっている宇高さん。『素敵に暮らす大人のお金のコツ』では、他にも宇高さんの家計管理、節約の工夫、将来への考え方などをたくさんご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
取材・文/佐藤望美
編者:主婦の友社
定価:1485円(10%税込み)
仕様:A5判、128ページ
発売:2022年1月31日(月)
ISBN:978-4-07-450772-6
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楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/16999193/
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