こんにちは。ライフオーガナイザー®のヤマモトアキコです。
100円ショップや文房具店で購入できる「ブックエンド」。
本来の用途である「本を支えて立てておく」以外にも、お皿を立てたり、ひきだしや収納用品の中を仕切ったりと、何かと重宝しますよね。
スッキリした状態をキープする名脇役なブックエンドですが、支える・仕切る以外の使い方もあるんです。
我が家の事例を交えながら、ご紹介します。
ブックエンド+マグネットフックで“万能収納”が完成!
使用するのは、「L字型のスチール製ブックエンド」と「マグネットフック」。
ブックエンドにマグネットフックを取り付けることで手軽な「掛ける収納のためのラック」の出来上がりです。
写真のように、ブックエンドとマグネットフックは同系色を選ぶとスッキリした見た目になりますが、あえて違う色にするのもおススメです。マグネットフックがパッと目に入ることでフックの位置を確認する負担が減り、モノを掛けるのがラクになります。
ブックエンドを活用した「掛ける収納」のメリットは?
ブックエンドとマグネットフックを組み合わせることで、フックを取り付けるために釘を打ったり、粘着テープを貼ったりする必要がなくなります。壁や家具などを傷つけなくて済むところがメリットです。
また、掛ける収納といえばコルクボードやワイヤーネットも活用できますが、ブックエンドとマグネットフックの組み合わせであれば、コルクボードと違って尖ったピンを使わなくて済むのでちょっと安心ですし、ワイヤーネットだとありがちな網目から後ろにモノが落ちることがないのも便利だと思います。
超便利♪ブックエンド+マグネットフックの「掛ける収納」3選
それでは、わが家での使い方を3つご紹介しましょう。
①使う機会が多い「一軍アクセサリー」の定位置に
フックにフープピアスやリングなどを掛けておきます。また、スタッズピアスや重さのあるバングルなどの「掛けられないアクセサリー」のために、L字の下部分にトレイなどを置いておくと便利です。
こうしておくことで、慌ただしい外出前でも、コーディネートを考えるのが面倒なときでも、アクセサリーをパッと手に取ることができます。ノーアクセサリーで物足りないという事態を回避できますね。
ちょうどいいマグネットフックがないときは?
マグネットフックがなくても100均商品の組み合わせで解決できます。
今回は、粘着式のフックにマグネットシートを貼り付けて、マグネットフックを自作しました!掛けたいモノに合わせてマグネットの強さを選べば、充分使えます。
②出かけるときの「必需品セット」の定位置に
※防犯の都合から、鍵は撮影していません。キーホルダー=鍵と置き換えてご覧ください。
鍵や腕時計など「外出時に必ず身に着けるモノ」をまとめておくことで、忘れ物対策ができます。ブックエンドの大きさを選べばさほど場所を取らないので、玄関先にも置きやすいのではないでしょうか。
ちなみに、キーホルダーなどの長さがあるモノを掛けたい場合は、ブックエンドの向きを変えてみるとうまくハマることがありますので、試してみてくださいね。
③家具の角に沿わせて「その場所で使いたいモノ」の定位置に
ブックエンドのL字型を生かして家具の角に沿わせることで、気軽にフックが取り付けられるようになります。
写真は我が家の例で、パソコンラックとして使っているスチールラックにブックエンドを沿わせてマグネットフックをつけ、充電ケーブルを掛けている様子です。
正面から見るとこんな感じです。
パソコン以外にも、スマホやワイヤレスイヤホンなどもこの場所を定位置にしており、充電もこの場所でしています。スマホとイヤホン、それぞれの充電ケーブルをパッと手に取ることができるので、ストレスがありません。
このように沿わせておく場合は、ブックエンドの落下防止のために上側にはあまり動かさないモノを重石代わりに置いて、押さえておくのがポイントです。
パッと手に取れて・サッと元の位置に戻せるブックエンドを活用した「掛ける収納」。ブックエンド+マグネットフックを組み合わせることで、今まで取り入れられなかった場所でも使えるようになりますよ。ご参考になれば幸いです。
文・写真/ヤマモトアキコ
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