こんにちは。今週はやけに冷凍庫がパンパンだなぁと思っていたら、ダンナさんが捌いた魚の生ゴミだった家事コツ研究員のankoです。
夏場など気温が高くなってくると、外置きのゴミ箱がプーンと臭ってくることがありますよね。
我が家では、たまにダンナさんが釣ってきた魚を家で捌くことがあるのですが、ゴミの日まで魚の生ゴミを置いておくと生臭さで大変なことになってしまうので、ジップ袋に入れて冷凍庫へ入れ、ゴミの日まで凍らせています。
しかしながらこの方法、うっかりゴミの日に出すのを忘れてしまうことも多い上に、生ゴミの量が多ければ多いほど冷凍庫を占領してしまいますので、他の食品とゴミを一緒に入れておくのが嫌な方もおられたりと、なかなか現実的に厳しいのが現状です。
ではゴミの日までの生ゴミの保管、何かほかに臭いをおさえる方法はあるのでしょうか?
実は“あるモノ”を使うことでその臭いをおさえることができてしまうんです!今回は、これからの季節に知っておくと便利な「生ゴミの臭い対策」についてご紹介します。
◯◯で生ゴミの臭いがなくなる?!
我が家が使っているのはこちら!
ドラッグストアだけでなく、スーパーや100円ショップなどでも販売されている、おなじみの「重曹」です。
家で自炊していると、何かしらの生ゴミはつきものですよね。我が家では生ゴミ処理の際、ナイロン袋に生ゴミを溜め、最後に口を縛って捨てるのですが…
袋の口を縛る前に、先程の重曹をゴミの上から振りかけます。
生ゴミなどの腐敗した食べ物から出る臭いのモトは「酸性」なのですが、その真逆である「アルカリ性」の重曹が中和をしてくれるため、臭いが軽減されるんです。
さらに、粉末の重曹は生ゴミから出る水分も吸収してくれるので、我が家では粉末のまま使うことが多いです。
ゴミの種類に応じた対応
ここまでは「重曹」を使った臭い対策のお話をしてきましたが、ゴミは「生ゴミ」だけではありませんよね?
例えば、赤ちゃんのいるお宅ではオムツなんかもある訳です。
先ほど生ゴミは「酸性」だというお話をしましたが、おしっこから発せられるのはアンモニアを含んだ「アルカリ性」の臭いとなり、「酸性」によって中和できます。
ということで登場するのが、酸性の「クエン酸」。
こちらも重曹と同様にゴミに直接振りかけると臭いを軽減してくれます。
このように、ゴミには「酸性」のものと「アルカリ性」のものとがあるので、その種類に応じた対応がポイントになります。
臭いに蓋を!ゴミ箱は◯◯付きが良し
これまでは臭い対策に効果的なアイテムをご紹介してきましたが、最終的な保管場所といえば、ゴミ箱!
我が家は最初、生ゴミもその他の家庭ゴミも同じ45リットルのゴミ箱に保管していましたが、生ゴミをまとめていた袋が破れて汁が漏れていたりすることもあったため、生ゴミは生ゴミで保管するようにしました。
こちらはホームセンターで数年前に購入した、何のオシャレさも感じないゴミ箱なのですが…
パッキンがついていて蓋もしっかり閉められる構造になっているので、外に臭いが漏れることがありません。
また、粉末の重曹を水に溶かして重曹水を作っておき、ゴミを入れるごとにスプレーでシュシュッとしておくと臭い対策になります。
重曹水の場合は、水200mlに対して小さじ1杯の重曹を溶かして作ります。
重曹自体、お掃除などにも使えるものですので、あらかじめこうした重曹水を作っておき、気軽にシュシュッとするのもいいかもしれません。
さらにもう一つの対策として、こうしたゴミ箱の底に新聞紙などを敷いておき、そこへ粉末の重曹を振りかけておくと、臭い対策はもちろん、粉末の重曹と新聞紙が水気をある程度吸収してくれるので、万が一汁漏れしてしまった場合の対策としても便利です。
知っておくと便利!新聞紙を使ったゴミ入れの作り方
最後にご紹介するのは、生ゴミを捨てる際にあると便利な簡易ゴミ入れの作り方です。
用意するのは、新聞紙。
まずは新聞紙の下から1/3のところで折ります。
その後、折った状態のまま裏返し、写真のように折ります。
また反対側も同じようにして折り、ピンクの丸で囲った部分に折った部分を入れ込みます。
その後、反対側にひっくり返します。
次に、写真の赤丸で囲った部分のようにして、上側を三角に折ります。
三角に折った部分を黄色の点線のポケットに入れ込みます。
このとき、ポケットに入れ込む深さによって、袋を開いたときのマチの幅が変わってくるので、お好みで調整してみてくださいね。
できた袋を開いてみると…
こんな感じにできあがります。こちらはちゃんと自立してくれるので、キッチンでのゴミ入れとしてはもちろん、卓上でのちょっとしたゴミ入れとしても使えます。
まとめ
我が家で実践中の対策をいくつかご紹介してきましたが、いかがでしたか。
調理中に出た野菜のクズなど、できる限り水に濡らさないというのも臭い対策のひとつになります。
私の場合、ついついシンクの中にペッと落としてしまい、水でザーッと流して集めてしまうこともあるのですが、そもそも「濡らさない」という習慣も大事なポイントですよね。
生ゴミの袋に関しても、この頃はいろんなところでレジ袋が有料化になり、エコバッグを持って買い物に行かれる方も多いかと思います。しかしながら、まだまだプラスチックなどのゴミ問題は深刻な状況です。
今回は臭い対策に重点を置いてお話をしてきましたが、生ゴミをきっかけにしながら、そうした環境問題への気付きにも繋げていけたらいいですね。
文・写真/anko
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