こんにちは。家事コツ研究員のAikoです。
皆さんのおたくのヤカンはキレイですか?
わが家のヤカンは購入して6年経ちますが、いつの間にか焦げ汚れなどで見た目が悪くなってしまいました。しかも、ヤカンの内側も汚い!!この汚れ、洗剤とスポンジでゴシゴシ洗っても、なかなか取れないんですよね…。
ヤカンをピカピカに復活させるワザはないのかと調べてみると…ありました!
最近、家じゅうのお掃除にひっぱりだの“アレとアレ”を使えば、筋肉痛にならずにスルンと汚れが取れちゃうのでご紹介します。
※「ステンレス製のヤカン」に限ります。ヤカンがアルミや銅など違う材質の場合は、化学反応を起こして変色する場合もありますのでご注意ください。
外側は「重曹」、内側は「クエン酸」
今回使うのは、おなじみのナチュラル洗剤「重曹」と「クエン酸」です。100円ショップでも買えるし、安いので愛用している方も多いですよね。
ヤカンの外側と内側では「汚れの成分」が異なるため、この2つを使い分けて“6年モノの汚れ”を攻略したいと思います!
「重曹」でヤカンの外汚れを落とす
ヤカンの外側の汚れの原因は、ガスコンロ付近にヤカンがある時に外側に油ハネやホコリが付き蓄積。その汚れが焼け、中性洗剤では落ちにくい「焦げ汚れ」になります。
「油汚れ」と「焦げ汚れ」は酸性なので、弱アルカリ性の「重曹」を使うことが効果的です。重曹が汚れを緩め、しつこい汚れを落としやすくしてくれます。
【必要な物】
重曹、アルミホイル、ヤカンが入る大きな鍋
1.鍋に重曹と水を入れて、お湯を沸かす
鍋に水と重曹を入れます。水1リットルに対して重曹大さじ4程度が目安です。
ちなみに、わが家の鍋は大きかったので水を2リットル、重曹を大さじ8入れました。
鍋に水と重曹を入れたら、火にかけて沸騰させます。重曹は水に少し溶けにくいので、火にかけてから菜箸や木べらで優しく混ぜて重曹を溶かしてください。
2.ヤカンを沸騰した鍋の中に5分間入れる
ヤカンをそのまま鍋に入れると浮いてしまうので、ヤカンの中に7割程度の水を入れると浮き防止になります。
沸騰した鍋の中にヤカンを入れ、約5分間待ちます。
強く沸騰していくと、ブクブクと泡立ってきます。重曹が焦げ汚れに効いてる感じがしますね♪
5分経ったらヤカンを鍋から取り出し、少し冷まします。
3.アルミホイルでヤカンを磨く
ヤカンが触っても熱くない程度に冷めたら、クシャクシャに丸めたアルミホイルでヤカンを磨きます。
丸めたアルミホイルに少し水を混ぜてペースト状にした重曹をつけてヤカンを磨くと、より汚れが落ちやすくなりますよ♪
悪目立ちする大きな焦げ汚れをアルミホイルで擦ってみると…
おお!!
なんとキレイに焦げ汚れが簡単に消えました。ある程度汚れが落ちたら、一旦、ヤカン全面についた重曹を水で洗い流してください。そうすることで、まだ取れていない汚れがどこか分かりやすくなります。
【取れにくい汚れには?】
丸めたアルミホイルで磨いても取れない汚れには、「金たわし」を使うと落ちました。ただし、傷の原因にもなりますので、どうしても取れない汚れにだけ部分的な使用がおすすめ。スキマなど細かい部分は歯ブラシやスキマ用のお掃除用ブラシが使いやすかったです。
ヤカンの外汚れBefore After
全体的に黒く焦げ汚れがついて、輝きを失っていたヤカンが…
新品のようなピカピカの輝きを取り戻しました。スゴい!やって良かったと実感!ヤカンの曲面に、スマホで撮影している私の姿がクッキリと映り込んでしまうほどの輝きです。
弱アルカリ性の「重曹」は酸性の「油汚れ」&「焦げ汚れ」に強く、さらに重曹の粒子には研磨効果もあります。アルミホイルで擦ることで頑固な汚れもキレイに落とすことができました!
『クエン酸』でヤカンの内汚れを落とす方法
ヤカンの内側の汚れの原因は「水垢」。お湯を沸かすとヤカンの底に水垢がこびりつきやすくなります。
「水垢」はアルカリ性の汚れなので、酸性の「クエン酸」が効果的。クエン酸水に一晩浸け置きすることで汚れが緩み、スポンジでも落としやすくなります。
【必要な物】
クエン酸
1.ヤカンに水とクエン酸を入れる
ヤカンにいっぱいの水を入れたら、クエン酸を大さじ1加えます。
2.ヤカンを沸騰させて、一晩放置
ヤカンを火にかけて沸騰させます。沸騰したら弱火にして10分程煮立たせます。そして、火を止めて一晩置いておきます。
3.翌日にヤカンの内側を洗う
次の日にヤカンの中のクエン酸水を捨て、スポンジでよく洗います。
【スポンジで汚れが落ちなかったら?】
ヤカンの内側にもついた焦げ汚れなどは、ヤカンの外汚れを落とす方法と同じく、丸めたアルミホイルにペースト状の重曹をつけて擦ると落ちました。
4.ヤカンを乾燥させる
水ですすぎ、乾いた布で水気をふき取り、乾燥させます。
ヤカンの内汚れBefore・After
ヤカンの内側の底も曲面も、茶色くなったりくすんだりして不衛生な印象でしたが…
クエン酸の力で綺麗に汚れが落ちました!ヤカンで作ったお茶を家族が毎日のように飲むので、ヤカンの内側がキレイだと衛生的で安心感がありますね。
酸性の「クエン酸」は、アルカリ性の「水垢」の汚れを緩ませ落としやすくしてくれます。浸け置きした後は、ヤカンの内側をスポンジで軽く擦るだけで汚れが落ちますよ。
ヤカンの外汚れには「重曹」、内汚れには「クエン酸」と覚えよう!
スポンジと洗剤でゴシゴシ擦っても落ちないヤカンの汚れは、特別な洗剤などは必要ありません。
●ヤカンの外側には酸性の焦げ汚れに効く弱アルカリ性の「重曹」
●ヤカンの内側にはアルカリ性の水垢に効く酸性の「クエン酸」
と覚えておきましょう。ヤカン掃除は数年に1回程度して、ピカピカのヤカンに復活させたいものですよね。やり方はシンプルなので、1度この方法でヤカン掃除を経験しておけば、いざという時に気楽にお掃除ができますよ♪
文・写真/Aiko
参考記事:
まるで新品!重曹とアルミで焦げたやかんがピカピカに
やかんの掃除方法。やかんはクエン酸を使って賢く洗おう。
こんにちは♪年子の息子達の育児に奮闘中のママライターです。美術大学のデザイン科を卒業後、学校で美術講師をしていました。作ることが大好きで、料理やハンドメイド、DIY、イラストなどが得意です。日々の生活がちょっぴり楽しくなるアイデアを紹介していきたいです。保有資格:高等学校美術一種、中学校美術一種、高等学校工芸一種、特別支援学校二種、保育士
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