哀しいかな、女の人づきあいについてまわるマウンティング。すっかりお馴染みになりましたが、もう正直うんざり!というのが本音。でも、なかなかなくならないんですよね。
「主婦100人!アンケート隊」の皆さんにエピソードを聞いてみました。
独身時代
「彼氏と婚約したことを彼氏がいない友人に報告したら『フーン…私は仕事で昇給したよ!結婚は大変って聞くよ…やめといたら?』と返されて悲しかった」(匿名希望・34歳)
「彼氏がいない職場の先輩に、彼が乗っている車を聞かれたので答えたら『意外と普通の車に乗ってるのね』と言われた。結婚が決まり報告したら、しゃべりかけても無視されるようになった」(匿名希望・37歳)
「バッグや洋服などにマウンティングしてくる職場の先輩。たまたまお昼が一緒になったとき、自作のお弁当を食べていたら『そんなショボいの食べてるの?私なんて…』と言ってきたので『結婚式の資金貯めるために節約してるんです』と(先輩は独身)毒づいてやった」(まろん・39歳)
「地元の友達でのグループLINEで、1人の子がとにかく負けず嫌い。誰かの話題や報告には必ず張り合い、自分が太刀打ちできないものだと話題をそらして自分に向ける。みんなもう既読スルーしてる」(匿名希望・41歳)
独身時代のマウンティングは彼氏・結婚系のエピソードが多くみられました。特に「どちらかの結婚が決まった」というのは、女性の友達関係に大きな影を落としがち。
結婚してから
「披露宴のとき、テーブルを回ったら夫の叔母さん(60代)が『こじんまりした良い式ですねぇ、私のときは帝国ホテルで天井まであるケーキだったわぁ。まあ不景気だからねぇ』と言ってきて、旦那さんに制されていた。楽しそうで何より」(匿名希望・32歳)
「夫の妹は、一回り以上年上の人と結婚し、私に『うちはあなたの旦那よりたくさん稼いでくるから』と言ってくる。兄である夫の給料を知っているから自慢したいんだろうけど、きっと子どもが成人する前に定年になるから、大変だろうなぁ…と思って聞き流している」(さら・39歳)
「ワンオペ育児をしているというママ友。大変だなあと色々話を聞いて、『旦那さんももうちょっと協力してほしいよね』と言ったら『まあその分けっこう稼いできてくれるからいいんだけどさ…』と。まさかの愚痴じゃなくて長~い自慢だったとは!」(匿名希望・39歳)
「夫や子ども、兄弟、親、あげくは友人などの自慢ばかりしてくる人がいる。でも自分の自慢は一切ない。哀れだなあ」(ハートマン・39歳)
結婚をしてもマウンティングは続きます!言ってくる人にとっては、旦那さんの職業や収入など、独身時代と同じく『自分が何をやり遂げたか』という話より『自分がどれだけ価値のあるものを手に入れたか』が重要なポイントのよう。
子どもが生まれて…
「何かにつけて子ども同士を比べてくるママ友。うちの子が大会に出てたまたま優勝&表彰されたら、他のママに『もしうちの子が出ていたら、優勝したのはうちの子だったのに』と言いふらしていた!出てもいないくせに何言ってんだ」(へちまエンジン・36歳)
「“私の方がこれだけ忙しい・大変です”アピールをしてマウントをとるママ友にうんざり。『仕事に家事に育児に大変!』といつも言ってる。じゃあ早く帰って家事やればいいのに」(ゆずジャム・34歳)
「同じマンションの先輩ママ友から『うちの息子は腹筋が割れてて、サッカー部のキャプテンで、高校に入ってから彼女もう4人めでモテちゃって!でもママのご飯が一番好きって言ってくるのぉ~』という話を、もう何百回も聞いた…」(匿名希望・40歳)
「PTAが一緒のママに執拗にマウンティングされていた。子どもが絡むことなのでぐっと我慢してゆっくり距離を取った。離れると程よいお付き合いができ、『あの時やり返さなくてよかった~』と実感」(やまだやま・46歳)
子どもが生まれてからも、というより子どもが生まれて“から”がマウンティング合戦の真骨頂!自慢されると「うちだって」と言い返したくなるもの。ぐっとこらえたやまだやまさんのように大人の対応がしたいところ。
皆さん、マウンティングには相当苦労している様子がありありと伝わりました。最近では「この発言ってマウンティング?」と会話に臆病になってしまう人も増えているとか。人間関係ってつくづく難しいですね。
文・まとめ/小林みほ
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