ものの断捨離ではなく、暮らしのなかで当たり前になっていた習慣を思い切ってやめてみた、という経験はありますか?意外とラクだったり、逆にありがたみがわかったり…「主婦100人!アンケート隊」の皆さんにも、「やめてみた」経験を聞いてみました。
水まわりの「やめてみた」!
「食器洗いの水切りラックをやめて、吸水性の高いマットにした。雑然とした感じがなくなり台所が広くなったし、リビングからの景観もスッキリ。お手入れも洗濯機に入れるだけだからラクチン」(たっきー019・45歳)
「三角コーナーをやめて、無印良品の小さなフタつきゴミ箱に捨てるようにした。シンクが広くなって、水切りかごを洗う手間がなくなった!」(トシピー・39歳)
「シンクの水切りゴミかごをやめて、調理中は新聞紙などで作った袋をひとつ。そのまま捨てるだけなので本当に楽」(匿名希望・42歳)
「浴室の排水溝のフタを外したときの汚れっぷりがたまらなく嫌で、フタを外した。常に排水溝が見えるから、毎日掃除するようになった」(lotta・47歳)
「カビやほこりが気になるので、お風呂のふたをやめた。家族まとめて入れば、ふたはいらないと気付いた」(なのこ・44歳)
掃除やお手入れが大変な水まわり。思い切ってなくしてみたら…あらびっくり!その快適さに、もう後戻りできない人が続出のようです。
お料理中の「やめてみた」!
「炊飯器をやめて、土鍋でご飯を炊くことにした。おいしいから家族の食が進んでいる。でもご飯を炊いているとき、コンロが1つふさがってしまうのが困りどころ」(ママとん・38歳)
「わが家はもう13年間、圧力鍋でご飯を炊いている。子どもたちは家庭科の授業があるまで炊飯器というものを知らなかった。学校でビックリされたみたい」(はつたろう・44歳)
「朝ごはんのメニューを考えるのをやめ、毎日同じものにするようにした。朝が一番忙しいから、何も考えずに出せるのはありがたい」(はなぢぶー・49歳)
「オーブントースターが壊れたのを機にやめた。グリルがあれば事足りるので、やめてよかったと思う」(のんちゃん・47歳)
「作りおきをやめた。子どもが生まれて家族が増えたので、その日に食べる分だけ作るようにした。フードロスもないし、作り立てがやっぱりおいしいし、意外となんとかなってる」(ちょこ・38歳)
お料理・ごはんづくりは、いつだって主婦の悩みのタネ。家電や道具を減らしたり、思い切って効率化したり“シンプル化”することで逆に気持ちが楽になった、という声が多かったです。
洗濯まわりの「やめてみた」!
「洗濯物をたたむのをやめた。ハンガーで干してそのままクローゼットに収納!シワになりにくく、探しやすくなった」(ころん・42歳)
「子供の肌着をたたむのをやめた。着替えが多くすぐ使うので、子ども服干し用のハンガーにかけたままでそこから取って着せている」(にゃむぴす・32歳)
「洗濯洗剤をやめて、コストコのオキシクリーンに。洗濯物も洗濯槽内もピカピカ、洗剤の在庫を置かなくていいので快適。ついでに食洗機用の洗剤もオキシクリーン!もうやめられない」(はやし・41歳)
「水道代節約のため、お風呂の残り水で洗濯をしていたが、やめて普通に洗濯するようになった。すると部屋干しのいやなニオイがなくなった!」(匿名希望・36歳)
「家族5人分のバスタオルを毎日洗濯するのが苦痛だったので、えいっと捨ててみた。お風呂上りはふつうの長いタオルで拭くようにしたけど全然問題ない。洗濯作業がかなり楽になった!」(へちまエンジン・36歳)
面倒なお洗濯の作業を減らせる工夫、知りたいですよね!ハンガー干しにしてそのまま収納するやり方に変えた方がとても多かったです。一度試してみる価値アリかも。
ファブリック類「やめてみた」
「ラグ、マット類すべてやめた!ダニやホコリを気にしなくていいし、汚れたらさっと拭けるし楽すぎる。バスマットもバスタオルでOK」(団子5兄弟・42歳)
「家じゅうのラグやマットをやめてみた。ロボット掃除機を買ったので、なるべく床にものを置かないようにした。仕事から帰ってきて、掃除機をかけなくてもよくなり快適!」(匿名希望・44歳)
「つけて当然だと思っていたトイレのカバー類を一切やめた。すぐ掃除できるし、困ったことはひとつもなかった!」(マリッコ・37歳)
ラグ、カバー類などをやめるとお掃除のしやすさが格段にUP!意外となくても全然困らなかったし快適だった、という驚きの声が見られました。
美容・ダイエットの「やめてみた」
「“糖質制限”をやめてみた。ダイエットのためと思っていたけれど、食生活がつまらなくなるし、イライラしたから。やめたら気が楽になって、逆に運動で痩せてきている」(里桜・50歳)
「駅前にとんかつが激安になる日があり、習慣で買っていたのをやめた。朝食もパン派だったけれど、思い切ってやめた。そしたら8キロ痩せた!やめて良かった…」(ぽっぽ・38歳)
「フルタイムの仕事をやめたのと同時に、まつエクをやめた。抜けたり乱れを気にするストレスがなくなった」(たぬやま・45歳)
「ネイルサロンでジェルネイルをするのが好きだったけど、コロナ騒動を機にやめた。すぐ短く切れて衛生的だし、気ままにおうちネイルで色を変えるのも楽しい」(匿名・39歳)
「使い捨てマスクやめてみた。コロナ前まで、花粉症の季節などは使い捨て派だったけど、長期間だったからか肌が荒れてしまった。布マスクにかえて、ようやく治ってきた」(きのこきの・34歳)
美容やダイエットのやりすぎていた部分、意外とストレスの原因になっていることが多いんですね。深刻にとらえず、情報にとらわれ過ぎず、気楽にやるようにすると身も心も軽くなれるのかも。
人づきあいの「やめてみた」
「先生が一方的に話すだけの保護者会には、気が乗らないときは出ないことにした。プリント読めばわかるわい」(うつぼ母・49歳)
「『ちゃんとしなければいけない』と思うことをやめてみた。想像以上に心が軽くなって、生きやすい」(なおとも2・48歳)
「誰とでも仲良くなるのはやめた。人付き合いが少ないほうが疲れない」(kyaro・39歳)
「コロナ禍で、ママ友の集まりがなくなってこんなに快適かと思った。最近徐々に復活してきてるけど、もう参加しないつもり。ストレスゼロ!」(匿名希望・39歳)
コロナ禍で、対人関係やイベントなど余計なものがそぎ落とされ、また自分に向き合う時間もあったためか、人づきあいについて見直した、という方も多かったです。
家計簿・記録を「やめてみた」
「家計簿やめた!ズボラだから溜め書きするし、見直しもしないよなぁ…とある日気づいた。普段から無駄遣いせず、お金の使い方に慎重なら無問題!」(mina・45歳)
「家計簿やめてみたら楽だし、時間を有効に使える!」(Coucou・49歳)
「毎日子どもと何をして遊んだか、何を食べさせたかをこまかく書いていたけれど、コロナの自粛中にそんな暇なくてやめた。自分の時間が増え、子どもと触れ合う時間も増えた。今までがちょっと本末転倒だったのかも」(匿名希望・36歳)
家計簿や日記など、記録することは大切なことですが、負担になるようならやめてみるのも手!一言だけにしたり、写真にしたり、アプリにしたり簡略化して続けてみてもいいかもしれません。
毎日やることは山積みです。それまで当然だったことをやめるのって勇気がいりますが、試しにやめてみたら快適で新しい世界が待っていた…!というケースも。家事や日常にマンネリしているという方は、自分や家族と向き合って、何かを省いてみるのもいいかもしれませんね。
文/小林みほ
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