こんにちは。家事コツ研究員のYです。今年の梅雨は長かったですね。洗濯物が乾かなかったこと!1ヵ月間、ほとんどが部屋干し状態でした。
今は晴れの日が多いですが、今後は台風や豪雨の季節となり、また部屋干しが増えそうです。
部屋干しした時の、あの生乾きのイヤ~なにおい、場合によっては、二度洗いしても取れません。最近では部屋干し専用の洗剤もたくさん売っていますが、そういうものを使っても、結構残っちゃいます。どうすればいいの!?
生乾きのイヤなにおいの原因って?
NHKのテレビ番組『チコちゃんに叱られる!』でも、やっていましたが、洗濯物のにおいの元となっているのは、「モラクセラ菌」。それも、菌そのものというよりも、菌が出すフンが原因となっているそうです。
これは絶対にどうにかしたい!ということで、対処法を調べてみました。
なんとこの菌のフン、紫外線にも強いようなんです。ガーン。高温には弱いので、乾燥機を使えばよいようですが、結構時間もかかりますし、電気代もかさみます。毎日は使えない人も多いのではないでしょうか。
「鍋で洗濯物を煮ればOK!」とも書いてありましたが、生乾き臭のする洗濯物を煮た鍋で、再度料理をするのは勇気がいりますよね。
が、調べてみると、熱湯をかけてつけ置きしていれば、同じような効果が得られるとのこと。
熱湯で煮なくていい?つけ置きで生乾きの臭いを撃退できる!?
さっそく試してみましたよ。
まず、どうしても生乾き臭がとれなかったTシャツを選びました。何度か洗っているのに、どうしても匂いがとれないんですよね~。ついでに、汗の匂いもとれるのかな?と、夫のTシャツも試してみることに。この季節、汗の匂いもかなり気になりますよね。
黒が生乾き臭のする私のTシャツ、オレンジが一度の洗濯では匂いがとりきれなかった夫のTシャツです。
【やり方】
お湯をガンガンにわかし、洗面器に入れた黒Tシャツの上から注ぎます。
※やけどに注意してください!
次にオレンジTシャツのほうも同様に熱湯づけに。
どちらもそのままお風呂場に置き、完全に冷め切るまで放置しておきます。
お湯が水の状態になるまで放置しました。
ここからは、普通に洗濯。いつも使っている洗剤を入れます。ちなみに、一応生乾き臭防止の洗剤を毎日使っていますが、梅雨時にはあまり効果がありませんでした。汗だくTシャツに対しての効果も同様。
【さて結果は…】
普通に洗って、普通に干したところ、なんと! どちらもふんわりといい匂い。
すっきりと雑菌臭が消えていました。これは効果アリ!※消臭用の柔軟剤なども入れていません。
これなら、お湯をわかすだけなので、日常的に取り組めそうですね。
ただ、ファストファッション店で購入した黒Tシャツは、熱湯をかけた時に少し黒い色がにじみ出ていました。乾かした時に気になるほど色落ちしていたわけではありませんが、素材によっては、お湯で色落ちしてしまうので、気を付けたほうがよいようです。
また、特殊なプリント加工などをしている場合も、避けてください。
雑菌は常に湿った状態である場合に繁殖しやすいとのこと。例えば台所用のタオル、ふきんなども要注意だそうです。
特に台所用のふきんは、ほかの洗濯物と一緒に洗わず、手洗いして漂白したほうがいいみたい。
面倒な時はついつい、タオルなどと一緒に洗濯機で回していましたが、雑菌が移ってしまうこともあるそう。これからは手洗いしようと反省しました。
まとめ
最近は梅雨でなくとも長雨が続くことが多く、生乾き臭には長年悩まされてきたので、熱湯で解決できることがわかって気が楽になりました。
また、汗のにおいも、何度か洗ってもうっすら残ることがあり、ずっと気になっていたのでスッキリ。
洗ったはずの洗濯物がにおうのは悲しいですよね。この方法で解決していきたいと思います!
文/吉田直子
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