こんにちは! 家事コツ研究員のYです。料理は好きだけれど、ズボラなY。整理整頓がなにより苦手なんです。ということで、台所や冷蔵庫の管理もグータラになりがち…。傷みやすい薬味などは、あっという間にシオれてしまいます。
夏になるとおそうめんに冷や汁にと大活躍の「大葉」も、傷みやすい薬味の筆頭ですよね。夏は特によく使うのですが、あまり大量に使うものでもないので、たいてい2、3枚は残したところでダメにしてしまいます。
しかし今年の夏こそ、大葉をしっかり使いきれる保存方法が知りたい!
そこで、色々と大葉の保存方法を調べて試してみました。同じお店で同じ日に3袋の大葉を購入し、比較してみましたよ!
大葉の保存方法、そのまま、瓶、ペーパーを試してみた
以下の3種類で保存してみました。
①買ってきたままの大葉。袋に入れっぱなし
②密封できるビンに入れて、根元を水に浸した状態
ビンは100均で購入したものです。水は少量入れて、根だけが浸るようにします。※葉の部分まで水が届いていると、葉が変色してしまうそうです。
③湿ったペーパータオルで包んで保存
この方法、半信半疑でしたがやってみました。ペーパータオルが乾かないように、さらに上からサランラップで包みます。
①~③はすべて冷蔵庫の同じスペース(段)に保管しました。②のビン入り大葉の水は毎日換えていました。これが、ちょっと面倒といえば面倒かも。
効果バツグンなのはどれ?あの方法がかなりいい感じだった!
1週間後…。
さて、どうなっているでしょうか?結果を見るまでもなく、袋に入れっぱなしの大葉はかなり怪しいオーラを放っておりますが…。
①買ってきたままの大葉
やはりダメでした。これは廃棄するしかありません。すべての葉がしおれて、変色していました。香りが飛ぶどころか、完全に傷んだ野菜の匂いです。
②ビン入り大葉
ビンを開けてみましょう。これはきれいですね!香りも問題ありません。鮮度も保たれているようです。
③ペーパータオル大葉
1週間なんのケアもしていません。はっきり言ってあまり期待していませんでしたが…。
なんということでしょう!包んでおいただけなのに、まったく傷んでいませんでした!これは意外!
そのうえ、心なしかビン入り大葉よりも新鮮な気がします。
というのも、ビン入りのほうは気を付けたつもりなんですが、やはり少し葉に水がついてしまったんですね。そこがやや劣化しているようだったのです。
水換えの必要もなく、ビンも不要。ペーパータオルで包む方法は、かなりおすすめだと思いました。冷蔵庫のスペースもとりませんし、今度からはこの方法で大葉の保存をすることになりそう。
結果として、ペーパータオルの大葉は丸10日間、ビン入りの大葉は丸2週間保存できました。ペーパータオルは途中で乾いてしまったので、もう一度水で濡らしてラップで包み直しましたが、1週間程度で食べ切るなら、毎日水替えのあるビンよりも、ペーパーの方法のほうがラクちんでおすすめかも!?
おまけ・大葉を保存食として活用!
大量に大葉が手に入ったら、保存食にする方法もあり!
大葉の水気をきれいに拭いて、しょうゆ、ごま油、スライスしたにんにく適量で漬けておくと、おいしい「しょうゆ漬け」として食べられます。
ご飯のお供や、パスタのトッピングとしても最適!
冷蔵庫で3週間ほどと、かなり保存できます。大葉を取り出すときに乾いたきれいな箸を使い、雑菌がつかないようにするのがコツ。
まとめ
買ってきた直後にちょっとひと手間かけるだけで、10日以上みずみずしい大葉が楽しめるなら、ぜひやってみたいですね。瓶での保存は実は以前からよいというのは知っていたのですが、梅雨どきに2週間もつとは思っていなかったので驚きでした。
しかし、濡らしたペーパーに包む方法が、簡単さや保存期間を考えるともっともおすすめかも!節約のためにも、食材は上手に保存して使い切りたいですね。
まとめ/吉田直子
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