近頃家庭でも一般的になりつつあるクラフトビール。
白ワインのようなフルーティーなものから、ガツンとした苦みが効いたものまで、バリエーションに富んで人気も急上昇!食事とのペアリングや、その香りを楽しみながらゆっくりまったり飲めるものなど、さまざまなビアスタイル(ビールの種類)が楽しめますね。
そんなクラフトビールのおいしさの秘密は、実はホップにあり!
醸造には多品種のホップがたっぷりと使われるのが特徴で、このホップこそが、味や色、そして香りの違いを生み出すもとなのです。
ところで、ホップの収穫シーズンは夏の真っ盛りのころ。
今はちょうど、収穫したばかりのホップで作ったビールが楽しめるいい季節なのです!
この秋、旬なフレッシュホップを使ったビールを味わってみませんか?
フレッシュホップって?
フレッシュホップとは、その名の通り「生のままのホップ」のこと。
一般的には、ビールには乾燥したホップを使いますが、乾燥や加工をしたホップとはまた異なる、とれたてのフレッシュな香りが特徴です。
毎年9月から12月にかけてのみ、夏に収穫されたばかりのフレッシュホップを使ったビールが出回る時期があり、ホップの香りを存分に楽しめる一杯を味わえます♪
ちなみに、この「フレッシュホップ」ですが、生のまま輸入すると傷んでしまうので、ホップは日本産!
ただ、この日本産ホップですが、農家の高齢化と担い手不足が進行し、年々生産量は減少傾向にあり、実は稀少なのです。フレッシュホップを使ったビールは、日本産ならではの贅沢な楽しみ方ですね。
また、海外品種にはない香りの国産品種のホップを楽しむにはもってこいのスタイルといえるでしょう。
「IBUKI」や「MURAKAMI SEVEN」など、ユニークな香りの国産品種は、世界からも注目される「ジャパニーズビール」の可能性を秘めています。
【▶日本産ホップについてもっと知りたい!】
フレッシュホップのビールを飲みに行こう!
さあ、今しか飲めない、みずみずしい日本産ホップをふんだんに使った特別なクラフトビールを飲みに行きましょう♪
日本全国でフレッシュホップのビールが飲めるお店はこちらにまとまっているので、チェックして!
【▶フレッシュポップのビールが飲める!全国のビアバー&飲食店はこちら】
もちろん、お店で味わうもよし、お取り寄せで楽しむもよしですが、醸造元へ出かけてみるのもいいですね。秋の気候は気持ちのいい小旅行にぴったり。お出かけついでブルワリーに寄ってみるのはいかがでしょうか。まだ瓶詰め販売がされておらず、現地でしか味わうことのできないビールもありますよ。
【▶フレッシュホップでビールを作る全国のブルワリーはこちら】
「フレッシュホップフェスト2019」で旬のビールを楽しもう♪
「フレッシュホップフェスト」は、今年収穫されたばかりのフレッシュな国産ホップで作ったクラフトビールを日本中あちこちで楽しむお祭りです。
9月から11月までの3か月間、ビールの作り手とビールのファンをつなぐイベントが開催されます♪
ビールの醸造元であるブルワリーの参加数も年々増加していて、開催5年目となる今年はなんと81のブルワリーが参加しています。ホップ生産者の参加数も過去最多数の28カ所となっているほか、参加飲食店も1,500店舗以上と昨年の約1.5倍になる見込みで、全国的な盛り上がりを見せています。
銀座BEER TO GOでは、10月12日(土)・13日(日)に、日本全国のブルワリーから30種類以上のフレッシュホップビールが大集結するビアフェスが開催されますよ!
【▶2日間で30種類以上のビールが楽しめる、ビアフェスティバル開催!】
収穫後すぐのフレッシュなホップで作られるビールは、まさに今が飲みどき!
フレッシュホップフェストの最新情報を随時チェックして、この秋しか飲めない特別なビールを味わいましょう♪
【▶全国のブルワリーの最新情報や、開栓情報をチェック!】
クラフトビールについてもっと知りたい方は!
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取材協力/キリンビール
文/暮らしニスタ編集部
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