こんにちは。いつもは「家事コツ」を研究しているメガネKです。
夏のキッチンは暑いだけでなく、火を使うと鍋から上がる蒸気でサウナ状態! できるだけ火を使わずに調理ができないかと模索の日々です。
今までは電子レンジをフル活用していたのですが、煮込み料理やじっくり火を通す系のメニューには向かず、少々マンネリぎみに…。何とかレパートリーが広がらないものかと思っていたところ、そういえば炊飯器で調理すれば火を使わずにすむのでは?と調べてみたら、これが画期的!
材料を入れたら、あとはほったらかしでできあがりを待つだけでOK。保温モードや早炊きモードを併用することで、本格煮込みからスイーツまで作れるよう。
ちょうど、大好きな料理家の牛尾理恵さんのレシピ本『ぜ~んぶ入れてスイッチ「ピ! 」炊飯器で魔法のレシピ100 』が発売されていましたので、さっそく試してみました。
炊飯器で鶏ハムを作ってみた
煮込み料理や角煮ができるのは知っていましたが、今回特に気になったメニューが「鶏ハム」。電子レンジや鍋で作ると火加減が難しいのか、いつも火を通しすぎてかたくなりがちでした。こちらは保温モードを使い、低温でじっくり火を通すレシピのようです。
まず使う材料はこちら。
鶏胸肉のほか材料はたったの3つだけ。家計の味方!安い胸肉で作れるのは助かります。
作っていきます。
①鶏肉の皮と筋を除いて、塩とはちみつをすり込み、あとはローリエの葉をのせて一晩おいてなじませます。味つけはこれだけでいいの?というくらい簡単でした。
②ラップでキャンディー状にしっかり包みます。レシピでは3重に包むよう指示がありました。かなり厳重だなと思いましたが、このあとの工程で水に入れるため中に浸水させないためみたいです。ここは手を抜かずキチンと包んだほうがよさそう。
③あとは炊飯釜に入れて水を注ぎ、浮き上がらないように重石かわりの皿をかぶせたら、保温モードでスイッチぽん。さらに予熱でしばらく待てば完成です!
出来上がり! しっとりとした口当たりの鶏ハムになりました。暑い今の時季は加熱を切っても水温が高いままなので、余熱時間は季節ごとに調整してもいかもしれません。
シンプルな味つけなので、アレンジも自在です。こちらはごまダレをかけてバンバンジー風サラダにしてみました。ハム自体は塩分をしっかりなじませてあるので、タレはやや甘めに。
結論。もっと色々作ってみたい!
ほかにも、おべんとう用に便利な「かぼちゃの煮物」などの常備菜レシピも豊富です。
もちろん炊飯器の本領発揮な炊き込みごはん系のレシピも大充実!
「炊き込みキチンでオムライス」などは、予約モードで朝炊き上がるようにしておけば、オムレツだけのせてどんぶりべんとうにも◎。具だくさんだからほかにおかずを作らなくても見栄え&食べごたえも十分です。
スイーツレシピの「なめらかミルクプリン」もおすすめ! 電子レンジでプリンを作ると加熱が強いのかいつも「す」が入ってしまい、口あたりがイマイチ。フライパンを使って地獄蒸しにすると、空だきが心配で火のそばから離れられませでした。炊飯器ならほったらかしでいいのでラクちんです。
まだまだ作ってみたいレシピがありますが、『ぜ~んぶ入れてスイッチ「ピ! 」炊飯器で魔法のレシピ100 』(主婦の友社)にはいろんなレシピが100品掲載されているので、この1冊があれば炊飯器調理マスターになれそうです。ズボラごはんのバイブルにぜひ。
取材・文/久賀友美
『ぜ~んぶ入れてスイッチ「ピ! 」炊飯器で魔法のレシピ100 』
牛尾理恵(著)
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