子どもへの接し方やしつけはその家庭によってさまざまですが、よそのしつけを見て「え…っ」と驚いてしまうことも、時にはありますよね。今回も主婦100人!アンケート隊に、そんなドン引きエピソードを聞いてみました。
そこまでする…?激し過ぎるしかり方
「『○○しろって言ってんだろ!』『テメェなにしてんだよ』と、ガラの悪い汚い言葉で叱り飛ばしているママがいた。見た目はほっこりナチュラル系だったのでビックリした」(匿名希望・33才)
「就学前健診のとき、子どもが水たまりで遊んでいたら、みんながいる前でいきなり、全力でビンタしたママがいて怖かった」(なおママ・42才)
「ママ友親子とファミレスで食事していたら、相手の子がテーブルにジュースをこぼしてしまい、数秒後に突然泣き出した。見ると、お母さんが無言でテーブルの下で子どもの脚をつねっていて、ゾッとしました」(suyamayma・33才)
「妹のじゃがりこを一本食べただけで、大勢の前で息子さんをかなりのオラオラ口調で怒鳴り散らしていた。そこまで怒らなくても~!」(はつたろう・43才)
育児はストレスがたまるものだし、「ちゃんとしつけなきゃ!」と責任感が強く出てしまったケースも否めませんが、そういう場面に遭遇するとこっちがハラハラ・ショックを受けてしまうこと、ありますよね。
将来が心配…甘やかしすぎるママ達
「パン屋さんで、小さい子どもがトングを舐めまくっていた。取りあげも止めもせず、支払い時も申し訳なさそうでもなかったママ友にはびっくりした」(chicou・45才)
「かなり奔放な6年生の息子に、友だちと遊ぶお金を届けたママ友。『オメー、金いくら持って来たんだよ』と言われて『も~、いくらあれば足りるの?』と気にも留めず! 私だったらお金はあげずゲンコツだわ…と引いた」(らむね・44才)
「ちょっと転んだだけで、過剰に『あらあら大丈夫~?痛かったでしょ~?よ~しよし~』と心配する。過保護だな…」(ユッキー・31才)
「子どもがなにか乱暴したとき、子どもには絶対謝らせずに親が謝ってくる。アンタに謝られても、意味ないわ!」(匿名・40才)
子どもの叱り方や加減って難しいものですが、あんまり優しく甘やかしすぎても「過保護ママ」になってしまいます。スポイルされてしまうのも、子どもにとっては不幸なものですよね。
けっこうクセモノ、「褒めて育てる」人々
「“褒めて育てる”にこだわっているママ友は、どんなに子どもがわが家で奇声をあげようが暴れようが、何も言わない」(タキュ・41才)
「砂場で遊んでいたとき、おもちゃの取り合いになった。すると相手のママに『うちの子は褒めて育てる主義なので、何をやっても注意しないでね!』と強制されたこと」(欲ばり母さん・46才)
「ホームランチ会で、ある人が朝摘みのおいしそうなイチゴを持ってきてくれた。そのイチゴを、“叱らない育児”主義のママ友の娘がうばいとり、おもちゃの包丁でグチャグチャにカットし皆に配った。ママ友は『上手にカットできたわね』『おねえちゃんになったわね~』と褒めるばかり…誰も手を付けませんでした(涙)」(たっきー0919・43才)
「普段アツく子育て論を語っているママ友。怒らない育児を目指してるって、あんたの息子、木の上から人に石投げてるよ…。その子の今後が心配です』(ハナ・39才)
最近話題の“褒めて育てる”、“叱らない育児”に迷惑しているママ、結構います。叱らなくても注意はしてほしい〜。相手のことをもうちょっと考えてほしいですよね。
無責任!他人まかせのママ達
「子どもの習い事のお迎え時間前に帰ってしまうママ友。一度や二度ではなく、放置っぷりがすごい。家が近いママは見過ごせず、結局送る羽目になる」(すず・40才)
「お店で走ったりいたずらしたり、やりたい放題の子ども達。1人のママがわが子に『いい加減にしろ!』と怒鳴ったら、それを見たもう1人が『ね、あんたもやめないと○○君のママに怒られるよ~』と。怒るのすら人任せ過ぎて引いた」(匿名・33才)
「幼稚園の降園時、子どもそっちのけで話し込んでいた母親。自分の子が他の子に意地悪したり危ないことをしていたので、他のお母さんが注意したら、『○○ちゃん(男の子)っ、ダメじゃないの~あのおばさんに怒られるわよっ』と猫なで声で言った。まわりのお母さんドン引き!」(ナナハチ・44才)
「公園で遊んでいたママ友の子が、おやつが欲しいとグズっていた。ママ友はイライラし低い声で『あげないってば!』と何度もたしなめては、抱っこをせまる子を突き放し続けた。見かねて私が抱っこしたり遊んで気持ちを落ち着かせた。すると『遊んでもらってよかったね~』と声が変わり、機嫌がよくなっていて、呆れました」(みーさん・39才)
がんばりすぎてストレスがたまって、突き放したりすることもあるでしょうが、放置や、叱るのを人任せにするのはいかがなものか!一緒にいるこちらが迷惑だし、もうママ友づきあいをやめたくなりますよね。
子どもが不憫!自分勝手なふるまい
「子どもが体調悪く、しんどいと言っているのに、自分が出かける用事があるから幼稚園に行けと無理強いしている姿にビックリした」(匿名希望・49才)
「3才の子どもを0才の頃からキッズモデルの事務所に入れ、オーディション前は演技指導などをしていたママ友。うまくできないと、後日みんなの前で『本当に下手くそで嫌になる』と大声で笑い話にする。子どもは顔を真っ赤にしてかわいそうだった」(匿名希望・32才)
「ピアノ発表会で、前の席のお母さんが自分の子の演奏を見ている時、下の子がぐずって泣き出した。お母さんはその子の口に手を思いっきり押し付け、苦しがってさらに泣く子そっちのけで、ただただ演奏をガン見。見ていていたたまれない気持ちになった」(Reeeee・33才)
自分の都合で子どもに無理させたり、押し付けたりしているのは見ていて不憫なもの。かといってよそから指摘するのも気が引ける…。関わり方のさじ加減、難しいですよね。
ほどほどにね…自己顕示欲こじらせママ
「自分の娘達の成長や節目を、なぜか元彼たちに逐一LINEなどで報告しているママ友がいる。受験に受かった、とか、入学式はあなたの誕生日だった、とか、自分入りの写真つきで!きっと元彼たちも迷惑だろうし、私も正直気持ち悪いと思っている。」(ATK・39才)
「長女の同級生ママ。仕事が忙しいようで、子どもが全然宿題をやらない・忘れ物が多いのを気にしない。なのに役員を率先してやり、親を仕切りたがる。自分の子どもをまともに見てあげるほうが先だろうに…」(あきまな・34才)
「Instagramでわが子の写真専用アカウントを持っているママ友。防犯的に疑問はあるけど、まあかわいいし、本人の自由だからいいかと思っていた。でも、幼稚園をずる休みしてディズニーに行っていることも、内緒で芸能事務所に所属してることも、皆にばれてますよ!投稿をガマンできないんだな…と思った」(RYO・38才)
子どもありきの母親なのに、自分が主役になっちゃっている所業ですね。子どもやまわりからしたら「それはないでしょ」という感じ!
見ていられない…これって“毒親”?
「姉妹のママで、妹の方が姉より器用で要領がいい。そのママは姉がミスしたら、いつも妹と一緒に、面と向かって姉に悪口を言っていた。これがいわゆる“毒親”かと思った。姉の方はきっと傷ついているはず」(elly・45才)
「オーガニック的なものに強いこだわりがあるらしく、市販のおやつは絶対あげないママ友。おやつはふかしイモか、手作りボーロ。小学生男子なのに、他の子がスナックを食べているのを見ているだけ。しかも予防注射もしないから、冬は一緒に遊ばせるのが怖い」(匿名・40才)
「ベビーカーで寝てしまったからと、玄関の外に子どもを置いたまま家に入ったママ友。目を覚ました子どもが外で泣いてるのに気づかず、通りかかった人がチャイムを鳴らして気づいた。起こしたくなったんだろうけど、誘拐とか心配じゃないんだろうか…。虐待?と疑ってしまう」(へちまエンジン・34才)
このあたりになってくると、うっすら通報もよぎるレベル。お子さんの健やかな成長を願うばかりです。できれば周囲で見守ってあげて!
番外編・パパたちの不器用な叱り方にドン引き!
「ママ友の旦那さんが、泣き止まない子どもを叩きながら、大声で泣き止むよう叱っていた。ずっと泣き止まず、パパもどうしようもなかったんだろうが、見ていて心が痛んだし、そりゃ泣き止まないよとツッコみたくなった」(atsuko・48才)
「小1の娘が恥ずかしがって、結婚式の盛り上げ役をできなかった時、パパが『嘘つき!歩いて帰れ!』と大声で怒鳴り散らした。子どもは“大人数で恥ずかしい”“高所恐怖症もあってできなかった”のに。理由をちゃんと聞けー!と、帰宅後パパを叱り飛ばした」(キミドリ・41才)
ママよりも子どもの心に距離がありがちなパパ。でも子どもを傷つけるようなことは絶対にやめてほしいもの!理想をいえば、家族と社会、みんなで子育て、していきたいですね。
文/小林みほ
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