「おせちを一から作ってみたい」
おせち料理といえば、一品一品におめでたい意味が込められたお正月料理。自分の手で作れたら……なんて憧れを抱きつつも、結局、買ったもの&実家からのもらいものですませている編集部Kです。
年末が近づくと毎年、悶々とするのですが、とうとう出合ってしまった“一冊”がありました。
おせち料理15品を「1日」で作ってしまうという!
「1日でつくれるおせち」(主婦の友社刊)。
なんといっても、タイトルがいいでしょ。
「1日」で、しかも年末のラストデーに、三段お重に収まるおせち料理「15品」をすべて一気につくってしまおうという暴挙、いや、ミラクル!
最初は、「そんな、1日で全部作るってできるわけ…」とノリツッコミしつつ、ペラペラとめくって読み進めるうちに、「これら私でもできる!」と確信を持ったのでした。
時短レシピ&タイムスケジュール付き
その秘密は、時短レシピと段取りサポートにあります。
手のかかる工程はなるべく省き、特別な道具を使わなくても作れるレシピぞろい。いつものつくりおき料理と同じ感覚で作れるとあって、おせち初心者にとってもハードルが下がります。
さらに、本の巻頭には「1日でつくる」ためのおせち料理タイムスケジュールがついていて、それに従って下ごしらえや調理をしていけば、夕方には15品の料理が完成するようになっています。
お重への盛り付け手順もていねいに紹介されているので、最後まで抜かりなく導いてくれるのです。
だて巻き、作ってみました
大晦日の本番を迎える前にちょっと予行演習。大好きな「だて巻き」を作ってみることに。
だて巻きといえば、卵に白身魚のすり身を加えて……と正攻法で作ろうとすると、とたんに士気が下がりますが、そこは時短レシピ。すり身の代わりに「はんぺん」を使います。はんぺんなら、すでに火が通っているし、味がしっかりついているので味付けの失敗なし。
じゃじゃん。
いかがですか。初だて巻き。
はんぺん、卵、だし、砂糖などの材料をフードプロセッサーに入れてよーく撹拌したら、バッドに流し入れ、オーブントースターで焼くだけ。本来は熱いうちに鬼すだれで巻いてあの波々にしますが、なければ、巻きすでOKです。私も100円ショップで購入した巻きすで作りました。
味見してみると、ふんわりとした食感で味の塩梅もちょうどいい。こんなに簡単に作れるとは、自分でも驚いてます。
手作りおせちでお正月を迎えてみませんか
とうとう、わが家に手作りのおせちで迎えるお正月がやってくるとは!
まだ完成していないけどすでに感無量です(涙)。
いきなり15品全部は難しくても、だて巻きだけ、黒豆だけ、と作ってみたいものからトライするものいいですね。
みなさんもぜひ、おせち料理を作ってみませんか。
文/暮らしニスタ編集部
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます