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「ガールスカウト」で“わが子の未来”を見つけよう

更新日：2018.01.17

子どもには、お友だちと外でのびのびと、元気に遊んで欲しい！と思っていても、なかなか難しい現代。特に女の子にはつい過保護や過干渉にしてしまったり、子どもながらに人間関係に頭を悩まされたりと、親の心配はつきません。
でもどんな場面でも、道を切り開いていくのは子ども自身。親にできるのは、何事にも対応できる「生きる力」を養ってあげることです。

そのきっかけ作りに「ガールスカウト」はいかが？入学前の女の子にこそ体験させたい活動が、いっぱい詰まっているんです。

子どもの可能性が広がる「ガールスカウト」の魅力

「ガールスカウト」はイギリスが発祥の地。少女たちの素質と才能を引き出すプログラムを通して少女や女性が力をつけていくことが世界中に共感を呼び、広まっていきました。

活動地域は世界150の国と地域にわたり、実は5歳から100歳を超える幅広い年齢層の女性たちが参加しています。
女性だけで活動するため「女の子はこうあるべき！」といったしばりのない自由な気風が大きな魅力。どの地域に所属するかも自由なので、住む場所や年齢も違う仲間たちと出会い、キャンプやクッキング、ボランティアなどさまざまな活動にチャレンジしながら、新しい知識やたくさんの“好き”を発見していけます。

生きる力が育つ。仲間と協力して楽しみながら行うプログラム

「うちの娘は人見知りだけど大丈夫かしら」なんて心配も無用。
「ガールスカウト」のプログラムには、仲間たちと協力しながら考え、行動する仕掛けが綿密に組み込まれています。例えば、ゲームを通して自己紹介をしたり、体を動かすゲームを活動の最初におこなったりと打ち解けられるようにしています。
実際の活動を覗いてみると、募金活動では事前にその募金の内容について学び、呼びかけるメッセージを考えます。キャンプ一つとっても、荷物を運ぶ、テントを立てる、食事を作るといった行動を通して、他者との調整力や交渉力、自己管理能力、その他もろもろのいわゆる“生きる力”を楽しみながら身につけられるんです。

また、幅広い年齢層の女性たちと触れ合うなかで、憧れとなる中高生のお姉さんに出会って目標としたり、悩み事を相談したりするといった経験もでき、精神的な成長を力強く支えます。
ママにとっても信頼できる女性指導者に娘を預けられるのは、安心できることでしょう。

わが子の成長にビックリ！ママの世界も広がる第三のコミュニティ

実際に娘を参加させているママたちからは、「娘は引っ込み思案だと思っていたのに、いつの間にか自分の意見をみんなの前ではっきり言えるようになって驚いた」「計画を立てて物事をすすめる姿にビックリ」など、わが子の成長に感動する声が次々と寄せられているそう。
そんなママたちからも、幼稚園や小学校とは違う世界のママ友ができることで、「世代や立場の違う先輩ママの相談相手ができてうれしい」「おしゃべりがいいガス抜きに」といった感想が聞かれます。

親子で新しい発見を得て、楽しみながら可能性を広げられる「ガールスカウト」。
「どんな活動か見てみたい」という場合は、家族で気軽に参加できるイベントが全国各地で週末ごと、開催されているので足を運んでみてはいかがでしょう。

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取材・文／和田玲子
提供：公益社団法人ガールスカウト日本連盟